学生最後の1ヶ月・放浪記【2024/3/10】

4日目

7時起床

同じ快活でもフラットで寝た昨日より、チェアで寝た今日の方がよく寝れた

次からはチェア席にしよう

支度をして8時に出る

金沢駅名物の鼓門とおもてなしドームともこれでお別れだ
2泊しただけでずいぶん長くいた気分になる
きっと昨日いろんなところを回って濃い1日だったからであろう

「手造りおむすび処　むすび金沢駅店」で朝ごはんのおにぎりを買う
具は明太子と金沢カレーにした

青春18きっぷ3つ目のスタンプを切って、今日の旅の始まりだ

今日は丸一日かけて移動する

最初の電車は福井行き
うとうとしていたらあっという間に到着していた

乗り換えでホーム移動する際にまだ開業直前の新幹線の乗り換え口を見つけて、貴重なものを見れた

きっと地元の人たちはみな3/16の開業を前にウキウキしているだろう
その区間の敦賀が次の目的地だ
敦賀ではもっと新幹線開業ムードがすごく、残り6日‼️という電光掲示板まで出していた

その敦賀で新幹線開業に伴い、ハピラインふくいも同時に開業する広告を目にした
最初はぼーっと見ていたのだがよくよく考えれば第三セクターになるから青春18きっぷ使えないじゃん！！笑笑
昨日は1週間遅くきてれば臨時休業免れたのに、、、とか言ってたのに1週間遅かったらまじで第三セクターに苦しむところだった危ない笑笑

さぁそして敦賀からは青春18きっぱー大好きの新快速だ
姫路行きという表記を見て、これに乗ってれば安心だと心が軽くなる

にしても敦賀から姫路まで約200キロ以上を一本でいけちゃうのすごすぎる、しかも新快速で

そのまま乗っていると琵琶湖が見えてくる
いよいよ北陸を抜けて関西だ
琵琶湖の水平線の奥に山があるという景色はいつ見ても不思議で、見ていて飽きない
滋賀でも雪が残っているところがあって、ここでも降るんだとびっくりした

途中車両を連結しながらあっという間に滋賀を抜け、京都、大阪へ
やっぱり速すぎる
速すぎてちょっと酔ってた笑

そんな中下車したのは新大阪
ちょうどお昼時でどうしても食べたいものがある

「たこ焼き道楽　わなか」の塩たこ焼きだ

毎回大阪に行くたびに食べているのだが何度食べても空きない美味しさがある

新大阪で下車するのは駅ナカにあってすぐに電車に乗れるからだ

ということで電車を降りて、改札を出る
だが、新大阪があまりにも広く途中で迷子に
30分しか空き時間がないため早く食べたいのだがたどり着くまでに10分くらいかかってしまった

すぐにたこ焼き12個、塩で注文
店内が満席だったので渋々テイクアウトにしたが、テイクアウトしようとした瞬間席が空いたため、テイクアウトの容器のまま店内で食べることに

いざ実食

塩っけと鰹の香り
噛めばジュワッと中身出てくる

生姜と出汁の香りを塩が引き立てている
これだよこれ、これを食べにわざわざ電車降りたんだよと納得の味だ

どんどん食べたいがいかんせんめちゃくちゃ熱い

そんな葛藤をしていると、もう電車まで残り10分を切っている
急いでかき込んで食べて店を後にする
おかげで口の中めちゃくちゃ火傷してしまったがしょうがない笑
本来かかる乗り換え時間をこの昼ご飯で有効活用しているため、新大阪で降りずに姫路まで行っても変わらない電車なのだ
絶対に逃せない

