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違和感の言語化

前に考えてたことなんですけど書いてる途中によく分からなくなってきたしもうこれ以上考えないと思うので公開しときます


田舎に移住した人とかミニマリストがやるYouTubeに違和感があった。

この違和感、chill系のバンドや謎多いセンス良いバンド(相対性理論、東京事変とか?)が広告に力を入れてほしくないとか、隠れ家カフェやおしゃれなバーが混雑してたら嫌だなとか、権力を持った千利休とかの感覚も同じようなもの。

老子の思想を基に言語化したい。老子のキーワードごとに田舎民とミニマリストとの対応を挙げていく。
勘違いされそうなので先に書くが、私は老子の考え方が100%正しいとは思ってなく、色々な考え方をTPOに合わせて使い分けるのが大事だと思っている。

小国寡民

国土が小さく、国民が少ない状態。今の生活に満足できれば他の国を憎んだり領土を拡大しようとしない。老子の考える理想的な国家の形。
市区町村に置き換えてみると、都会よりも田舎の方が小国寡民に合ってる。

足るを知る

何事に対しても満足をする意識でいると幸せになる。身分相応の満足を知ることで幸せになる。
ミニマリストとかなり親和性が高い考え方。田舎も当てはまる。

無為自然

無駄な欲をなくし、流れに身を任せること。老子の根本にあって最も重要視されている考え方。
承認欲求は老師からすると無駄な欲なので田舎民とミニマリストは反している。

余食贅行

自己顕示を控えた方が良い。
もちろんYouTubeをやる動機は承認欲求以外もあるが、編集をしっかりしていてサムネも凝っていたりすると再生数欲しがってるよね?と思う。
余談だが老子の考えやスローライフを教える本や動画の作成者は老子の考えを実践できていない。(ただ思想が広まらないのもどうなの?とは思うし老子自身も自主的ではないが有名になってしまっている。)

ミニマリスト、田舎という特徴は老子と親和性がすごく高いが、YouTuberになってくると老子との相性が悪くなる。実際、田舎民はまだしもミニマリストがYouTubeをやるのは老子とか通さずとも理念と違うことは分かると思う。

承認欲求や自己顕示以外にも、「みんな窮屈そうだけど私は心が豊かで幸せですw」みたいなマウントの感情も絶対良くない。
それと、スローライフを他人に強引に勧めるのも根本的にズレている。

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