人を動かす

人を動かすって、色々な定義がありますが

ここでは「人に好かれるためには?」「信頼を勝ち取るためには?」という論点で話を進めていこうと思います。

デール・カーネギー氏の著書を読んでのアウトプットです。

まず一つ目に、【批判も非難もしない】といこと。

人は基本的に自分が正しいと思いたがるとカーネギー氏は語ります。

これに関して僕が思うのは、特に本気でやっていればやっているほど、その人は自分の決断を信じている訳ですから、それを真っ向から否定すれば相手の自尊心を痛めつけるだけでなく、相手はそれを素直に受け取ろうとしないかもしれない。

少なくともビジネスシーンでは、互いの向上のためには「まず相手の主張を理解すること」に真摯になるべきだと思うのです。

ではどうするのが正解なのでしょうか。

ひとつは「相手を適切に褒めること」

相手の主張に耳を傾け、それが自分の意見に反するものであったとしても、その結果相手がミスをしたとしても
まずは相手の良かった部分を見つけて、適切に褒める。

人は往々にして1度褒められ、自身の重要感が満たされると、ある程度の満足感を獲得します。
この状態の人間は後に多少の指摘があったとしてもさほど気分を害しません。
(これは著書だけでなく自身の経験からもそう思います…)

それほどに人は自己の重要感、つまり自己肯定感を満たすことを重要視しているのです。
(自分が大活躍するような想像をしがちなのも、こういう理由なのかも)

兎にも角にもまずは褒める。相手の良い所を先行して見つけてみる。
これを言葉にして相手に伝えた後、自分の主張をポジティブな言葉で伝えること。
こうする事で相手は自尊心を傷つけられることなく、スムーズにこちらの主張を受け入れてくれるはずです。



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