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雑記/2024.6.22

第6回ぐるめぐる神戸に参加してきた。実は第5回の開催前から目をつけていたのだが、目をつけたときにはギリギリ申込締切を過ぎていたのでした。今回は迅速に申し込んだので無事行けた。よかったね〜

これね。

私はちょっと元気になったりかなり元気をなくしたりを繰り返して生きているので、申し込んだ後も「やっぱり全てを破壊して家で寝ていた方が良いのではないか……」と何度も思ったが、破壊せずに参加して本当に良かった。なんかめちゃくちゃ楽しかった。よくわからんけど面白そ!と思ったことには首を突っ込んだ方が良い。首を突っ込める元気があるのならね。

第0部から参加するか否か、ギリギリまで迷って結局第1部からの参加にしたのだが、これは正解だった。第0部から参加していたら多分途中で稼働限界を迎えてバラバラになっていた。

第1部の集合場所は「JR明石駅1階ポン太前」となっていた。ポン太って何だろう…地図には信楽焼のたぬきみたいなイラストが張りつけてあるが…と思いながらうろついてみると、指定の場所に本当に信楽焼のたぬきみたいなやつがいた。わりとでかかった。他にも待ち合わせ場所に指定していたのであろう人々がいた。
へえ、これがポン太ね…と思いながら、ふと私はへんいちさん一行の外見を何一つ知らないし、あちらも私の外見を何一つ知らないのではないかということに気がついた。今さらどうにもしようがないので、祈りだなと思いながら突っ立っていたら温和そうな男性に声をかけられた。へんいちさんだった。会えました。よかったね〜

その場で皆さんとご挨拶をし、早速玉子焼きを食べに向かった。一軒目に伺った店はかなりの人気店だそうで、私たちのあとから大勢並び出してすご〜と思った。昔からある下町の店みたいな雰囲気でかなり好きだった。UFOに玉子焼きがキャトられているポスターがあった。

玉子焼きと対面
並んでますよ!!

写り込みを限界まで排除したら店の雰囲気が全く分からない写真になった。てりやきちゃんがかわいいことと、玉子焼きが並んでてかわいいねってことしかわからないが、その二つがわかるから十分だね。あと美味しそうなので良いと思います。

玉子焼きは元気よく湯気を発しており、ふわふわで、中はトロトロだった。本場の玉子焼きを出汁に浸して食べながら、幼少期、近くのダイエーのフードコートでよく買って帰っただしたこのことを猛烈に思い出していた。あのたこ焼き屋のたこ焼きはやわらかく中身はとろっとしていて、それをやさしい味の温かいだしに浸して食べるのが大好きだった。たこ焼き屋は潰れ、ダイエーはイオンになった。今フードコートに入っているたこ焼き屋のたこ焼きは、中身はとろっとしているが皮がかたい。そして、だしたこというメニューは存在しない。あのたこ焼き屋よりも美味しいたこ焼きを、私は未だに見つけられていない。

卓上には塩やソースが置かれていた。玉子焼きにソースを塗って食べても、たこ焼きにはならないのが面白かった。あくまでも「玉子焼きにソースを塗ったもの」の味がした。
個人的には、ここのお店で塩を振って食べた玉子焼きがとびきり美味しかった。蕎麦も塩で食べると美味しいですしね。

そして二軒目の玉子焼き屋へ移動した。

はしご玉子焼き

こちらの玉子焼きの方が色が黄色い。店内に「淡路島たまご」のダンボールが積まれており、こだわり卵のようだった。あとだしからものすごくかつお節の香りがした。玉子焼き同士でもはっきりと味が違っていて面白い。あとこの店のソースはめちゃくちゃサラサラしていた。ウスター?

