泥臭い現場を見てなんぼ

正直、現場を経験したことがない人間は幸せになれない気がする。

仕事でも家族でもうまくいかない確率が高い。

なぜそう思うのか。

最近、基本的に理不尽を押し付けてくる大人は現場に出ていないことを改めて実感したからだ。

僕は大学院生だが、お勉強がよくできる教授はたいてい世間知らずの人が多くて、無理難題を突き付けてくる人も多い。自分の失敗に対して責任を取ろうともしないし、現場の意見に対して聞く耳を持たない。いろんなことにチャレンジすることを怠った人は残念な大人になっていることが多い。

だから、今後の進路を選ぶときはいろんな経験を積むことをキーワードに選んでいきたいと思う。自分がなりたい人間になるために。将来少しでも周りの人間を幸せにできるようにしたいと思う。そのためには人の気持ちを少しでも理解することが大切で、他人の現場を経験することが大事だと思う。

いきなりビックなことができないし、それまでの積み重ねは必ず必要になってくる。多様な経験を積まず多角的な視点をもてないといろいろうまくいかない。

しかし、自分の年代に近い人間が目先の結果にコミットしている気がしている。例えば、就活もそう。ただ、そんな結果は何者でもない。正直、お金とか人脈とかのバックグラウンドであったり、条件が良かったりして結果が出ているのに過ぎないかもしれない。結局、社会にでていなければ自分の力で結果を出せたとは言えない。まだ、現場を見てないし、世の中に貢献できているわけでもない。社会に出てゼロからのスタートだと考えている。

おそらく30代までが人生のウォーニングアップでそこからが勝負所になる。それまでに準備してきた人間がリアルな幸せをつかみ取ると確信している。

若いころに流さなかった汗は歳をとったときの涙になる。

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