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ep.3 終戦から77年


この番組は隔週水曜日22:00に更新できるように頑張ってます。

今日は8/10ということで、終戦の日が近づいていますよね。

今回はですね
終戦から77年の今
私が思う、戦争についてお話していく回です。

戦争について話すと言っても話すべきテーマは色々あるんじゃないかと思うんですけれども

沖縄戦だったり、学徒隊、女子学徒隊、特攻、空襲、原子爆弾、戦争犯罪、戦争孤児、戦後強制抑留者。

その他にも沢山あると思います。

今回はそんなに多く、細かく取り上げることはできないんですけれども

このテーマを扱う上で
戦争を知らない自分が一体何をどんな風に話せるのすごく悩みましたね。

さっきあげたさまざまなテーマを1つとっても
本当に色々な意見だったり色々な人の体験談、事実があったりすると思うんですよね。

戦争を知らない私が、私なりに調べて感じたことをありのままにお伝えできたらなと思います。

私は昔から戦争について関心を持っていました。

特にこれといってきっかけって言うのは無かったと思うんですけれども

小学生のとき、「はだしのゲン」の実写映画を見たことがあって
その当時は夏で、だから放送してたと思うんですけど

家族みんなで寝ていたときに
空から爆弾が降ってきたらどうしようって思って怖くて眠れなくなってしまったことがあるんですよね。

そのくらいその映像だったり、
「はだしのゲン」でいう有名な描写がありますけど

皮膚が垂れ下がって、布みたいなのがくっついていると思ったらそれは溶けた皮膚だった、っていう
その描写が私の中で本当に想像できないものだったのですごく恐ろしくて。

そこで原子爆弾だったり、戦争っていうもの、本当に怖いものなんだなって感じたのを覚えています。

実写映画なんでそれだけで戦争の何かを知れた訳では勿論ないんですけれども
恐ろしかったですね、とにかく。

他にも沢山の戦争に関する作品がある中で私もいくつか見たことがあったりとか
皆さんも小学校や中学高校でも教材で勉強したんじゃないかなと思います。

今回このテーマを話すにあたって
戦争にまつわる資料館に行ったりとか
戦争体験者のインタビュー映像やドキュメンタリーとか、資料映像っていうものを改めて観てきました。

さっきも言った通り、作品や映像に関しても
様々な意見や見方があると思うんですけれども

戦争を知らない私が「これが悪だ!」とか決めつけることは難しいかなとは思うんですけれども
確実に言えることは戦争は本当に残酷なものだということですね。

その残酷なトラウマ、記憶が心や体に刻まれている世代の方々はもう今何歳になられているんだろう...という感じですよね。

なかなか戦争体験者が少なくなってきている現実があると思います。

私の祖母でも当時まだ10歳に満たないくらいとかだったと思います。

私は今まで体験してないからこそ
ショッキングな資料映像も避けずに見るようにしてきました。

苦手なものが人それぞれあるのはとても理解できるのですけれども
でも知っておかなくてはならないこともあるなって思ったりもします。

やっぱりショッキングな映像だったりするのは怖いし嫌だなって感じますよね。
でもそう感じることこそが重要なんじゃないかなと思います。

先日、資料館に行った際のお話なんですけれども
資料館ってジオラマが展示されたりしてるんですね。

小さいものだったり等身大のものだったり様々なんですけれども
私がとても印象に残っているものが
負傷兵が洞窟のなかで手当を受けていたり衰弱して横たわってるのを再現した等身大のジオラマで

当時、医療や手当と言っても消毒液や薬、綺麗な水や布、医療器具もどこまで揃っていたのかなって考えると
なかなか満足に手に入らなかったっていうのが現実だったんじゃないかと思います。

その中で麻酔なしの手術をしたり
病院に行けても医師不足で医療が受けられなかったり
そういうエピソードを音声案内だっったり展示の中にありました。

この日、平日の昼間でフロアには私一人しかいなくて
等身大のジオラマも見たんですけど、先に進むにはそこを通らなくてはならなくて
暗くてとても恐ろしかったです。

本当に一部始終を見ているというか
その当時のその場所に入り込んでしまったような感覚になって
とても恐ろしかったし胸が痛かったですね。

負傷兵たちも痛みとか恐怖に怯えていたのかな思うと
苦しかったです。その場所にいるのが。

でも戦時中は痛いとか怖いとか帰りたいとか言えない状況で
有無を言わさず、言えずに犠牲になったあらゆる国々の民間人だったり兵士が大勢いたと思います。

その沢山の犠牲の上に今の私たちが生活しているこの日常が成り立っていることを忘れたくないなと思いました。

大人になって戦争をしたい人達に向けて思うことがあって
命を誰かに奪わせないでほしいし奪わないでほしい
傷つけさせたりとか傷つけないでほしいなって思います。

国民にも命を投げ打ってまで戦争に参加させることはこの先の未来、どんなことあっても私は反対していきたいなって思ってます。

戦争は憎しみと悲しみしか生まないっていうことは
多くの人がわかってるはずだけど

それでも今も戦争は起こっていますよね。

日本の外ではあるとは思いますが
ニュースで皆さんも見かけるんじゃないかと思います。

それも段々と時間が経つにつれてニュースでやる時間が少なくなってきて
皆んなの意識からも薄れていってしまっているように感じます。

この世に正しい戦争なんてひとつもないと思っているんですけど

世界には本当に色々な生まれだったり立場、思想の人達がいると思います。
だから
人間が生きている限り、意見のすれ違いだったり争いは絶えないのかもしれないけど
それを武力で解決しようとすることは間違っているし
そうならないために何ができるか、それぞれの国が自分たちとの闘いをするべきだと思います。

日本だけじゃなくて世界中の課題だと思います。

ということで今回、おすすめしたいアニメーションをご紹介します。
「戦争のつくりかた」というアニメーションです 。

元々はこちらの作品は絵本なんですね。

"2004年、日本が戦争へと近づいていくのではと気付いた人たちによって制作されたものです。"

"これは日本の映像やアニメーションの作家たちが集まり、新たに戦争の悲しみと不条理を繰り返してはならないと考え、この絵本をアニメーション短編映画にしたものです。"

こちら作品を文字起こしに載せておきますので
noteをチェックしてみてください。

日本語


English


私にとって家族も友だちも仕事をしているチームの皆もいつも応援してくれる皆も大事です。

そんな大事な皆の周りの人たちも大事です。

日本だけじゃなくて今まで関わってきた様々な国の皆、様々な国をルーツに持つ皆、その家族も友達も全員等しく大事で尊い命だと思う。

だから争いたくないし苦しんでほしくないし
戦争なんて絶対に起こるべきじゃないなと思います。

聞ける機会があるならば体験談を聞いて戦争のリアルや恐ろしさを知ること、
絶対に繰り返さないという強い意識を一人一人が持つことが大事なんじゃないかなと思います。

戦争は絶対にnoと、満場一致で言い続けられる
そういう世の中になってほしいです。

今年も、8/6、8/9原爆の日に続いて
8/15終戦の日がありますけども
犠牲になられた方々に手を合わせたいと思います。

心から平和を祈っています。

今回はここまでです。
以上、Wednesday YOCOの部屋でした。
また隔週。

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