BTSラップラインのソロアルバムがどれも最高過ぎたので、ラプラペンのオタクが語ってみた。

初めまして、matsuと申します。
いきなりですが、BTSラップラインのソロアルバム最高過ぎませんか。

周りにARMYが居ないのでMVが公開される度、ソロアルバムが出る度、一人悶々と「最高なんだが!!!」と心の中でオタクらしく早口で叫ぶだけの日々を過ごしていて、それだけではどうにも消化できそうになく。
ついにnoteという手段を使って愛を吐き出そうと決意した次第です。
ただ、残念ながら私は音楽が好きとはいえ知識があるわけでもなく、オタクらしくデカい感情をぶちまけるのみです。

しっかりアルバムの事を聞きたいという方はプロのアプローチとしてとても良いなと思ったこちらを貼っておきます。
最新はAgust Dソロアルバムについてですが、RM・j-hopeそれぞれのアーカイブもあるので是非是非聞いてみてください。
特に高橋さんはRM推しとの事でナムペンさんは必聴です。


前置きはこれくらいにして、オタクなりに語っていこうかと思います。
全て個人的な感想(叫び)メニューはこちら。

  • BTSラップライン・ソロアルバムの外装について

  • j-hope「JACK iN THE BOX」について

  • RM「INDIGO」について

  • Agust D「D-DAY」について

  • ソロアルバム総括&BTSの尊さ

名称の表記は以下の通りです。

ラップライン → ラプラ
j-hope → ホソクさん
RM →ナムさん
SUGA / Agust D → ユンギさん
ARMY → アミ
※グループ名の呼称はBTSとして統一させていただきます。
予めご了承ください。

BTSラップライン・ソロアルバムの外装について


ラプラのソロアルバムが出そろったという事で、それぞれのアルバムの外装から。

左RM・中央j-hope ・右Agust D
それぞれのソロアルバムを並べてみました

こうして並べてみると、まずホソクさんのアルバムのミニマムさが際立ちます。「JACK iN THE BOX」というタイトル表記の通り「i」だけ小文字になってるのが気になる所。個人的には「iPS細胞」を思い出しました。
確かiPS細胞の「i」が小文字になっているのは、当時iPodが流行っていて、iPodみたいに普及して欲しいという願いが込められていると聞いた事があります。もしかしたらその辺りの意識もあるのかな…と勝手に解釈しています。(間違ってたらゴメンナサイ)
アルバムの価格もかなり安く抑えられて良心的。そして小さいけどインパクト大でビジュアルも愛らしい。開ける時も折り紙みたいで良いですよね。あまりに小さいので、私はBTSのポストカードやフォトカードを入れる小さめのクリアブックへ収納しています。

そしてナムさんのアルバムは白い箱に藍色で文字をプリントしているだけのかなりシンプルなビジュアル。ただ白い箱といっても質感がかなり柔らかで、冷たさが一切無い所がポイントなのかなと思います。
パッケージを開ける時に破れたりした方も多かったみたいですが、デニムみたいに使っている内に傷ついたり穴が空いたりするのもまた「味」だと思ってほしいのかなとも勝手に解釈しています(アミとしては綺麗に保管したい所ではありますが)
表面にこのアルバムの使用用途が書かれていて、個人的には「work」のお供に聞かせていただいてます。(a showerのセクシーさがナムさんっぽくてとても良い…)
外装のシンプルさとは違って内容はとても充実していて、もはや美術書。
サイアノタイプ技法を使ったアートなブックレットといい、ナムさんのビジュアルといい、とにかく素敵…素敵以外の語彙力が欲しい。

そしてそしてユンギさんのアルバムはシンプルながらも厳つい感じ。大好物です。(スミマセン、言い忘れてましたが私はユンギペンです)
中身のフォトブックはカッコ良さと色っぽさと可愛さの大渋滞で初見で変な声出ました…2形態とも購入したのですが、あそこまで中身の違うブックレットとは思わず狂喜乱舞。「俺のファンはどうせ2形態買うんだろ?」と言われているみたいです。そうです。買いました。値段も見ずに秒でポチりました(オタクあるある)
決して派手ではなく文字の凹凸部分がゴツゴツしている外装と中身の充実さに、時計のG-SHOCKを思い出しました。武骨で多機能みたいな。例え下手か。
ユンギさんはAgust DになるとSUGAとは全然違う魅力を放つのが謎。ここまでの二面性出してくるの本当に凄い。推しを語る時、好き・カッコいい・凄いしか言わなくなるのどうにかしたい。

…という感じで外装の事を無駄に長く書いてしまいましたが、ユンギさんのソロアルバムが出て改めてラプラのソロアルバムの外装を見て思うのは

・ホソクさんのアルバムは控えめだけど存在感バッチリでオシャレ
・ナムさんのアルバムはシンプルだけどアートでセクシー
・ユンギさんのアルバムは一見近寄りがたいけど開けてみればバラエティ豊か