んで明石城に行った。

奥にピントを取られてピンぼけてりやきちゃん

城、自分から出る行動で立ち入ることはまずない場所なので、ぐるめぐるに参加した独自性が出てきてよかった。石階段を登りながら、学校の…坂…階段…と思っていた。私の学校には門から本拠地までの間にそういう階段がある。
明石城はなんかすごい城らしかった。私は小学生の頃から社会科に全く興味がないのだが、この日聞いた解説はちょっと面白かった。私も大人になっている。あと石垣なので、石が山ほどあってよかった。かなり苔むしていた。ノミで削った跡とか残っててかなり良かった。写真はない

城は緑が多く、このときの天気が曇りやや雨くらいだったのもあってかなり空気が良かった。ジェネリック森だな〜と思いながら歩いていた。

城の上の方

てりやきちゃんと瓦と良い感じの空が写っているかなり良い写真も撮れた。

子午線のところ

その後、電車で移動がてら途中下車し子午線のところで撮影タイムとなった。開放感があってかなり良かった。わりと強めの風が吹いていた。

明石海峡大橋と、海

明石海峡大橋も見た。でけ〜。中学生の頃学校の遠足か何かで歩いた記憶がある。あともっと昔に家族で渦潮を見た記憶がある。渦潮のキャラクターのキーホルダーを買った。水色と青緑とピンクのうずしおちゃんだった。

明石海峡大橋の麓は、爆風が吹いていた。海は荒れていた。暑さ対策は万全だったが寒さ対策は一切していなかったので本当に寒かった。夏はただでさえ屋外と屋内の寒暖差で身体がめちゃくちゃになるのに勘弁してほしい。でも爆風と荒れた海はかなり良かった。晴れた日の海は眩しすぎる。水は多くて荒れているほど良い

疲れやら何やらでふにゃふにゃしていたら、へんいちさんがそろそろ休憩挟みますかと提案してくださった。有り難すぎてへにょへにょになった。

塩谷で電車を降り、なんかすごく素敵な雰囲気の台湾茶のカフェに入った。

豆花(トウファ)だよ

静かで落ち着いた香りがしてすごく素敵な店だった。豆花とジンジャーエールを頼んだ。メニューにモーモーチャーチャーがあり、孤独のグルメで井之頭五郎が食べていたな…と思った。器がどれもころんとしていてかわいい。

豆花は近くの豆腐屋さんの豆腐を使っているらしく、この豆腐がものすごく美味しかった。なんだかほんのり甘い汁と、甘い小豆、素朴でモチモチするハトムギと酸味のあるパインの組み合わせがかなり良かった。ジンジャーエールはかなりしっかりジンジャーで、喉がキュッとなった。スパイスや香辛料強めのものがかなり好きなのでうれしくなった。ジンジャーエールの写真はない。

店員さんは、この町が好きなんだろうな〜という感じがしてなんだか良かった。塩谷は良い町だった。パン屋もたくさんあった。途中、「ここのチーズケーキがめちゃくちゃ美味しいんですよ」という情報だけを与えられ、生殺し?と思った。実物か無かにしてほしい。今しか生きていないので

その後異人館を見たりなんだして、第1部は終了となった。参加者のお一人を見送った。
第2部の乾杯の店は、へんいちさん曰くパンとワインの店らしくえっ…!?そんな…ホームグラウンドすぎて良いんですか…!?となった。私の現行ジャンルはパンとワインです。

キャンドル…

ずっと行きたかったパン屋のパンを出してる店だった。最高になった。あとこの店に来るまでの道中大雨が降っていたのもかなりテンションが上がった。へんいちさんが足をびちょびちょにして萎えているのを横目に内心盛り上がっていた。水は多くて荒れているほど良い。(復習)

白ワイン

一杯目に頼んだ白ワインがめちゃくちゃに美味しかった。今まで、これめちゃくちゃ美味しいなという赤ワインはあったのだが白でこれは…!というものって地味になかった。これです。

