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1月28日読書感想会用

読書感想文 「元彼の遺言状」著 新川帆立

北爪先輩 縷々道先輩
感想会の司会お疲れ様です
早速ですが感想を

自分は最初に選評を見てから読みました
どうやら主人公の女弁護士は金の亡者とのこと
早速どれほどか?と思ったら・・・

まあーがめついこと
求める金額の桁がヤバイ( ゚∀゚)カネダ!
でも意外と嫌な感じがしないのは
それを隠そうとしない性格と自分でも金だけではないと若干感じているところが見えたから
後、意外と人間くさいというか登場人物に対して素の感情がちょいちょい出てくるところも好感持てました

肝心の遺言状のほうはというと
これまた奇妙な内容で
頭を悩ませてきます
犯人に遺産を与える?
そして元カノリスト!
自分は最後のほうまで
重大なヒントがあるとは気づきませんでした
「森川」性に引っ張られましたねー
お二方は気づかれましたか?

「あなたを犯人にしてあげる」(P51)
「警察官が、犯罪者を捕まえるために必死なのと、弁護士が依頼人を守るために必死なのは何も違わない」(P173)
これは別書ですが弁護士ペリイ・メイスンシリーズ(著 E・S・ガードナー)でも同じ様な描写があってすんなり受け入れられました
仕事に対するプライドが感じられますね!(о´∀`о)カッコイイ

森川家の人物相関図も
書いたらより楽しめました
終盤まさかな繋がりが判明してオススメです

全7章の副題のカタカナ語の意味を調べるのも楽しかったです
とはいえポトラッチとかタグ・アロングなんて日常では使いませんが
知識が広がりました

雑多なところでは
村山弁護士は可哀想ですね・・・完全に巻き込まれです
何で殺されたか多分気づいたろうなあ
津々井先生の奥様はガンが見つかって良かったなあ
銀治は・・・残りの人生を美代さんとエンジョイしてね!

最後にひとつ
遺言状にある犯人への復讐・・・狂言だったけど実際にはどうか考察したいところです
栄治の両親に対する思いはどうなのか・・・

まだ書き足りないですが感想を終わります
次回も楽しみですね!

本好きのYさんより




蛇足
縷々道先輩はマッスルマスターゼットを注射してみては?(`∀´)ムキムキ

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