…これ、アルバムの個性がそれぞれご本人そっくりという事に気付きました。ここまでご本人と似るアルバムってある?凄くない?とオタクは叫びたくなる。
そして個性的なルックスのホソクさんのアルバムとは対照的にシンプルな白とシンプルなダークさのビジュアルが正反対だけどとても似ているナムさんとユンギさんのアルバムの仕様にもグッとくる。

それぞれのアルバムのビジュアルだけで酒飲んで語れるくらい素敵。
どれも違ってどれも良い。


j-hope「JACK iN THE BOX」について


ホソクさんのアルバムは2022年、おそらく一番聴いたアルバムだと思う。
個人的にホソクさんの歌声やラップの声が好きなのもあるけど、とにかく曲が良い。今までのミックステープも大好きだし、BTSの曲で好きな曲10曲選べと言われれば順位変動はあるけど必ずトップ5に入る曲はDis-easeです。
良いよねDis-ease…生み出してくれて有難う、ホソクさん。

話が逸れてしまいました、JACK iN THE BOX。
とにかくすごくバラエティ豊かな楽曲が並んでて、アルバム3曲目に収録されているMOREが先行MVで公開された時はあまりのダークさにビックリしたのを思い出します。
個人的にグランジ/オルタナティブ大好物なので狂喜乱舞だったけど、ホソクさんといえばハピネスでダンサブルな曲のイメージがあったからインパクト強かったし、ご本人もかなり勇気あるご決断をされたんだろうなと。
しかもBTSのメンバーとしてソロアルバム発売トップバッターだったのでリリパやロラパルーザ等のソロ活動も含めて色々大変だったと思いますが、アミがイメージするj-hopeに寄せずに自分の表現したい事に振り切った結果、表現の幅を広げて今後に向けて更に自由度を増したのでご本人はやって良かったと安堵されたのではないかなと勝手に思いを馳せてしまいました。

どの曲も大好きですが、アルバム最後の10曲目に収録されているARSONの熱さに私はときめきが止まらないのです。
まずこのMV内の不穏な世界観。大好物です。有難うございます。
MOREの時も思ったけど、ホソクさんもっとヘヴィな曲たくさん披露してほしいなぁ…という超個人的な願望があります。めちゃくちゃカッコイイ。

ARSONのMVで印象的だったのはホソクさんの後ろで皆が憧れる様な豪邸が描かれた絵が燃え落ちていく所。あの美しい豪邸の絵は世界的に有名なアイドルを示唆しているのかな。想像以上に燃え広がる炎と暗く煤が舞う不穏な現実を進むホソクさん。だけどその世界を作り出したのも自分。
その火を消すか、もっと燃やすかは自分次第。そんな曲で締めくくるホソクさんがカッコイイ。
多分9曲目収録のFutureで締めくくった方がアルバムのラストとして綺麗に終わったはず。でもそうしなかった。ホソクさんのChapter2は内に秘めた燃え盛る炎を宿したまま不穏な時代も生きていく事を選択した、というメッセージに聞こえました。本当にホソクさんは希望だよ。大好きです。

そういえばドキュメント映像も凄く良かったです。何回見た事か…曲を作り出す生みの苦しみ、リリパやロラパルーザに向けてのピリピリと張り詰める緊張感漂う準備の日々、それに伴ってどんどん瘦せていくホソクさん。
心配性で妥協を許さないからこそ自分を追い詰めて作り上げたステージと、それに呼応するアミの皆様の絶叫っぷり。ステージ上のダンサーズ&バンドの皆様とゲスト参加してくださったBecky Gさんとの共演。
ライブが終わって燃え尽き症候群になってもおかしくないくらいだったと思うけど、ずっと傍で見守ってくれたジミンさんの存在がめちゃくちゃ大きかったと思う。ジミンさん居なかったらどうなっていたか…本当にホプミン尊い。

話が逸れてしまいましたが、個人的には=(equal sign)、STOP、What if… も贔屓にしている楽曲です。ホソクさん、いつかソロツアーやってほしい。


RM「INDIGO」について


ホソクさんに続いてソロアルバムを発表したナムさん。
個人的にナムさんの楽曲はBTS・ソロ含めてどれも本当に好きな曲ばかりで特にWale氏とコラボしたChangeが大好き。この曲は今の時代だからこそ色んな人に聴いてほしいなと思いますので、まだ聴いた事が無い人は是非。

