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自分がVRで踊るようになった話

こんばんは。読むひとによっては、こんにちは、かもしれませんね。これからお話をする、clusterに入るのはだいたい夜なので、自分はこの挨拶を使うのがなじんでいる感じです。

さて、自分(yocchan5)は、代表的なメタバースプラットフォームのひとつであるclusterで「ボカロで踊ろう」というイベントを開催しています。どういうものかというと、3Dのキャラクターモデルであるアバターの姿になって、音楽に合わせて自由に動いて踊ろうというものです。

自分のイベントに参加する方法は、いろいろありますが、大きくは二通りあります。ひとつは、VRゴーグルを頭に被って立体映像を見て、頭や腕の動きをアバターに取り込んで、実際にその空間にいるかのような没入感で参加する方法です。もうひとつは、パソコンやスマホの画面を見ながら、アバターを操作して飛び跳ねたり、エモート機能を使って拍手をしたりなど、手持ちの一般的なデバイスを使用して手軽に参加する方法です。どちらの方法で参加しても、みんなで楽しめるイベントになるようにしています。

特に、VRゴーグルを使用してアバターの姿で踊ることは、VRダンスと呼ばれています。これは実際に体験してみないと、言葉で説明するのは難しいところがあるのですが、アバターが自分の体になったかのような感覚を味わうことができます。VRゴーグルを被ることでアバターの視点で仮想空間に入り込むことができますが、体を動かすことによって、アバターとの一体感がより出てくるのだと思います。

ところで、自分はVRで踊り始めるまでは、リアルの方ではダンスをほぼ全くやったことはありませんでした。VRダンスに出会うきっかけとなったのは、VRゴーグルを買って、その時に流行していたメタバースの世界を覗いてみたことです。メタバースプラットフォームのclusterでは、イベントというシステム的な仕組みが提供されていて、誰でも自由に、音楽ライブといった仮想世界の催し物に参加することができます。なかでも、DJイベントでは、ステージやフロアでVRで踊っているひとたちを見ることができます。はじめて、そのような光景を見たときには、活き活きと動いているアバターの姿に、かなり驚きました。

自分がそういったイベントに参加しだしたとき、VRゴーグルを被っていたので、踊ろうと思えば踊ることができたのですが、気恥ずかしくてなかなか動くことができませんでした。そんなとき、ふとしたきっかけで、サイリウムを手にとって振り回したことで、なんとなく踊り始めるようになりました。そして、clusterで毎週参加しているお気に入りのDJイベントで踊る楽しみを覚えて、我流ながらもVRダンスの魅力にどっぷりハマっていきました。さらに、踊る場所を求めて、別のプラットフォームであるVRChatのイベントにも参加するようにもなりました。

このようなタイミングで、全身の動きをアバターに反映させるフルトラッキング(フルトラ)のためのデバイスであるUni-motionの抽選販売に当選したことや、VRChatで入門者向けのダンスレッスンが開かれるようになったことは、自分の人生にとって、とても幸運な出来事でした。フルトラでアバターの足を自由に動かすことができるようになり、ダンスレッスンにも参加して、より本格的にダンスのステップを練習するようになったのです。

そして、VRで踊る日々を続けているうちに、好きな音楽で、定期的にダンスの練習をできるようなイベントを、自分で開催できたらいいなと思うようになりました。



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