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[39本目]生き方の変化を迫られている

2020年、アレが全世界的に突然拡がって働き方の変化を迫られることになった。うちの会社は比較的早いタイミング、そう2月の段階でリモート勤務をはじめて11月末時点で継続中。まーったく会ってないけど、週1回のリモートMTGだけで仕事は全然問題なく進められている。大規模なサーバ移転(オンプレ⇒クラウド)やら、大規模リニューアル(うちの会社にとっては超大規模)やら、全部リモートだけど問題なく完了している。元々、自分自身関西と東京を行き来していたこともあって、会社にいなくても仕事できることを理解していたことが大きかったけど、スタッフも全然それで大丈夫だった。

というか、むしろ今の勤務スタイルの方がそれぞれには向いているような気がする。そう、働き方の変化を迫られる、というよりもむしろ、生き方の変化を迫られている。会社に出社するのが当然だった生活から、出社という概念が消えてしまう。元の状態に戻ることを前提にここまで来たけど、どうやら元に戻ることは必要なさそうだし、さらには元に戻ることができない状況になりつつある。そう、アレの影響がついに自分自身のビジネスに出てしまった。多くの会社が自分たちのビジネススタイルに変化を迫られ、ゼロベースで再考している。うちみたいな小さな会社は、そんな外因に抗うことは不可能で、より大きな規模で変わることが必要となった。

会社としてはちょうど20周年の期に入っているけど、これまではゆるいながらも大きな変化は無かった。が、どう考えても変革が必要な状況になっている。正直、後ろ向きな気持ちでいっぱいだったけど、ここに来て覚悟が決まった、これは逆に楽しんじゃった方がいいんじゃないかとまずは思考を変えるところからはじめることにした。ここから先は、不可逆な展開になる。もう、元に戻ることはできない。幸いにも会社の規模は超絶ミニマムなので、意思決定は自分に全て委ねられている。今のミニマムな環境を維持しつつ、次の一手を打つことができる状況に持っていかねばならない。まずは、一番厳しい作業からはじめるしかないな。

人類のかなりの数の人たちが、同じような変化を迫られている。働きの変化という枠を超え、生き方の変化を迫られている。色々守りたいものは多いけど、全てを守りながら生き方を変えることは現実的じゃない。捨てなきゃいけないものが多すぎて正直目眩がするけど、ここままでいることは許されない状況が2020年の今だ。ああ、とんでもない時代になっちまったなぁ、まああと1週間で隕石が落ちてきて地球は終わりです、に比べれば遙かにマシか、宇宙人が襲撃してきたわけでもないし。

よし、覚悟は決まったぜ、あくまで前向きにこれまでと同じようにこの環境を楽しもう。進むことによってより大変なことになっちゃうかもしれないけど、立ち止まっていられないのが現実だから。もう、アレだな、バンジージャンプでも飛びに行きたい気分だわ。

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