むに? かわいい名前だね

感動しすぎてラベルの写真を撮った。
ちなみにめちゃくちゃ好きな赤ワインはフィニモンド。

良い感じの前菜
オムレツ 上に載ってる牛すじが美味しすぎた
自家製ソーセージ ハーブが効いてて肉がフワフワ
フレンチトースト 超ムチャウマだった

この店の“本質”だったパン盛り合わせの写真は一枚もない。運ばれてきた瞬間に吸い込んだため。パンという食べ物は目の前に現れた瞬間から刻一刻と熱を奪われ劣化していくので即座に吸い込み幸福を享受した方が良い。フレンチトーストも同上 というか食べ物って基本的に置いてて良いことない。
ちなみにパン盛り合わせの内容は良い感じにトーストされ表面がカリッとなった食パン、バカンス、クロワッサンの三種。どれもめちゃくちゃ美味しかった。特に食パンが信じられないほど美味しくて何事だろうかと思った。さすがバカンスのパンである

あと詳細は省くが、第2部の終盤でへんいちさん方が話されていた内容が面白すぎてキャハハ!!!みたいな笑い声を上げながら足をパタパタしてしまった。あの内容でキャハハ!!て笑うの邪悪すぎる 私はガッツリへんいちさんサイドなので、へんいちさんがキラーワードを放つたびにキャッキャ!!!と笑っていた。この日一番楽しかったかもしれない。大人がクダ巻いてるの聞いてるときが一番楽しいですからね。こうは書いたがこの日のお二人の発言内容はちゃんとしていたので「クダを巻く」という表現は適切ではない。適切ではないんだけど、感覚的にこう書きたい。今思い返しても超楽しかったので、なんかへんいちさんがああいう話を延々とされるのを聞く権利とか売ってほしい。ないかなと思いnoteのメンバーシップを覗いてみたが、微妙に叶いそうなものはなかった。売ってください。

こうして第6回ぐるめぐる神戸は素敵に終了した。20時解散って健全だなと内心ちょっと物足りなかったのは秘密である。

いただいたおみやげたち
へんいちさんの缶バッジを入手

おみやげに、明石のたこせんとフォーチュンクッキーみたいなせんべい、缶バッジ、冊子、あと皆さんの名刺をいただいた。すげ〜。名刺ってもらったあとしまわずに机の上に置いておくのが正しい、みたいなことを大昔に見たような気がしたが、うるせ〜知らね〜と思ったので即座にしまった。物が出てるの嫌なんだ。子ども面をさせていただく。
フォーチュンクッキーみたいなせんべいからは、金色の俵が出てきた。上の画像の右下に写っているやつ。小さくてかわいい。せんべい本体は、瓦煎餅に黒糖の風味を足したみたいな味がした。瓦煎餅が好きなのでわりと好きだった。
たこせんはかなりボリュームがあってうれしくなった。味もめちゃくちゃ美味しかった。これ、たこせんの中でもかなり美味しいたこせんですよ。ありがとうございます。うれしいね〜 缶バッジもあるよ〜

第6回ぐるめぐる神戸、総じてなんかめっちゃ良かった。全員とはじめましてだったが、皆さん優しく素敵な方々だった。ぐるめぐるに単身申し込むとき、緊張などはしなかったの?と聞かれたがそういうのは一切なかった。下手に関係があったり、歳が近い人と関わる方が嫌な汗をじっとりかく。最近自覚したのだが同世代のことが爆裂に苦手らしく、年上にばかり懐くやなガキになっています。大人が好きです。よろしくお願いします。

主催者であるへんいちさんは、事前に勝手に抱いていた印象よりも和やかで落ち着いていて、めちゃくちゃ素敵な方だった。事前印象は多分noteアイコンの幼少期へんいちさんに引っ張られている。ちなみに第一印象は「平和そうなおじさん!!」。なんかこう書くと失礼かも
けど第2部終盤で盛り上がられていたようにパワーもあって、私は普段は穏やかだが内面は尖ってるぜという人が好きなのでうれしっ!!と思っていた。

終始超良かったのでまた都合が合えば参加したい。神戸という距離感も良い。遠すぎるとしんどいからね。(とはいえ今回母に「明石に行く」と伝えたら「そんな遠くに!?」と言われた。箱入りすぎる 最近やっと電車のことを理解しました。)

おしまい

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