ガチで危機感持ったほうがいい

「競争したことがない男はガチで危機感持ったほうがいい」のような話がバズって流れてきて、弱い男である私は率直に不快感を覚えるのではあるのですが、正しいこと言ってるなとも思いました。

男性のコミュニティにとって、他の誰かよりも何かで上回ること、それを互いに比較し上下を極めること、いわゆるマウントは関係性を構築するうえでの絶対的な指標です。どちらが強いか優秀かで競い合っている、四六時中そんな話をしています。
私は気も弱くて大きなことも言えないタチなので、そういうホモソーシャルなコミュニケーションからは阻害されていて、それ故にこういうマウントコミュニケーションは嫌いです。
ですが、ホモソーシャルなコミュニケーションで評価されることで、そのコミュニティでの地位が向上し、よい仕事がもらえたり女にモテたりするのは間違いない。

とはいえ、それはあくまで男性のホモソーシャルコミュニティの中だけの評価で、その外では機能しません。
なので、マウントやって評価されるやり方をする限り、コミュニティに従属し続けるしかないです。
そして、昨今のジェンダーイクオリティによって、ホモソーシャルコミュニティの影響範囲は縮小されているので、10年ぐらいすると機能しなくなるんじゃないでしょうか。



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