未体験の日常と新しいシングル
久しぶりに書いてみます。
言わずもがなですが、全国非常事態宣言の真っ只中。
たくさんの方々が自宅待機の日々なのだろうし、先行き不透明なままに不安な方々も多々いらっしゃることでしょう。
ぼくはと言えばありがたいことに番組の業務は続いていて、外の景色に違いがあったり、(有効か否かはわからないままに)たくさんの感染予防対策が追加された以外は相変わらずの毎日です。
今となっては「休みたい」は贅沢なのですね。何しろ「仕事がない」から困ってる方や、働きたくても働けない方が多いでしょうから。
ときどき友人、知人、SNSなどで、たくさんの #stayhome な生活を垣間見るにつけ、自分は違う世界にいるのではないか?と錯覚してしまいそうになるのだけれど、出かける前にマスクをしたり、家やスタジオに入る直前に実施する検温だったり、そもそもタクシーで行き帰り、なんて状態になっていることなどを思うにつけそうではないことを認識したりします。
自粛の影響でオンライン飲み会が盛況のようですが、実はぼく、未体験なんです。
Zoomは使えるけれど呼ばれたことはないし、参加してみたいと思うような会は、残念ながら自分の仕事の番組放送中で参加できないことばかりだし、仮に自分が開催したとしてもどなたも参加しないと思うし・・・・。
そうなってみると、自分がいかに人と交流していないか、とか、ぼっちなんだよなぁ、なんてことをつくづく思い知ったりします。
己の分際を知らされているような感じですね。
それが今の現在位置。
家で何があってもきっとしばらくは誰にも知られないんだなぁ、なんて。
正直寂しいなって思ったりします。
明日のわからぬままに過ぎていく日々に不安を感じつつも現実と向き合うこと。
「明日は我が身」を意識しながら飄々と振る舞う毎日。
すべてが未体験。
きっとこのままなくなることはないのではないかという覚悟もいるのかな。
ねぇ「収束」ってなんだろう?
「終息」ではないのだね。
などと考えながら、この世に現れてしまった「それ」がずっと留まり続ける世界と向き合って生きていくことを考える時期なんだな、と思ったりもする。
もちろん答えは出ない。
ただ、げんきで、与えられた環境下で可能な限りたのしく過ごせる道を模索するだけ。
時は少しだけ前へと遡る。
データの整理をしていて、たまたま数年前に作って世に出ることのなかった曲を発掘しました。
今聴いてもおもしろかったので、プロジェクトファイルから手を入れ直して、アップデートしてリリースしようと思いました。
カップリング曲に、昨年のアルバム制作時に、色が合わないからと、寝かせておいた曲を選び、手を入れて新たに仕上げました。
そんなわけで、invisible Futureの新しいシングルが配信開始されています。
初めてインスト曲だけでシングル。
新しい試み。
あなたがきいてくれたら嬉しい。
好きになり、幾度か愛でるようにきいてくれたらもっと嬉しい。
Anaaaph / invisible Future
ぼくは今のところ大丈夫です。
あなたもどうかご無事で。
そして、いつか生きてお会いできたら嬉しいです。
Stay Home
Stay Safe
サポートに感謝いたしますっ。 時々おっきなお返しができるといいな・・・無駄にしないように頑張ります!