帰りは迷うことなくスムーズにホームに戻れて電車にも間に合った

姫路まで向かう
12月に三ノ宮と神戸に来たばかりなので途中懐かしい気持ちになっていた

姫路からは1分乗り換えの播州赤穂行き
相生で岡山行きに乗り換えだ
どちらも混んでいて座ることができなかった

文字に書いてるとなんとなさそうに見えるのだが、金沢を出て7時間ほぼ電車に乗りっぱなしだ
なかなか体に来るが、むかしやってた時よりも体がだいぶ慣れている

ライブ遠征で長距離バスだったり青春18きっぷをたくさん使った成果をここで実感するとは思わなかった笑

岡山に着く
いよいよ最後の乗り換えだ

乗り込むのはマリンライナー高松行き
本日の目的地だ

この旅は行き先をその日の気分で変えるため、事前に決めないというルールだった
だがどうしても高松にだけは行くと決めていた
小2、小6、中3と高松に来てたくさんうどんを食べてもう高松が大好きなのだ
中3以来実に7年ぶりの高松
中学の卒業旅行で来たところにまさか大学の卒業旅行でくるとは笑

こちらも電車が混み合っていて座れなかった
瀬戸大橋を渡るところもカメラに収められず、満足に見ることができなかった
少し悔いが残ったが無事に到着
約9時間の青春18きっぷ移動
自分史上最長だったが、体も限界旅に慣れてきているせいか意外と余裕だった

高松駅のガラスにニコちゃんみたいなプリントがされていてかわいい

駅前の商業施設のフードゾーンに父と7年前に行った海鮮居酒屋があって、それを今回行こうとそこを探したのだが多分なくなってしまっていた
少し悲しげな気分になりながらホテルに向かった

向かう途中「さぬきうどん」というでっかい文字と黄色い光が目を引く

高松駅のすぐそばにある「めりけんや」だ
晩御飯はうどんの予定じゃなかったが、せっかく香川に来たからにはうどんが食べたいに決まってる

悩んだ挙句入店

肉うどんと釜玉うどんが有名らしいがそれも悩みに悩んだ挙句釜玉うどんに

いざ、香川のうどんとご対面

だし醤油を垂らしてかき混ぜて啜り上げる

小麦の風味がなだれ込んでくる
そしてなによりコシがしっかりある

これが本場のうどんか、、関東のとは全然違うじゃないか、、、

だし醤油、卵、そして小麦粉が三位一体となってとてつもなく美味しい

あっという間に完食
小腹を満たしてホテルへと向かった

今回のホテルは「ゴールデンタイム 高松」
サウナと温泉付きのカプセルホテルだ

どうやらサウナが有名らしく著名人のサインがたくさんあった

荷物を置いて、晩御飯へ向かう

香川といえばうどんはもちろんなのだが個人的には骨付鳥も外せない
香川のうどん屋は基本夜やっていないので、その時に食べるのが骨付鳥だ

ホテル近くの「丸亀鳥」へ
どうやらおにぎりと一緒に食べるのがツウらしく、若鶏とおにぎり、生を注文

生がすぐに来たので香川まで来れたことに乾杯
うまい、、、9時間移動した後のビールはうますぎる、、、

少し時間をおいて若鶏とおにぎりが一緒に来た
これだよ、、、、、

岡山通過したあたりから晩御飯はこれにしようと決めていてもう完全にその口
かぶりつく

やべえ、、、、、、、うますぎて飛びそうだ、、、、
若鶏のジューシーさにガーリックとペッパーの風味が追い打ちをかけてくる
男子でこれ嫌いな奴はいない

これはもうビールしかないっしょ
流し込む

天国はここ、香川にあった、、、
もうどこにも行きたくない、、、
骨付鳥とビールだけ食べていたい、、、、

これが合法の世の中で助かった

それではツウの食べ方、おにぎりを骨付鳥の下に溜まっている鶏油につけて食べてみる

うますぎる、、、、、、、
そんな楽しみ方あるなら早く言ってくれよ、、、今まで損してたじゃん、、、、、

骨付鳥かぶりつく→鶏油ひたひたおにぎり→ビールが最高すぎてどれもあっという間に食べ終わってしまった

香川着いて2時間余り
釜玉うどんと骨付鳥だけで大優勝してしまった、、、

最高の気分でホテルに戻り温泉に入った
また明日朝早いので眠りに着こうと思う

使った金額

おにぎり　　　400円
たこ焼き　　　850円
釜玉うどん　　380円
いちごミルク　170円
洗剤　　　　　207円
宿　　　　　　3300円
居酒屋　　　　2450円

合計　7757円

残り金額　92597円