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駿河屋高槻トレカ館旧裏ジムバトル20/08/23使用デッキ「スライ」

20/08/23に行われた高槻旧裏ジムバトルに参加しました。たまにはスタンダードなデッキも使おうという事で、ちょっと前に組んだライチュウ(neo3)+マルマイン(第一弾)の通称「スライ」を使いました。

既存デッキのカスタマイズ

昔から強いとされているリストに手を加えるとき、そのデッキの何が強いのか、手を加えて何がしたいのかを明確にしないとデッキが弱くなります。 デッキの本来の強い動きができなくなったり、元々有利だった相手に勝てなくなっては本末転倒です。

ベースとしたのは自分の考えと形がかなり近い708さんのリスト(ポケモンカード有象無象:【ポケカ旧裏】デッキ紹介「スライ」)。基本的な解説はこちら参照してください(丸投げ)。

今回は苦手な相手である、鋼エネを使ってくる高耐久、あとはミラーの先攻(じゃんけん)ゲーに対して仕事ができるカードを採用します。

【デッキレシピ】

殿堂:「高槻殿堂」準拠
4 ピカチュウ(WHFプロモ)
3 ライチュウ(neo3)
3 ビリリダマ(拡張シート)
2 マルマイン(第一弾)★★×2
2 ドードー(第一弾)
1 ドードリオ(ジャングル)
1 ウソッキー(PF2)
1 ミュウ(コロコロプロモ)
1 エイパム(neo1)
ポケモン:18枚

4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
4 マサキ
3 クルミ
2 ナツメの眼
3 ポケモン交換おじさん
3 夜の廃品回収
4 ポケモンぎゃくしめい★×4
4 プラスパワー
1 まきちらせ!ベトベトガス
トレーナーカード:32枚

10 雷エネルギー
エネルギー:10枚

【デッキコンセプト】

1ターン目:ピカチュウで「じゅうでん」
2ターン目以降:ポケモンぎゃくしめいand/orプラスパワーからのライチュウの「らいげき」で盤面優位を取り、マルマインの「エネエネ」でエネトラッシュ後の動きをカバーしながら維持し続けます。

・参考リストからの変更点
out
ライチュウ(neo3)×1
ビリリダマ(R団)×1
まきちらせ!ベトベトガス×1
礼儀作法×1

in
ウソッキー(PF2)×1
ミュウ(コロコロプロモ)×1
エイパム(neo1)×1
ナツメの眼×1

・初手の安定性を落としたくないのでドローは削れず、プラスパワーとポケモンぎゃくしめいは取れるサイド数に直結するので減らしたくありません。
・このデッキでのマルマインは3、4ターン目に立てばいいので、ビリリダマは甘えて3枚に。
・状況を選び、相手によっては完全に腐るまきベトを1枚減。
・場に出さないことのあるたねポケモンが増えたことで礼儀作法が使いづらいので、ナツメの眼の2枚目に変更。タイミングを選ぶトレーナーが多いので、クルミよりまるごと入れ替えられる眼を選択。
・他に抜けるカードがなく、ポケモンの枚数増え過ぎて枠がないのでライチュウを1枚減。ナツメの眼で探しにいけるようにして補完したとはいえ、2ターン目に揃えるのに不安はあるけど今回は妥協。(同時に何枚も必要なわけじゃないし、なんとかなるやろ

【採用カード個別解説】

・ウソッキー(PF2)

特殊能力「ものまね」により相手の持っている技を使える。エネルギーは必要ですが、雷エネで技が使える相手の無色、雷ポケモンに対して弱点がつけます。また、マルマインと共に採用することで様々なタイプの技が使える可能性があります。

主な役割は鋼ラッキーのラッキー、スライミラーでの後攻時の対処。

ラッキー(第一弾)は鋼エネが4枚ついても「すてみタックル」で相討ちにできます。殿堂的に相手から突風等で呼ばれる心配もないのでゆっくり4エネ貼れば突破できます。

スライ相手には、ピカチュウ、ライチュウ、ビリリダマ等の技が使用できます。後攻1ターン目に相手のピカチュウの「じゅうでん」をものまねすることで、相手のライチュウの「らいげき」にプラスパワー2枚使用かエネトラッシュのいずれかでのウソッキーの処理を強要でき、リソース勝負に持っていきます。

