アナログの思考がデジタルな世の中で重要な理由

デジタルな世の中の中でアナログな思考が重宝されると思います。これからますます世の中はデジタルなシステムが構築されていくだろうと思われますが、その分アナログな思考が貴重な存在になると考えています。なぜなら、デジタルの世界はアナログから生まれるからです。

正直な何を言ってるんやと思っている人が多いと思います。なので、これからこの具体例を示していきたいと思います。

デジタルというのは簡単にいうと物事を1か0で見ることです。極端に言えば、概念が合ってるか間違ってるかで物事を判断することです。まあ、物事白黒つけてはっきりするといったところでしょうか。例えば、喧嘩すると結論が出るまでやめなかったり、あるいはどちらかが折れて引き下がるといったパターンです。

これに対してアナログというのは物事を1から0の範囲で見ることです。要は0.5もあるし、0.0001もあるわけです。概念を一つの価値観としてとらえるといったところでしょうか。ある意味、結論を出さずに平行線のままである状態です。あるいは概念があってるかあってないかで判断するのではなく、各々にとっての最適解を本能で導き出すことにも近いのかもしれません。

これからの世の中AIをはじめとして、物事をデジタルで制御することも多い世の中になると思います。今すでに世の中でデジタルなものであふれてます。しかし、先ほども言った通りデジタルはアナログから生まれます。基本的にアナログの行動や思考からデジタルが生み出されます。これより、これからの時代に人間に求められるのはアナログな思考を持つことだと考えています。

正直、デジタルな能力を求められる仕事はどんどんなくなっていくと考えています。それはAIなどに奪われるからです。しかし、そのデジタルなものを生み出したり、メンテナンスする仕事は急激に増えていくと思っています。人間にしか持ち合わせない感覚や経験などを活かした仕事が重宝されるでしょう。

しかし、日本人の多くはデジタルな考え方を持っている人が多いというのが問題だと思っています。世の中のニーズが多様化していく中ではデジタルな考え方は通用しないと考えていて、危機感を覚えています。コミュニケーションの取り方もアナログの方向に向かってますが、日本人はいまだにデジタルなままです。日本人のストレス社会の根源はデジタルなコミュニケーションの取り方にあると考えています。これと比較して、特に欧米で顕著なのですが、海外ではアナログなコミュニケーションをとっていて、そのおかげでストレスの少ない社会が構築されていると考えています。

かつての日本はデジタルなコミュニケーションの取り方がうまくいき、高度経済成長を実現させましたが、これからはアナログ思考が経済をまわしていく傾向になっていくと思われます。

人間らしくあるのはアナログにあると考えています。アナログであるほどミスが頻発するし、矛盾が生じたりします。もちろん、僕も言ったことと行動が矛盾してることも多々あると思われます(笑)。しかし、その矛盾に新たな発見を生み出し、ミスから学ぶことができるのは人間です。ミスしたり、矛盾がおきるのは自然現象で完全なデジタルの世界では生まれません。だから、デジタルな世界が構築されていく中で、より一層ミスすることが求められると思います。

ミスするというのは挑戦すること。挑戦すれば成功することもあれば失敗も必ずあります。挑戦した結果を精査して、デジタルな世界を生み出すことが重要であると考えています。そして、不器用な人ほどアナログな思考を持っていると考えていて、より重宝されていくのだろうなと勝手に考えています(笑)。(僕の勝手な都合のよい解釈とも思われますが(笑))。

これはここ数か月の活動で感じたことです。自分が不器用で周りとのコミュニケーションに疑問を持っていたのでそれについて深く考えていました。

また、noteを更新していきたいと思いますので、読んでいただけたらありがたいです!

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