あなたがゴミな味方を引く原因【悲報:VALORANTは味方ゲーです】
こんにちは、あべはるです。
今回はあなたがVALORANTでゴミな味方を引く原因についてお話ししていきます。
この記事を書いている僕は、FPS/TPS歴6年、kovaaksなどのエイム練習ソフトに400時間以上を費やしてきたエイムオタクです。
ランクマッチをしていると、「こいつ下手すぎ。何やってんの?」と感じる味方とマッチしますよね。これ一見すると、ただただ自分の運が悪いように感じると思いますが、実は違います。
下手な味方とマッチするべくしてマッチしているんです。あなた自身が下手な味方を引き寄せている。
「うわ、なんか怪しい」と思った方。それ正しい反応です。しかしこれは科学的に説明がついてしまうことなんですよね。
この記事ではあなたが下手な味方を引く原因を科学的な観点から解説していきます。
「ランクをイライラしながらやりたくない」
「ストレスフリーでプレイしたい」
こんな悩みを持っている方は最後まで読んでみてください。
それでは解説してきます。
■ VALORANTでゴミな味方を引く原因
やはりVALORANTは、味方ゲーです。
VALORANTでマッチする野良の人達は上手い人が多くて、なんだかんだで助けてくれる場面が多いです。
自分がクソなプレーをしても味方が何回クラッチしてくれたか。何回「nc」と打ったことか。
「自分はなんて味方に恵まれているんだ」と思いながら、リコンを後ろからピュンピュン飛ばしてました。
😡「いや俺はクソな味方としかマッチしないぞ」
🤓「味方が下手くそなせいで何回も負けた」
ん?おかしいですね。
なぜ僕は良い味方とマッチして、なぜあなたは良くない味方とマッチするんでしょうか?
結論、僕は味方の良いプレーを見ていて、あなたは味方の良くないプレーを見ているから。それだけです。
つまり物事をどうみているか。これだけの違い。
いや、全くふざけてません。めちゃくちゃ真面目です。
人には物事を自分の見たいように見てしまう性質があり、これを”RAS(ラス)”といいます。(APEXじゃない方のRAS)
自分にとって重要/重要じゃないと思うことを取捨選択してくれる脳のフィルターのような機能が人間には備わっている。
駅や店のガヤガヤした場所でも友達の声だけを聞けたり、街中で自分の欲しい車がやけに目について多く走っているように感じたり。よくありますよね。これがRAS。
そしてこのRASという機能、実はあなた自身が操作しているんです。
あなたが今まで経験してきたこと、学んできたこと、環境、習慣、心の中で思ったことが蓄積されて、それにあった情報を意識にあげるようになります。
例えばあなたが「自分は運が悪い」「自分の人生は最悪のことしか起きない」と思えば、最悪な人生を正当化するための情報を意識にあげるようになる。
・自分だけ上司や先輩に怒られる
・やたら信号につかまる
「最悪だ...」と思う情報だけが目につくようになる。
逆に「自分は運が良い」「自分の人生は最高だ」と思えば、RASがそれに合った情報をあげるようになります。
つまり、ネガティブな思考を持ち続ければ、ネガティブな結果や現実を引き寄せてしまい、ポジティブな思考を持ち続ければ、ポジティブな結果や現実を引き寄せられるんです。
・味方のせいで負ける
・自分は味方運が悪い
このように思えば、それを正当化しようとさらに味方の下手クソなプレーが目について、ネガティブな思考や結果になってしまう。
しかし味方の良いプレーを見て、「味方のおかげで勝てる」「自分は味方運が良い」と思えば、それを正当化しようとさらに味方の良いプレーに目がいって、ポジティブな思考や結果になるんです。
もちろん僕も、プレーが粗い人、知識が足りないなと感じる人、マナーが良くない人。こんな人達とマッチしたこともある。
ですが味方のプレーをポジティブな思考で見ることで、実際にストレスをあまり感じずにプレイできています。
😥「そのRASとかいうやつはわかった。けど、どうしても味方に期待してしまうし、良くないプレーが目について気になってしまう」
これ、確かにわかる。僕も散々いろんな記事で「期待するな」「気にするな」と言ってきましたが、100%出来ているわけではありません。
そんな人にやってみてほしいのが、”味方への期待値を低くする”ということです。
ゲームに段々慣れてくると「〇〇は出来て当たり前」と、いつの間にか味方への期待値が高くなってしまいます。
ですが「ミスするのはしょうがない」、少しでも出来たら「マジでナイス!」くらいまで期待値を低くしてみましょう。
結局、僕もあなたも、どこかでミスをしてる。そして、そのミスを許してもらってる。
「自分もミスをするしな」
「気づかないところでミスしてるかも」
こんな感じで自分を客観的に見ることで、「誰しもミスをするもの」と理解できて、味方に対しても優しくなれる。
そうすれば、自ずと優しくて良い味方に出会えるんです。
人間の性質上、自分と似た人とコミュニティを作るので、愚痴だらけの人の周りには愚痴だらけの人が集まるし、優しくてポジティブな人の周りには優しくてポジティブな人が集まる。つまり類は友を呼ぶ。
■ 他人と結果はコントロールできない
ではどうやって味方への期待値を低くするのでしょうか?