・ミュウ(コロコロプロモ)

特殊能力「ニュートラルシールド」で進化ポケモンからのワザを受けない。

主な役割はハガネール、イノムー単騎にされることの回避。

ハガネールやイノムーの前に出すことで相手はベンチにミュウを倒すためのたねポケモンを出さざるを得ないため、それを狩ってサイドを取りきります。相手が何も出して来なくても、デッキ切れ勝負で勝てる様にエイパム(neo1)も合わせて採用します。ドードリオがいることでミュウの逃げるコストがかからず、エネのロスなくまわせます。

その他、ライチュウの「らいげき」のエネトラッシュ後のエネを貼り直すまでの壁としてバトル場に出すこともできます。

【対戦レポート】

2020/08/23:参加者8人

1回戦:VSマヨケーンさん
(大暴走軸ワニカメ)
相手は1,2ターン目はたね並べてパソコン大暴走。こちらの2ターン目にプラパ「らいげき」でワニノコ一体倒すも、相手は3ターン目にきっちりオーダイル、カメックスを揃えてライチュウが倒されます。「エネエネ」からのライチュウの「らいげき」を2連打して何とかオーダイルを突破。このタイミングにまきベトで「あまごい」を封じ、相手にエネが足りず攻撃できないターンができます。相手のベンチのワニラインはアリゲイツのみでターンが帰って来て、ぎゃくしめいで倒す。これで一時的にオーダイルの脅威は回避したとはいえ、「エネエネ」の分もあり相手の残りサイドは2枚でまだカメックスでも取られかねない状況。相手は最後のワニノコをベンチに出してカメックスで攻撃してきますが、かなりカードを消費しておりエネが足りなそうな動き。ワニノコをライチュウの「でんきショック」+プラパ×3で無理矢理倒し、「ぎゃくりゅう」でのデッキ回復を許さないことでギリギリデッキ切れで勝利(サイド4-5)。
お相手の方は今回初参加で、まだ対戦経験が少なくそれに助けられた形でした。あのデッキを使い込んだ人が相手なら負けていたと思います。最後の場面で「エネエネ」をしていたら相手のぎゃくしめいからの負け筋があったのを回避したり、要所要所で正しいプレイができた結果勝ちが拾えたとも思います。

2回戦:VSタコトプスさん
(マチスのマルマイン+わるいクロバット)
初動が若干もたつき、「エネエネ」を使いながら相手にもサイド渡しつつお互いサイドを2枚取る。相手にピィ(neo1)やオムナイト(拡張シート)と、面倒そうなのが見えて残り2枚のぎゃくしめいは大事にするプランに。マチスのマルマインやわるいクロバットがバトル場にきたところを狩り、デッキにぎゃくしめい2枚ある状態でサイド残り2枚に。相手のバトル場のピィは相手せずにぎゃくしめいを引くまでマルマインを壁にベンチのライチュウを育てつつゆっくり待って勝ち(サイド6-4)。

3回戦:VSマコマートさん
(キュウコン+マルマイン)
相手は1ターン目ロコンにエネ貼るだけで終了。
2ターン目ウツギはかせから追加のたね引けず、キュウコンに進化するのみ。返しにこちらがライチュウに「エネエネ」して「らいげき」80点で後攻2ターン目で勝ち(サイド1-1)。

結果:3-0で優勝

今回新たに採用した3枚のポケモンは出番無し。まぁ、元々苦手な相手にピンポイントで当てていくカードなので、メインプランで行けるなら特に必要ないしそんなもんです。もしマコマートさん戦が事故で終わらなければ、ビリリダマやマルマインを倒すのにウソッキー使うことがあったかも知れません。

以上、デッキ紹介兼大会レポートでした。次回の高槻ジムバトルは20/09/21(月・祝)予定。

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