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【RX 山本】2022.5.5 ひたちなかTT 40km 優勝

しろさとTTと酷似したイベントが突如出現。ひたちなかの交通センターで5月に初開催ということで出場。
180km・90km・40kmと3部門あり、180k(高岡)、90k(AKB)、40k(筆者)とそれぞれにRxから選手を送り込む形に。結果的に3部門制覇という嬉しい結果となる。

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準備

今回は機材面で神経質なくらいに調整を行う。なにしろ前回のレース(5.1/高石杯)ではバッテリー切れという、自己嫌悪に陥る致命的ミスを発動している。まあ…あれがあったから直後のTT向けの練習を立て直せたので、ただでは起きずとしておきたい。 過去二回のしろさとTTの速度域(45km/h)を基準に53分20秒を目指す。

コース

会場の開門からレース開始時間までがタイト。慌ただしく準備をして試走もできず高岡がスタート。見送って周囲で機材チェックを含めて軽くアップを行う。気温が高いのでそれほど深部体温を上げることは考えず、筋をいたわるように。距離も40kmとはいえ53分(Ave45km)の戦いになる。これから始まる高強度で追い込むレースにむけて。
フォームもかなりまとまってきたと個人的には思う。新調したショートノーズのエアロヘルメットは筆者のフォームに適している形状。視野も広くなり、深い前傾姿勢がとれた。

photo:AKB

ほぼオーバルのテストコースで緩やかなアップダウンがあるがしろさとのコースのほうがやや起伏にメリハリがある。
上り基調のホームストレートの2kmほどが正面からの向かい風(風速3.8m)。バックが下り基調の追い風となり、スピード差が激しい。コースの特徴を掴むまで2〜3周ほど要した。準備に時間を取られ試走ができるタイミングもなかったので試行錯誤しながら走ることになった。
目標物がない孤独な戦いで、後続から逃げ切るイメージでペダルを回す。
意外とパワーの出し入れのメリハリが強くAveパワーは伸びずしろさと時点の3%落ち。パフォーマンスが下落トレンドに入っていないと暗示にかける。

結果

Dsc:40km Time:53:34 AvS:45.1km/h AvP:291w AvHr :168bpm

かろうじて目標値付近に着地。データを見返すとスタートの1周目以外は6:40-45秒前後で推移。ベストラップはおそらく6:39の2周目で、プッシュしたラストラップはパワーデータこそもっとも高いが2番目のタイムだったのが面白い。呼吸数/分の多い3〜4周目がメンタル的に最もしんどくて、体感では最終周のプッシュがハードだった。

当日夜の反省会ではそれぞれのアクティビティの比較を行う。ケイデンスはもちろんパワーNpや心拍数などの推移に大きく特徴が分かれており3部門での領域では負荷がかかるポイントが異なっていて興味深かった。
切磋琢磨する仲間たちとこのような時間を共有できて、なにかと報われる1日だった。


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