キャロットケーキ
前置き
これを聞くと意外に感じる人もいるかもしれないがレシピ(料理を作る際の材料やその分量、手順)に著作権はない
まあそもそもレシピというのが他人でも同じように再現できるように書かれた手順書であることを考えればそうおかしな話ではない
ただしレシピの書かれ方やそのレシピが書かれたレイアウトには著作権が存在するのでまあいないとは思うけど私がこれまで書いてるようなレシピのぐだぐだと細かくうるさい過剰な注意書きまでまるごとどっかにコピペされてたらそれに関しては私が著作権を主張して裁判を起こせば勝つ目が多少なりは出てくるだろうという話である
じゃあネットに転がってるバズレシピパクりホーダイじゃん!と思う人間もいるかもしれないが法律がそれを許しているからと言ってモラルのない行為をする人間であると大声で言いふらすことに躊躇いがなく、あなたが他人のレシピを丸パクリしてることもわからないような人たちだけを相手をすることで満足できてその上あなたがパクってるレシピを書いてる人たちのコミュニティから排除されて問題ないと思うのなら好きにすればいいと思うが……人間は自由だからね。まあなにごとも仁義は通さないよりは通した方がいいとされている。クックパッドにも誰かのレシピを参考にした時は仁義を通してくださいってわざわざ注意書きしてある。もちろん仁義を通せという表現が使われているわけではないがそのようなことがもっとわかりやすく、そういうことがぜんぜんよくわかってない人間でもどうすれば一応セーフということになるのかをこと細かく書かれている。優しいサイトだね
で、結局何が言いたいの?という話なのだがこのレシピは完全に引用元があるのでそれを貼ります
タイニーフルーツキッチンさんのキャロットケーキです。まずはこの通りに作ってみよう。
以下は私の作り方
使う調理器具
オーブン オーブンレンジで良い
まな板
包丁
ぶんぶんチョッパー
大きめのボウルふたつ どんぶりなどで代用可
泡立て器
ふるい ザルでいい、私もザル使ってる
計量カップ
はかり これなしでお菓子作りに手を出そうというのは豪胆すぎる。目盛を読むようなやつじゃなくて電子のやつが良い
小さじ 最悪はかりで代用できるけどはかりではかるには細かすぎるからあった方が楽
ゴムベラ 混ぜるのにも使うけどボウルにこびりついた生地をこそげ落とすのに必要なのでないなら買った方が良い
パウンドケーキ型 クッキングシートで高さだしする手間をかけれるなら18cm型ひとつでいける。私はそれができないからダイソーの3つ入りの紙のやつを一度にふたつ使ってる
材料
卵 2個
にんじん 200g(中一本)
オリーブオイル 120ml 元のレシピのサラダ油をオリーブオイルに変更している。とにかくオリーブの風味が好きなのでこのようにしている
砂糖 160g
薄力粉 160g
重曹 小さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1
オールスパイス 小さじ1 元のレシピのシナモンをオールスパイスに変更している。家にシナモンあるだろ!と買わずに帰ったらシナモンがなくて代わりにシナモンも含まれているオールスパイスがあったのでそれで代用してそのままシナモンを買っていない
ナツメグ 小さじ1
くるみ 30g 50gくらい入れている
作り方
手順1
オーブンを180℃に予熱しておく。ケーキを焼くのに失敗するやつはいつだって予熱をし忘れているやつなので絶対に予熱をしよう。なぜレシピのいちばん最初に書いてるかわかるか?オレがやさしいからだよ
手順2
金属の18cmのパウンドケーキ型使う人はクッキングシートを切って型に合わせて高さだけは型より高くしとこうね(生地が膨らんで流れ出すのを防ぐためだよ)
オレにはそんなことはできない……面倒すぎて……
ガラスのパウンドケーキ型はオススメしない、それで失敗した(生地が流れ出してオーブンレンジの中がコゲコゲのガビガビになった)から
