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新興宗教は、お金儲けが目的なのか?

どうもこんばんは。
いつもお疲れ様です。

いきなり失礼な話ですが、新興宗教は信者を増やしお金を稼いでいるイメージがあります。

良い意味で、天理教は立派な一大宗教都市を築いていますし(先日、天理市に行きました)、そのほかの新興宗教も大きな神殿を建てたり、美術館を建てたり、お金をたくさん稼いでいるのだろうなと感じます。

また、家族や知人を信者に引き込むと、その宗教団体における地位が向上したり、自分自身が救われるという仕組みとなっており、新興宗教には「拡大志向」が感じ取れます。

これが「ねずみ講」のようで、少し気味が悪いのが本音です。

しかし、山蔭神道80世の表さんの著書「初代スサノオ」を読んで、「なぜ新興宗教団体は拡大したがるのか」が腑に落ちたので簡単に解説してみます。


龍神スサノオのお役目

龍神様でもあるスサノオは、天祖三神(アメノミナカヌシ、タカミムスビ、カミムスビ)から「初国を知ろしめせ」と「縄文の叡智」を世界に伝える役目を与えられました。

つまり、龍神様が天祖三神から与えられた役割は、”伝え広げること”なのです。

※書籍「初代スサノオ」の内容は、下記の記事にまとめています。

龍神様の拡大志向

また、なんの本か忘れてしまいましたが、スピリチュアル系の本を立ち読みしていたときに、「龍神様には拡大志向がある」と書かれていたのを記憶しています。

たしか、新興宗教の教祖などに憑き、団体を大きくすることを好むというようなことが書かれていたと思います。

まさに、”伝え広げること”がお役目の龍神様は、一人でも多くの方に伝えることを好まれるようです。

新興宗教の信者数ランキング

書籍「初代スサノオ」によると、スサノオ(龍神様)系統の宗教団体は下記の通りです。

  • 8位:(高野山)真言宗 548万人

  • 13位:天理教 200万人

  • 35位:金光教 45万人

  • 47位:黒住教 29万人

  • 67位:大本教 17万人

  • 78位:修験道 10万人

スサノオ(龍神様)系統の宗教は、目立って信者数が多いという訳でもないようです。

ただし、真言宗は多くの宗派があります。
信貴山真言宗(25位58万人)、真言宗醍醐派(26位52万人)、真言宗善通寺派(49位27万人)、真言宗智山派(50位27万人)、真言律宗(79位10万人)、真言宗須磨寺派(97位7万人)など、すべてを網羅しきれてませんが、真言宗累計で700万人以上の信者がいるようです。

他にも、大本教は、生長の家(33位45万人)や世界救世教(32位45万人)、世界真光文明教団(56位22万人)、崇教真光(18位100万人)などに分派しています。よって、大本教系の宗教では累計で230万人ほど信者がいることになります。

スサノオ系統の宗教団体でも1000万人以上も信者がいるため、ざっくり10人に1人は信仰しているということになります。

また、分派がとても多いのが気になりますが、これは龍神様系統の特徴なのでしょうか?

信者数については、下記の記事を参考にしました。

信者獲得の仕組み

おそらく、どの宗教団体でも新しい信者を獲得すると、その宗教団体内における地位が向上したり、嘘か誠か自分自身が救われるという仕組みになっています。

これは、龍神様のご意向に沿うよう、人間が考え出した不完全な仕組みではないかと思います。

本来、素晴らしい教えや業を、家族や友人知人など親しい人にも知ってもらいたいという想いから布教をしていると思います。

しかし、信者数を増やすと地位が向上したり、自分が救われるという教え(拡大の仕組み)があると、強引な勧誘につながったり、布教の理想(他者の救われ)から外れてしまうことにつながりかねません。

真摯な想いで布教すれば良いのですが、自分自身のために布教をしているとどこか胡散臭く、ねずみ講のような悪い印象を受けてしまいますよね。

結論

新興宗教団体の教祖には、龍神様が憑いている場合が多いようです。
龍神様は、一人でも多くの方に伝え広げることをお望みであり、教祖たちは、知恵を絞って「拡大する仕組み」を構築していたようです。

この「拡大する仕組み」が「ねずみ講」のようで、少し気味が悪いと考えていましたが、この仕組みは龍神様のご意向に沿う形で人間が考え出した仕組みなのかもしれませんね。

結局、お金儲けのために拡大しているという側面は一部あるのかもしれませんが、それ以上に龍神様の”願い”に応えるため「拡大」を目指しているだけではないかと思うようになりました。





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