ナムさんは今までミックステープとして数多くのソロ曲も発表されていますが、今回が初めてのフィジカル盤としてリリースされるという事で楽曲は勿論の事アートワークもかなりこだわっていらっしゃるのが印象的です。
BTSと違って個人なのでチームと違って100%自分のこだわりが反映されるからこそ随分大変だったのではと思います。本当に素敵なアルバムを有難うナムさん。2形態のコンパクト盤もかなり素敵で額装されているアミの方もいらっしゃるのではないかなと。家の中がいきなり美術館みたいになりますよね、ナムさんは日常の中に溶け込むアートがお好きなのかな、と勝手に思ったりします。

INDIGOは今までのミックステープとかなり地続きになっている様な気がしますが、ラプラの中でも一番外部アーティストがゲスト参加されている曲が多い…というか全10曲中8曲がゲストが参加されている楽曲なので、ホソクさんのソロとはまた別ベクトルでバラエティ豊かな楽曲が揃ってて聞いていて全く飽きない。
BTSのリーダーとして若い時から清濁併せ呑む様な経験をされていて、アイドルという稼業で随分と理不尽な想いもされてきたと思うけどそれでも人が好きなんだろうな、色んな人と交流しながら制作していくのが好きなんだろうなと勝手に思って涙が出そうになります。
ユンギさんもドキュメント映像で音楽制作が辛い、でも人と作業するのは好きっておっしゃってましたが、ナムさんも同じなのかなと。
違う様で似てるナムさんとユンギさん。ナムギ尊い。

アルバムの最後がとても救いがある曲で締められているのも良いなと思いました。
どの曲も好きだけど、先行発表されたWild Flowerのインパクトはやっぱり大きい。初めて聞いた時泣きました…

美しく儚く散る花火より穏やかに咲く野花になりたい。
…うぅ、こんな歌詞泣いてしまう。

ナムさんの声って凄く不思議で、ここまで色んな人の歌声と合わせても馴染むの結構凄いと思う。程よい重たさがあるのが聴いてて安心感があるのかもしれない…そして時に軽やかに、時にヘヴィに、時に優しく変化して、ホソクさんとはまた違う楽曲ごとの変化が魅力的。
考えてみればBTSもかなり個性的な歌声の集合体なので、その中心にいるのがナムさんと考えれば納得いく。
全曲素敵ですが、個人的にはYun、Closer、Lonely、Hecticも贔屓にしている楽曲です。

あと個人的に感じるのはナムさんはファンであるアミと思考や感性を共有したいという気持ちも大きいのかなと思います。それは決して一方的な押し付けという事ではなく、気の合う友達同士の会話で「こういう事があったんだよね」「そうか、大変だったね」という双方の対等なやりとり。
以前おっしゃっていた「平行線の愛」という事でしょうか。
決して交わる事なくそういう関係を築けるというのは、お互いに信頼が無ければ成立しない事。BTSと今の時代を一緒に並行して歩む事が出来る幸せを大切にしたいなと思います。

ナムさんもいつかソロツアーやってほしい。
ライブハウスでの公演、参加出来たアミの皆様が本当に羨ましかった…


Agust D「D-DAY」について


そして先日、念願の推し・ユンギさんのソロアルバムD-DAYが発売されました。
知らなかったのですが過去のミックステープAgust D、D-2と合わせて3部作の締めくくりとして作られたとの事。
先行で公開されたpeople.Pt2のMVの穏やかさに、あれ…もしかして今回は随分優しい雰囲気のアルバムになるのかな…と思っていたらですよ。そんな訳なかった。ギャップの高低差で沼に落とす天才が来たよ。
これぞAgust D様の楽曲、HaegeumのMV。

不穏でダークでヘヴィな世界観。大好物です。有難うございます。
ビートの重さに思わず拍手。
そして気持ち良いほどに現在の社会について捲し立てるユンギさんのラップ。Agust D様の真骨頂。これで惚れない人居なくない?
今回のMVと繋がっている前回・大吹打のMVのラストと違って、今回は傷有りの自分を自分の手で倒した事を明確に表したユンギさん。
その後に公開されたAMYGDALAのMVでは顔の傷が自分で傷つけた事が判明してそれもまた衝撃でした。
こんな内容どうやって思いつくのやら。天才か。
今回のソロアルバムの曲順も凄く良いし、最後のLife Goes Onはグッときた…
時間は流れて忘れていく人もいるだろうけれど、潮が引く様にまた波は押し寄せるはず。
BTSが復活した時にカッコイイ曲をドドーンと発表して「そうだよ!これだよ!これがBTSだよ!」って思い出した様にファンが集まってくるんだよ。
そんな未来を思い描いて、メンバーの7人がそれぞれの場所で頑張っているかと思うと泣いてしまうよね…

