【71日目】DALL-E 3とMidjourneyの画像のクオリティや使いやすさを比較
こんにちは!ChatGPTにとことん甘えるディレクターのy.nです。
1週間ほど前にMidjourneyを登録してから、いろいろ使ってみたり、情報収集をしています。
正直、Midjourneyの画像のクオリティは神がかっているのですが、noteのサムネ画像はChatGPT(DALL-E 3)で作成することが多いです(ChatGPTの方が楽なんですよね)。
今回は、MidjourneyとChatGPT(DALL-E 3)の使いやすさや画像のクオリティを比較した結果を紹介します。
結論として、ChatGPTの利点は「テキストベースで画像を生成できる」「画像生成以外にもマルチに活躍してくれる」こと、Midjourneyの利点は「画像のクオリティが高い」「編集の便利な機能がある」ことかなと思いました。
気軽に使いやすいのはChatGPT(DALL-E 3)
DALL-E 3は複雑なプロンプトを入力しなくても会話形式で画像を生成できるのが大きな魅力です。
正確には、ChatGPTに作成してほしい画像のイメージを伝えると、それをもとにプロンプトを生成して「DALL-E 3」に伝えています。
そのため、実際にはかなりの長文のプロンプトになっています。
Midjourneyも一応日本語入力は可能です。
ただし、日本語の理解度は高くないですね。「チャラそうな」のワードは理解していないみたいです。
画像のクオリティが高いのはMidjourney
DALL-E 3で生成した画像のプロンプトをMidjourneyに投げてみます。
比較してみると、服や肌の質感であったり、背景のリアルな感じはMidjourneyの方が高くないですか?レザーの質感とかかなり忠実に再現していると思いました。
続いてアニメ風の画像で比較してみます。
ギャルと和尚を融合したギャル和尚です!なかなか可愛いですね。
同じプロンプトをMidjourneyに入力すると……。
よりリアリティが増しており、ディティールまで作りこまれています。
最後にかわいい猫の画像で比較してみます。
個人的にはめっちゃ好きです!しかも「かわいい猫の画像を作成して」とだけ伝えたのに、背景や構図もいい感じですね。
同じプロンプトをMidjourneyに打ち込んでみます。
チャラそうな大学生の画像と同様に、リアルな質感や雰囲気ではMidjourneyの勝利ですね。
ただ、DALL-E 3のクオリティが決して低いとは感じませんでした。
画像の微調整がしやすいのはMidjourney
Midjourneyには、気になる部分だけを微調整する機能がついています。
画像の下部にある「Vary(Region)」を選択します。
調整したい部分を塗りつぶします。今回はジャケットでのデザインを変えてみます。
するとジャケットのデザインだけを調整してくれます。
今度はジャケットを「ブルーのデニムジャケット」に変更してみます。
服装のチェンジに成功しました!DALL-E 3だとこの微調整が難しいんですよね。
画像生成以外にも色々な使い方をしたい場合はChatGPT
画像生成とは話がそれますが、マルチモーダルなAIなので、画像生成以外にも、さまざまな用途で利用できます。
画像のクオリティはそこそこでOKという人は、ChatGPTの方が活用する機会は多いのかなと思います。
【ChatGPTでできることの一例)
一般的な質問への回答:
言語学習の支援
テキスト生成
プログラミングの支援
情報検索
教育的な説明
旅行計画のアドバイス
アイデア出し
データの分析
健康とフィットネスに関するアドバイス
ChatGPTとMidjourneyの利用料金
ChatGPTでDALL-E 3を利用するには「ChatGPT Plus」に加入する必要があります。「ChatGPT Plus」の利用料は月額20ドル(12/10時点で3,000円弱くらい)です。
一方、Midjourneyには4つのプランが用意されています(無料プランはありません)。
10ドルのプランでは月に200枚まで、30ドル以上のプランは無制限で画像を生成できます。
年間契約を選択すると1ヵ月あたりの料金が20%安くなります。
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