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あきやさん講演会感想✍️自分語りとコンセプト

当日リアルタイムで見れなかったので、アーカイブで視聴しました!(見出し画像にあきやさんのお写真お借りしました!🙇‍♀️)
感想の内容はほとんど自分語りです。

色々なお話がある中で、私が一番心に残ったのは「なりたい」と「好き」の違いの話。今まであきやさんの御本を読んだり、講座を視聴したりしてきたけれど、どうにも違いが分からない点だったので、あきやさんの口から一つの解釈を聞くことができて有り難かったです🙏

「なりたい」は理性、「好き」は本能。「なりたい」は哲学、美学、骨に刻みたい言葉、頭蓋骨に書きたいかどうか。
ここまではなるほど、と聞いていたのですが、質問コーナーの中で以下の答えが出た時に、正直に言って、少し狼狽えてしまいました。

「なりたい」は痛みを伴えるかどうか。痛いと思っても怖くても耐えられるか。覚悟があるか。

これを聞いた時、私には痛みを伴ってでも「なりたい」ものは無い、と真っ先に思ってしまった。ちょっと情けないけれど。

5月の月報で『ファッションを真剣に考えたいか、ファッション以外のことを真剣にやりたいか?』の2択テストの問いに対して
『"真剣に"考えたい、やりたいことって今ないかもしれない。』と書いたことにも通ずると思う。私はシリアスに考えるのが苦手なんだ。

私が考える、漫画界で最もシリアスにジャズと向き合う主人公、宮本大。
BLUE GIANTは大好きな漫画です。
画像引用:ビッグコミックBROS.NET


ただ、簡単に「無い」と言い切ってしまう自分は好きじゃないと思ったので、考えてみたんです。痛みや恐怖に耐えてでもなりたいもの。

「自分に正直に生きる」。これが、私が痛みを伴ってでもなりたい姿です。いや、なりたい、というか、ならざるを得ない、というか、そうしないと嫌だ!と思う姿。

これはたとえば、困っている人がいたら手を差し伸べるとか、お世話になった人にはきちんとお礼をするとか、家族や友達が悲しんでいたら寄り添うとか、人に対して私がしたいと思ったことを、他の人からどう思われるかとか、損得で考えるとかせずに、実行できる人でありたい、という話(ちなみにこれらは決して優しさではなくエゴ、自己満足)。
他人の目を気にしがちな私にとっては、それをスルーすることは結構しんどいことなんだけど、それには耐えたいな。自分の気持ちに正直でいたいな、とは無理せず格好つけずに思える。

中学生の頃の学校行事で、書き初めと発表をした時に選んだ言葉も「素直」だった。当時と今では言葉に込めた意味が違うんだけれど、でも私はかれこれ人生の半分以上を「素直になりたい、正直でありたい」と思って過ごしていることに気がついてしまったね。

私の自作ファッションコンセプトは「上品で遊び心があり、どんな時も人生を楽しむ、いつだって自分が主役みたいに輝く舞台人」です。

「上品」が似合う。
「遊び心」が好き。
「どんな時も人生を楽しむ」「いつだって自分が主役みたいに輝く舞台人」になりたい。

「どんな時も人生を楽しむ」、これは私が中学生の頃から、つまらない毎日に対して反発するために思っていた『毎日が楽しくないのは自分から楽しもうとしていないから』という考えから来ている言葉でもあり、大好きな人たち(V6です)(突然推しの話)が、年齢を重ねても環境が変わっても、人生を楽しみ続けている姿に憧れての言葉でもある。
ただ、シリアスに考えるのが苦手だと思うのは、この、ある意味「楽観的」でありたい気持ちがあるからなんだろうなあ。そしてもしかしたら、講演会の中で言われていたように「ダウトのなりたい」なのかもしれない。本当はシリアスに、というか、何かに真剣になりたいのかもしれない。どうだろう。ここ考え続けたいところ📝

「いつだって自分が主役みたいに輝く舞台人」、これのポイントは"主役"ではなく"主役みたいに"としているところ。日々の暮らしの中で、自分が本当の主役になる場面なんて私の場合は滅多に無い。無いけれど、私が思う"主役"は大事な場面での決断を、自分の意志で行なって物語を進めていく人だから、私もそうやって、いつだって人生の舵を自分で取って生きていきたいと思うんです。
職業を「舞台人」としたのは、言わずもがな舞台が好きだから。「俳優」としないのは、舞台に立つ人だけでなく、関わるスタッフの人たちのことも尊敬しているから。私のように、舞台が好きな人たちのことも仲間だと思うから。

話が脱線してしまったような気がしますが、今回の講演会のおかげで「なりたい」「似合う」「好き」の違いの解像度が上がって、自分が人生で大切にしたいことを改めて振り返ることができました🫶あきやさん、素敵な講演会をありがとうございました☺️

ファッションについて考えることは、人生について考えることだな〜とつくづく思うね!これからも考え続けることを大切にしたい。

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