さっそく結論、自分の力でコントロールできないものは諦める。です。
ランクやるからにはそりゃ勝ちたいに決まってます。VALORANTは1人1人の力が必要だから、ついつい味方に求める気持ちが出てきてしまう。
そういう求める気持ちが強くなると、味方を自分の思い通りにコントロールしようと過度な指示をしてしまい、どんどんイライラしてしまう負のスパイラルに陥ってしまいます。
結果に執着するあまり、他人を変えたい、コントロールしたいという思考が生まれてしまう。
ここで悲しいお知らせです。
他人と結果は、コントロールできません。
どんなに強い口調、まわりくどい言い回しをしても他人は変わりません。
そう、あなたが変われないように。
あなたがどんなVCをしても味方が変わらないように、あなたもまた、味方からどんなVCをされても変われない。
そして結果もまた同様に、あなたがどれだけ鼻息荒く味方に指示を出しても、試合結果はコントロールできない。どんなに頑張っても負けてしまうこともよくあります。
一方でVCをいれずに、ゆるーくプレイしても勝ててしまうのも事実。
つまり、なるようにしかなりません。
思い通りに動いてくれない他人、思い通りにいかない結果にイライラしてしまうのは、コントロールできないものに執着しているからなんです。
ランクを上げたい、試合に勝ちたいと自身の目的に執着するあまり、その目的達成の妨げになる要因(味方の下手クソなプレーなど)にイライラしてしょうがない。
いくら結果はコントロールできないとはいえ、これでは自分のパフォーマンスも下がって、より欲しい結果が遠のいてしまう。
そのイライラを発散させるために暴言を吐く人もいると思いますが、それは味方のパフォーマンスを下げる行為なのでもっと最悪です。
※この暴言でパフォーマンスが下がることについての詳しい内容は、下の記事を参考にしてください。
とはいえ、「諦めろ」と言われて何か引っかかる気持ちもわかります。
1人1人のプレーが勝敗に関わるから、その負ける要因を潰す(味方を変える)アプローチも大事だろ。という考え、たしかにそう。
ですが、なんとかアプローチして変えたい人って、あなたにとってどんな人ですか?
長く付き合っている大事な友達や、親しいゲーム仲間へのアプローチならわかります。
対して、名前も顔もわからない一期一会の野良ってどうでしょう。変わろうが変わるまいが、どうでも良くないですか?
一期一会の野良に、いちいちイライラしてたらあなたが消耗するだけです。
あなたがイライラしながらプレイしてる一方、野良はストレスフリーでプレイしてる。これおかしいですよね。
消耗してあなたがストレスを抱えながらプレイするのを防ぐためにも「味方への期待値を低くする」ということが大事。
期待値を低くしつつ、自分のプレーに集中することはもちろん、味方の良いプレーを意識して見ることが必要です。
期待値を低くして消耗を減らすことで、今よりもっと良いパフォーマンスでプレイできて、今よりもっと良い結果が手に入る。ということ。
「人事を尽くして天命を待つ」
ぜひこの言葉を覚えていってください。
まとめ
・味方の良いプレーだけを見る
・RASを利用する
・味方への期待値を低くする
・他人と結果はコントロールできない
・消耗を減らして、より良い結果を
この世の中で自分を変えられるのはただ1人、自分自身だけ。
他人からもろに影響を受けているようでも、けっきょく「変わる/変わらない」を決めているのは自分なんです。
だから誰か(味方)が変わるのを待つんじゃなくて、まず自分から変わる。そうすれば周りの環境や見える世界も変わりますよ。
今日から1つでも実践してみてください。それではまた!
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