高いのならいいのかもこの高いは値段じゃなくて高さだよ文脈でわからない人もいるから書いといたけどこういうことを書くとバカにするな!という人もいるがお前がバカじゃないと思うのならお前のための注意書きじゃないことくらい理解し、耐えろ
私は紙のパウンドケーキ型(ダイソーの3つ入りLサイズ)をふたつ使っています、一回でふたつできてお得だし
手順3
ニンジンを包丁とまな板で薄めの輪切りにしたあとぶんぶんチョッパーでみじん切りにする。あんまり雑な切り方だとぶんぶんチョッパーの刃が負けてしまうのでそこそこ丁寧にやろう
元のレシピだとおろして入れているけど私はこっちの方が水分のコントロールができて好きなのでこうしている。おろして入れるとよりしっとりしてみじん切りで入れるとちょっとパサめになるので好みとどっちの手間ならかけれるかで選んでね
クルミを砕いておく。クルミは手で砕きやすくていいね
手順4
粉類(薄力粉・重曹・ベーキングパウダー・スパイス類)を大きなボウルで量ってザルでふるっておく
ボウルにザルを入れた状態で重さを量ってそのままふるうとボウル一個でできて楽だよ
手順5
大きなボウルにたまごと砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜる。オリーブオイルも入れて一体化するまで混ぜる
泡立て器はここでお役御免、洗い物にしてしまおう
手順6
ゴムベラに持ち替えてたまごと砂糖とオリーブオイルを混ぜたボウルにみじん切りにしたニンジンを入れて混ぜる
手順7
ふるっておいた粉類を2〜4回に分けて入れて都度ゴムベラで切るように混ぜる。混ぜる時は毎回粉っぽさがなくなってから次の粉類を追加していこう
全て混ざったら砕いておいたクルミも入れて混ぜておく
手順8
生地をパウンドケーキ型に入れます
私は紙のパウンドケーキ型をふたつ使っているので生地を半分くらいにわけていれています
一気に半分入れるんじゃなくて交互にちょっとずつ入れてまあこれで半分と言ってもいいだろうって感じにやってる
生地がめちゃこぼれるから型から型に移動する時はゴムベラで縁にから垂れてるやつを落としてから移動してくれ
ひとつのパウンドケーキ型でするひとは何も考えずに全部入れよう
入れ終わったら型に入った生地をなんとなく平らに均しておくといいよ
手順9
生地の入ったパウンド型を180℃に予熱されてるオーブンに入れて40分焼きます
自分の家のオーブンの火力に自信がなかったら45分焼こう
オーブンでも回転皿で回りながら焼かれるタイプなら40分一気に焼いてもいいけど回転皿じゃないタイプなら焼きムラが出る可能性があるので20分焼いてから生地をひっくり返して(断っておくが上下ではない。手前と奥を返せと言っている)もう20分焼くと半分焦げてて半分生焼けというイリュージョンケーキを避けられるよ
あと温度上げて時短できませんか?とかいうやつはできないとだけ言っておきます
手順10
ケーキが焼けるまでの時間で使った道具を洗ってしまいましょう。おやつを食べた後に洗い物するよりも絶対洗い物してからおやつ食べる方がいいから
手順11
焼けたら竹串を中央に刺して生地がついてこなかったら出来上がり!
少し冷めるのを待って食べましょう
おいておく場合はラップを巻いておくとしっとりが保たれます
手順12
元のレシピにはチーズフロスティがあり、それをつけるとまた違った味わいが楽しめるのでぜひ試してみましょう
余談
私が最近よくケーキを焼くようになっているのはすべてこのキャロットケーキのおかげです。去年の11月ごろ、よく野菜をくださる方にニンジンをたくさんもらってどうせならふだん作らないものを、と思ってこのケーキを焼き始めました
今では毎週のようにケーキを焼く生活になりました
豊かな食生活!
タイニーフルーツキッチンさんがレシピ本を出してるそうです!要チェック!
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