六枚のとんかつ

こちらの記事は、アドベントカレンダー「謎クラの好きな小説 Advent Calendar 2022」(https://adventar.org/calendars/7923)の一環です。

蘇部健一『六枚のとんかつ』を読みました。好きだったし面白かったですが、小説をオススメしたことがないのでその方法が分かりません。そこで、読書中にネタバレなしのメモを取ったのでそれを公開することにします(雰囲気ネタバレはあります)。

※『六枚のとんかつ』を読むにあたっての注意事項
・若干の性的描写あり。苦手な人は苦手かも。
・他作品のネタバレ、映画・小説の多数の引用による雰囲気ネタバレ含みます。
ので、ご注意を！

□
いや、そうはならんやろ。おもしれ～。愉快痛快奇天烈小説か。読んだ人全員が鼻で笑うトリックだ。途中までは真面目な推理小説風なのに、ラストに膝カックンされた気分。変なミスリードやめてくれ笑。interestingの面白いではなくfunnyのほう。これは最悪。みんなが最悪っていう理由がわかった。でも面白い。アホすぎ、最高。こんなゲラゲラ読んだ推理小説初めてかも。こういうのが好き。米津のLemonかよ。頭おかしい。変な伏線回収やめろ。急にオシャレな感じ出すな。今回のトリックわかったかも。これ騙されるほうが面白いな。ほら当たってた。鈍感が1番楽しめそう。この作者、映画と推理小説をすごい見てるんやろうなあ。セリフとか引用めっちゃ多い。楽しい。普通にわからんわ。ちゃんとしたトリックを挟むなよ。はーーーー。ヤバすぎ。推理小説あるあるを入れるな、笑っちゃうから。読者を煽るな。は？？？？？その注意書きヤバ。それ知らずに読んでた人を困らすやつやめてくれ。ここにも最悪と言われる所以はありそう。自分は好き、最高。すごいなあ。オムニバス形式の短編やから読みやすい上に、ちゃんと面白いのずるいなあ。あーいちいち面白い。これドラマ化してくれんかなあ。絶対観るわ～。主人公の小野と古藤のペア、小野と早乙女のペアの掛け合いが最高。ずっと見てられる。ラストも良いオチがついてお見事っていう感じ。ずっと好き。
□

おわり