モバイルオーダー>>>自動注文~「Onakasuita」の何が新しいのか~
「モバイルオーダー」という言葉を知ったのはつい数ヶ月前のことだ。このnoteを見ている皆さんの中にも今初めて聞いた人が多いのではないだろうか。
しかし、「モバイルオーダー」という言葉を初めて聞いたときからなんとなく想像はついた。日本語に訳すと「自動注文」となる訳だから、最近は大手飲食チェーン店でよく見かけるようになったタブレットで注文できるあれだろうと思った。
しかし、よくよく話を聞いてみるとなんだか少し違うらしい。キャッシュレスとも関係があるようだった。最近は財布を全く持たなくなり、キャッシュレスにハマっていた私にはとても興味深い話だったので、「モバイルオーダー」とは何なのか少しまとめてみようと思う。
始めに結論から言ってしまうと「モバイルオーダー」とは少し省略されており、正確に言うと「モバイルオーダー&ペイ」つまり「自動注文&自動決済」のことなのである。
??自動決済??
そう思ったのは私も同じだ。そう、まさにここが皆さんが体験したことのない新しい点なのである。
今回は現在日本全国で広がりつつある新サービス「モバイルオーダー Onakasuita」の説明を通して、「自動決済」を含めた「モバイルオーダー」について少しでも理解してもらいたい。
まずは1分間の紹介動画を見てもらいたい。簡単にイメージを掴むことができ、この先の説明をより理解しやすくなると思う。
https://youtu.be/Fw6sNZlTR-8
この記事のサブタイトルにもなっている「モバイルオーダー Onakasuita の何が新しいのか」という問いの答えは、大きく次の3つである。
・個人のスマホで注文できる
・ペイメントレス
・広告の新しさ
また「ペイメントレス」という知らない単語が出てきたと思って嫌になった人、安心して欲しい。先程登場した「自動決済」と「ペイメントレス」には繋がりがある。
今までの「キャッシュレス」は現金以外にも支払いの選択肢が増えたということが新しかったが、「ペイメントレス」とは「自動決済」によって支払い自体がなくなるということだ。
今世界で最も進んでいるペイメントレスにAmazon Goが挙げられるが、そのようなペイメントレスに必要なのは自動決済であり、自動決済に必要なのは体験にキャッシュレス(クレジットカード)決済を紐付けるということだ。つまり必ず生じる体験に決済を紐付けると、今まで当然のように行われていたお会計や支払いというもの自体が必要なくなる。
そして、飲食店では必ず生じる「注文」という体験は、世の中の人のほとんどがスマートフォンを持つようになった現在において、キャッシュレス(クレジットカード)決済と紐付けるのに非常に相性が良い。ということで「モバイルオーダー Onakasuita」が始まった。
まとめると、「注文」という体験にキャッシュレス(クレジットカード)決済を紐付ける「自動決済」によって「ペイメントレス」となるのが「モバイルオーダー Onakasuita」の新しさの1つである。
しかし実は「モバイルオーダー」というサービス自体は「Onakasuita」が発祥というわけではない。海外では既に普及しており、日本でもスターバックスやマクドナルド、すき家などの大手企業が独自にモバイルオーダーを取り入れ始めた。そこで、モバイルオーダーというサービスを全ての飲食店で使えるようにしようと始まったのが「モバイルオーダー Onakasuita」だということだ。
では、「モバイルオーダー Onakasuita」の主な注文方法を4つ紹介しよう。
店内注文
飲食店などでテーブルに設置してあるQRコードを読み込み、注文・決済を行う。
ex. 実店舗を伴う飲食店、空港のレストラン
テイクアウト注文
店外からあらかじめ注文・決済と受け取り時間の指定を行い、自ら商品を受け取りに行く。
ex. お弁当屋、タピオカ屋、ハンバーガー屋
並ばず注文
店外でQRコードを読み込み、注文・決済を行い、通知が来たら自ら商品を受け取りに行く。
ex. フードコート、イベント会場、スタジアム
食べ放題注文
通常の店内注文と異なり、一度食べ放題コースの注文・決済をすると、その後は注文のみができる。
ex. 焼肉食べ放題、ドリンク飲み放題
その他、デリバリー注文や事前決済予約注文などもある。どんな運営スタイルのお店にも対応できるサービスで、新しい機能に加えて今までバラバラだった既存のサービスも一つにまとまっているため、この上なく使いやすいサービスだと思う。
次に「Onakasuita」の広告の新しさについて見ていく。その特徴は大きく3つある。
・検索機能がありお店が探しやすい
・距離のみが基準で近い順で表示される
・料理ごとのレビューが見られる
例えば焼肉が食べたいと思ったとき、「Onakasuita」で焼肉と検索すると、焼肉店がその場から近い順で表示され、料理ごとのレビューを見て、先に食べたい料理や金額を見てから、実際に入るお店を決めることができる。
最後に飲食店側のメリットにも触れておくと、広告による集客、モバイルオーダーによる作業量減少と回転率上昇の他に一つ大きく上げられるのは、外国語対応をしているという点だ。インバウンド対応に最適で、注文から決済までスマホ上で完結するため、言語が通じなくても全く困らない。また、お客さんのスマホの言語設定に基づいて自動的に言語が切り替わるため、使用方法の説明も特別必要ないのがとても助かる。現在は、日本語・英語・韓国語・中国語(繁体字、簡体字)に対応している。
そして何よりも飲食店側として気になるのは料金だと思うが、それがなんと全くかからないのだ。驚き...
・広告によって集客に繋がる
・作業量が減って業務クオリティが上がる
・回転率が上がる
・外国人への対応が楽になる
リスク0でこれほどのメリットを得られるので、この記事を見て下さった飲食店オーナーの皆さんは是非活用してみてはいかがだろうか。
「モバイルオーダー」または「Onakasuita」という言葉が広まり、ペイメントレスが当たり前になった生活は今のキャッシュレス生活よりもさらにスマートで快適なものになるだろう。私はその未来が本当に待ち遠しい。
https://apps.apple.com/jp/app/onakasuita/id1458126862
https://onakasuita.app/restaurant/
米井 海翔
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