美味しいお酒三選(ジャンル問わず)

前提:このnoteはお題箱(https://odaibako.net/u/yamango_)に届けられたお題をタイトルにして書く、という自分ルールで運営します。


謝辞

上記のような前提を掲げた以上、乱数文字列タイトルの怪文書ジェネレーターとして生きていく覚悟はしていたわけです。
たとえ怪文書でも、読んでくれる方の暇潰しにでもなれば幸い、多少ウケればこれ幸いと下卑た笑いを浮かべていたりもしました。
(そういえば「下卑げび太」っていうキャラクターいたよな、と思って調べたらいなかった、下衆ヤバ夫はいるのに。ところで下衆ヤバ夫といえば、くりぃむANNフリークを公言しておきながら(してます)、リチャードホールをリアルタイムで見たことがない、ということに若干のコンプレックスがあります)


閑話休題。


まさか最初のお題が「美味しいお酒三選(ジャンル問わず)」だとは……!
僕はとてもとてもお酒好きなので、最初の投稿で自己紹介も兼ねたお酒の話ができるのは嬉しい限りです。素敵なフリに心からの感謝を込めて、記事の導入と代えさせていただきます。


お酒は全部美味しいのに3つに絞る……!?

ウキウキで筆を執って最初に悩んだのがこの点です。
世の中に存在するお酒の銘柄っていくつあると思いますか(フェルミ推定)。
どこの馬の骨とも知れない怪文書ジェネレーター未遂が、数多ある銘柄の中から「これが美味しいです!」と3つに絞って豪語するのは中々難しいわけです。なんぼのもんじゃいとツッコまれても文句は言えない。
そんなわけで絶対的な美味しさについて言及することはできないので、美味しさの判定についてはあくまでこれまでの人生の思い出補正マシマシでお送りしようと思います。
そして、せっかく(ジャンル問わず)と冠しているので、別の種類のお酒からそれぞれ1銘柄ずつ挙げさせていただきます。


1.GOOSE IPA

最初に紹介するのはクラフトビール。
GOOSE ISLANDというアメリカはシカゴの醸造所が作っている、IPAという種類のビールです。
(IPAというのはビールの種類ですが、詳しくは(話そうとするとぼろが出るため)割愛します。グレープフルーツっぽい苦味のビール、ということだけ覚えて帰ってください)


学生時代のイベントで、僕は人生で一度だけアメリカの大地に降り立ったことがあるのですが、それがシカゴでした。僕は旅行先で地酒やら地ビールやら買うのが好きなので、その最たる体験として思い出に残っています。
シカゴは(僕の体験の範囲内ですが)、シカゴピザやらフライドチキンやらハンバーガーやらの街です。ステーキの付け合わせでグラタン1人前くらいの量のマッシュポテトが出てくるような街です。
そういう、「ジャンクよジャンク、ドジャンクよ!」なメニューにGOOSE IPAはとにかく合います。合うったら合います。
飲み口は所謂生ビール以上にすっきりしているので、口直しにビールを飲む、という贅沢の最高峰を満喫できること請け合いです。


2.久保田 萬寿(まんじゅ)

続いて紹介するのは日本酒です。
米どころ新潟は長岡にある、朝日酒造という醸造所が作っています。


久保田を始めて飲んだのは二十歳の誕生日でした。
誕生日祝いで、仕事柄ありとあらゆる日本酒を飲んでいる父が、二十歳の誕生日祝いにふさわしい酒はこれだ、と厳選してくれました。
そういった意味でも特別なのですが、思い出という付加価値に勝ると劣らない特別な味わいがあります。
GOOSE IPAがジャンクな飯すべてに合うお酒であるとすれば、久保田はジャンクな飯以外すべてに合うお酒であるといえるかもしれません。
久保田は、いわゆる端麗辛口、という区分の日本酒です。そう聞くと味わいが少ないタイプなのかな、と感じるかもしれませんが、決してそんなことはなく、すっきりとした飲み口と確かな米の甘みが両立していると僕は感じます。
美味しいお米で炊いたごはんって、ジャンクフードでもない限り何にでも合いますよね?それと同じです。

(余談ですが酒飲みってすぐ味を説明したがるな、と思われるかもしれません。それは確かにその通りなんですが、お酒の味って中々一言では説明しづらく、人によって感じ方も違うためどうしてもそうなってしまうんです。許してください)


3.KREMLIN AWARD

最後に紹介するのはロシアのKREMLINというウォッカです。
まさかの日本未発売。頑張れば買えるようです。
僕の非常に大事な友人が一時期ロシアに住んでいたため、顔を見にロシアに行ったことがあります。そこで買ったのがKREMLINというウォッカです。
(こう書くと海外経験豊富なように感じるかもしれませんが、国外経験の2/3をこのnoteで消費しています。残り1回は台湾です。英語より日本語が通じる)


GOOSE IPAと久保田 萬壽で世の中の料理に合うお酒を網羅してしまったわけですが、じゃあKREMLINは何に合うのか?というと、合う料理を考えなくてよいタイプのお酒です。
ウォッカってよく知らないけど、めっちゃアルコール度数高いお酒だよね?と思われる方がいるかもしれません。僕の認識もほぼ同じです。
アルコールが強いからか、ウォッカの味って表現するのが難しくて、美味しいという概念を直接脳にたたきつけられているような感覚になります。アルコールのきつさに慣れて、美味しさだけを感じられるようになれば一番美味しいかもしれません。
ウォッカはアルコール度数が高いので、氷点下で保存しても凍りません。メープルシロップくらいのとろつきになります。
キンキンに冷えたビールが美味しいのと同じで、キンキンに冷えたウォッカも美味しいという話です。非常にシンプル。



以上、「美味しいお酒三選(ジャンル問わず)」というお題に対する回答です。ご確認ください。

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