BIM(と言うよりはBIMCAD)のすすめ

こんばんは、プランアシスト株式会社 高荒です。
今回は、BIMCADのすすめ といったタイトルで、
BIMCADを使うと業務が効率化出来ますよ、といった旨の記事を書きたいと思います。


★★★BIMCAD色々★★★

BIMCADといっても、いろいろなベンダーさんがあったり、
意匠系・構造系・設備系・電気系・・・等々
色々な種類のCADがありますが、
私がメインで使用しているものが設備系のCADなので、
設備系でお話をします。


★★★BIMCADって何が楽なの?★★★

通常の汎用2次元CADと比較して、BIMCADが楽な点をざっくり言いますと、

①ルーティング機能で配管・ダクトが簡単に作図出来る

②作った図面から断面図が簡単に作図出来る

③配管・ダクトの陰線処理が簡単

この他にも色々ありますが、まずはこの点に絞っていきたいと思います

①ルーティング機能で配管・ダクトが簡単に作図できる

汎用2次元CADの場合、まずは配管の芯線を描いて、配管の外径寸法を調べて、配管の線を描いて、継手データを一つ一つ配置していって・・・
と、配管を作図するだけでもなかなかの手間がかかります。

これは私が実際汎用2次元CADで配管図を描いていた時に苦労していた点です。

設備系CADの場合、配管口径を設定し、高さを設定したら、ルーティングで配管やダクトを簡単に作図出来ます。
ルーティング時に複線で作図されるので、それだけでも大分手間が少なくなります。


②作った図面から断面図が簡単に作図出来る

BIMCADは作図した配管やダクト等に、高さの情報も入っているため、
平面図から簡単に断面図を切り出すことが出来ます。

私が以前2次元で作図する際は、平面の配管の芯線を下に延長して、FLラインを作図して、各箇所で自分が設定した配管高さのメモを見ながら作図しており、断面図を作図する時は結構地獄だった記憶がありますが、
簡単に断面が切れれば、大変な時間の節約になります。


③配管・ダクトの陰線処理が簡単

BIMCADは配管やダクトの陰線処理を自動で行ってくれるものが多く、
配管やダクト・建築モデル等も含めて陰線処理されるので、
陰線処理の手間が必要なくなります。


まとめ

今回は、簡単ですが、
BIMCADを使用すると作図が効率化出来るといった内容を
御紹介致しました。

今後も、少しづつ深く掘り下げていきたいと思います。

ありがとうございました。

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