ビッグドライフライとは
細い針は伸ばされちゃうよ
そんな聞いたことのないアドバイスを受けて、6月の北海道に向けて巻き進む。
ドライフライ用の針は細くて軽いから浮くのではないのか。
大きな魚を釣るときは太い針でデカイフライを巻くらしい。そうしないとかかった時に針が伸びてしまうらしい。ホントの話かね。
なにしろ、大きなドライフライを調べてみると、シュティミレーターというのがよく出てくる。代表的なビッグドライとすら書いてあったりする。
まったく存じ上げず、すまぬ。という気持ち。
シッポ付き、フロントハックル付きのエルクヘアカディス。手間がかかるヤツだこれ。
ヘアスタッカー2回とハックル処理2回。ダビングも2回。エルクヘアカディス2個分のマテリアルを飲み込む大食漢。
カディス2個分の材料で一個のフックを浮かすんだから、太いフックで大丈夫、的な理屈なのか。
調べた限り、6番から巻いてる人がいたので#6の針から順番に。
マテリアルいっぱい使うから机がすごく散らかる。エルクヘアの産毛が舞う。鼻がむずむずする気がする。
#6のドライフライを巻いていたはずだが、スレッドくらいデカイ何がが出来上がった。
なんとなく浮かない予感がしたので、2本目はボディに梱包用の薄いフォームを突っ込んで、マジックでオレンジに塗って誤魔化してみた。予定通りゴミ感が出た。気づかなかったことにしよう。
#10番が常識的なサイズに見える不思議。
ダビングがオレンジなのは何が意味があるのか、ないのか。不思議なフライだ。
キイロスズメバチっぽい柄に見える。
オリジナルは曲がったフックを使うようなのでまた違う印象なのか。
使うかわからないけども、手順忘れそうなのでたくさん巻いておこう。
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