ユンギさんのソロはアイドルのSUGAとして表現できない怒りを表現する為にAgust Dというもう一人のユンギさんを生み出した所からスタートしているけれど、決してBTSと切り話せるほど離れては居なくてむしろ地続きに感じる。
そもそもBTSも若者が社会から受ける理不尽な事に対して立ち向かうという意思をずっと貫いていて、今回のソロアルバムでも9曲目のSnoozeでは自分たちよりも更に若い後輩達へのメッセージを伝えてます。
過去に辛かった思いをしたユンギさんが後輩には夢を諦めるなと鼓舞しつつも辛かったら居眠り(Snooze)していいよという優しいメッセージ。
K-popの熾烈な競争に挫けそうになっても頑張っている人達に届くと良いな…BTSが活動休止を明言する時どれだけ勇気を出したんだろう、そして活動休止をどう受け止められるかという不安もきっとあったと思う。
これから後輩達も辛いときは辛い、休みたい時には休みます、と言える環境になるといいね。
Snoozeの歌詞を読んだ時に以前In the SOOPでユンギさんが頑張るフリをしてしまうという内容の相談をジンさんにしていて、それに対して頑張るフリだとしてもその頑張る姿を見てメンバーも頑張れるんだって言ったジンさんを思い出すんですよね…ユンギさんも常々過密スケジュールで働いているアイドルの環境を変えたい、自分達みたいに辛い思いをしてほしくないと公言しているけど、それとは別のベクトルでジンさんの弟達にもたらす安堵感って絶大だなと思う今日この頃です。SIN尊い。

話が逸れてしまいました、スミマセン。
Agust D名義のアルバムは今回が最後になるかも…と言われるとライブ行きたかったなぁ…と悲しみに打ちひしがれております。もしかしたら今度のソロ名義はSUGAになる可能性もあるのかな。
Agust D様にまた会えるといいなと密かに想ってます。


ソロアルバム総括&BTSの尊さ


色々と逸脱した文章を長く書いてしまいましたが、ラプラのソロアルバム総括としては、まず3人とも超真面目…という言葉が合っているのかわからないけれど面白みがないという意味ではなくて、自分自身に対してもアミ…いや、アミだけじゃなくて社会に対しても真摯に向き合っている。
そして自分達のルーツの音楽に愛情と敬意が溢れている。

ナムさんとユンギさんのアルバムは最後の曲に救いがある終わり方をしてる事とは対照的にホソクさんは胸の内で燃え燻る気持ちを吐露する曲を最後にしているのが激熱だなと思いました。
自分が思っていた以上に燃え広がった火を消すか、もっと燃やすかという歌詞のArsonで締めくくったアルバムの後、新曲「on the Stree(with J.cole)」をリリースするの激熱過ぎて…この流れが一番泣いたかもしれません。

この曲、J.coleさんの歌詞がめちゃくちゃ良いなと思って…凄くホソクさんの事を想って書いてくれているなと伝わってきて、そこもまた泣けます。
ホソクさんにとってミューズだったJ.coleさんとのコラボは本当に嬉しかったという事がビハインド映像でも凄く伝わってきたし、その想いもJ.coleさんに伝わっているのが分かって尊い。

ソロツアー中のユンギさんやColdeさんの曲Don’t ever say loveでコラボしたナムさんも沢山活動してくれて有難う。

推しの言葉を借りるならば「過去は変えられない、未来は分からないから不安、だけど現在は自分で変えられる。今を集中して生きる」というユンギさんマインドで私も頑張って生きていこう。

私はユンギペンでありラプラペンですが、ヒョンラペンでありバンタンオルペンでもあります。
だからラプラのソロアルバムだけではなくジンさんのThe AstronautもジミンさんのFACEも勿論聞いて楽しませていただいているし、テヒョンさんやジョングクさんのソロ曲も楽しみで仕方ないです。
今は7人一緒に居る事は出来ないけれど絶対また7人で帰ってくると明言してくれた事がどれだけ嬉しかったか。7人でお揃いの「7」というタトゥーを身体に刻み、離れなければいけない期間もずっとBTSを大事にするというその強い意思と愛情。
メンバーの言葉を見たり聞いたりしていると、離れたからこそ7人が大事で大切で会いたいって想いが募っているんじゃないかなと。
今は寂しいし辛い思いも沢山していると思うけど、2025年に復活した時は7人が再び集まれた喜びを爆発させてほしいなと思います。そしてその姿を見るまではアミ活は辞められないのよ…と思うのです。
ソロ活動を経て復活するBTSは最強でしかないだろうな。
改めてYet To Comeを噛みしめたい今日この頃です。時が経てば経つほどこの曲の威力が増す…また大切な曲が増えました。


最後になりましたが、ここまで読んで下さった方がいらっしゃいましたら貴重なお時間を使って下さり有難うございました。
オタクは自分のデカい感情を吐き出さずにはいられない生き物なんだなと思いますし、推しの存在がオタクを詩人にするとは言い得て妙だなと思います。

あぁ、BTS尊い。