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「とうもろこし」よりも「とうきび」の方が、美味しい気がするのは……「ガッツと愛」のとうもろこしシリーズ①

 Doris DorfmeisterによるPixabayからの画像
 
 この時期、北海道の親友がとうもろこしを送ってくれます。
 昨日こんなメールが届きました。
「とうきびを送るけど、いつがいい?」です。

 私はすっかり東京の人になってしまいました(笑
近所の友人には「とうもろこしが届くよー、お届けしますね」
なんてことを言います。

 そう北海道ではとうもろこしは「とうきび」と呼びます。
断然、こっちの方が「美味しい」気がします。
身がつまっていてそうじゃないですか?

 地域によって呼び方がいろいろ変わるそうです。

 高校からの親友が私にとうきびを送ってくれるのは
私のとうきび好きをよく知っているからです。

 高校生の頃、うん十年前のあれは5月ぐらい、
札幌・大通公園では”観光客向け”とうきび販売の屋台が出ていました。
 今ほどの冷凍技術がない時の、現地人は食べないはっきりいって
水ぽい、まずい「とうきび」です。
 でも擁護するならば、炭火で焼いてくれるのです。
当時、家庭であの甘じょっぱいタレをつけて焼くというのは
とても面倒なことでした。
 
 その時私の親友は何もいいませんでしたが、
 20年ぐらいたってから
 「あんな時期に、まずいとわかっていてもとうきびを食べるなんて、
  よっぽど好きなんだな」と思ったと言ってました。

 北海道の夏のとうきびを食べないではいられません。
 毎日、食べていたような気がします。
 子供の頃は、小さな庭で祖母が栽培していたこともあり。

 今は「とうきび」といっても、ものすごい数の品種があります。
どれもおいしいです。 私はまず生食してみますけどw
 ゆで方も変わるのですよね。
 農家さんから、品種の特徴とゆで方の説明書が入ってきます。

 とうきびは鮮度が命です。
畑で収穫したものを、食すのが一番と言われていますが、そうそうはできません。
 私のスタンダードは「ハニーバンタム」でした。
今もあるのですが、大分品種改良されているのじゃないでしょうか。

最近は「紫とうもろこし」をお試ししましたが、
もちもちしていて、不思議な触感。
お料理用かな。

 北海道のとうきびがなぜおいしいか?
というと、朝晩の気温差にあると言われていますが、
今年の出来は少し心配です。
 今年の北海道は道東のあの北見で、この時期、
37℃を記録したと聞いて、
どってんこきました。
(北見の方言で「驚いた」という意味で、
同名の美味しいお菓子もあります)

どってんこいたハッカ味

  今週届くそうです。
親友の変わらぬ愛と共に
食させていただきます。

※後日談:8月28日に購入先の農家さんでゲリラ雷雨に見舞われ、送ってもらえなくなりました😿 あとは親友におまかせしているので、別の農家さんから来るのか、もう少し様子を見ていつもお願いしている農家さんと相談するのか。
 これって私が気温の寒暖差が~とか書いたから?
 昨日からがっつり現地は気温が下がったそうです。

9月7日追加:このあとそれなりにドラマチックな展開があったので、シリーズ化しましたw
「ガッツと愛」のとうもろこしシリーズ です。


 

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