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【RX 山本健一】 2024.7.14 全日本自転車競技選手権トラックレース マスターズ大会 スクラッチ4位 3km個人パーシュート 2位

3年連続で出場しているトラックマスターズの全日本選手権。2022年以来の優勝を目指すが届かず。

スクラッチ 4位

昨年は計らずも単独逃げとなりラスト1周まで泳がされる。どんな走り方でも勝てば官軍である。今回も展開のアヤで逃げとなる。ライバルでありながら協調者による四人の逃げが2周目から成立する。それぞれの思惑があり中盤からローテーションが成立せず、あわやメイン集団ラップまで迫りながらも追走に捕らえられる。追走も疲労しているようで6周を残し泥試合のように牽制になる。ラスト4-3周で2名飛び出し、八幡さんの追走がかかり番手となる。先頭1名射程圏内か、という距離でラスト1周手前で追走の先頭となり、もはや引くしかない状況。しかも積極的に追走していた八幡さんが足を残していて(序盤に一緒に逃げた)第4コーナーで捲られもう一人にも抜かれて4着。強いし勝負感がある選手だなと思う。
逃げの際も8割程度で足を残しながらだったが平均時速が47kmと聞いて、感覚との乖離を覚えた。

photo Ai.TERASAKI

個人追い抜き 2位

昨年は諸般の事情でトレーニング不足のまま挑んで当然近年のワーストタイムだった。それ以来のバンクとトラックバイクのライド。もっと準備しとけよ、と言われるだろうが路銀を稼ぐ労働の合間や家庭環境の中でトレーニングをして競技をしているわけで個々がどこまでなにを突き詰めるかがマスターズのレースだと思っている。それらの調律の問題であってチャレンジしていない者に言われる筋合いはない。
とはいえ、なにがよかったのかバンクには乗れていないが事前の調整が功を奏したか1.5秒PB更新。22年の優勝タイムよりも良いが優勝タイムは大会記録樹立につき2位にとどまる。

今後も自転車に乗る理由でもある挑戦は続くはず。


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