駿河屋高槻トレカ館旧裏ジムバトル23/08/27 「ニドリーナ」
23/08/27に行われた高槻旧裏ジムバトルに参加しました。
【デッキレシピ】
殿堂:「高槻殿堂ランク」準拠
3 ニドラン♀(ジャングル)
1 ニドラン♀(拡張シート)
4 ニドリーナ(拡張シート)
2 ニドラン♂(第一弾)
2 ニドラン♂(拡張シート)
1 ズバット(neo3)
1 わるいゴルバット(ロケット団)
1 メノクラゲ(化石)
ポケモン:15枚
4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
3 マサキ
4 クルミ
1 ナツメの眼
3 ポケモン交換おじさん
2 礼儀作法
3 夜の廃品回収
1 ポケモンいれかえ
3 ディフェンダー
2 突風★★×2
1 パソコン通信★★
2 ロケット団のおねーさん★×2
2 学習装置
トレーナーカード:35枚
10 草エネルギー
エネルギー:10枚
【デッキ解説】
ベンチにニドラン族を並べてニドリーナ(拡張シート)の「なかまのちから」で2ターン目から60点を連打し続ける、集団攻撃系のデッキ。他の集団攻撃系デッキと比べ、ニドラン♂♀の2種類8枚入れる事ができる為、ベンチに数を揃えやすいという特徴があります。(基本的に攻撃するのは♀側で、ニドラン♂はHPの低いただの置物)
最大打点の60点を出すにはニドラン族でベンチを全て埋めてしまうため、他のポケモンの採用は難しくニドクインやニドキングがたまに入る程度。ですが今回あえて別のポケモンを採用する型にしてみました。
別ポケモンをベンチに出す事で「なかまのちから」の打点が60→50に下がってしまいますが、
一般的なたねポケモンのHPは50、一進化ポケモンのHPが70〜100と考えると、50打点になったところでたねは1回、一進化は2回の攻撃で倒せることは変わらない為、50打点でも十分。
60打点が大事な相手の場合には出さなければいいだけ
という考え。
その枠にはわるいゴルバットを採用。
採用理由は以下の通り
ズバットの「どくをとばす」で苦手な高耐久(キングドラ、ハガネール等)にどくを入れられる
わるいゴルバットに進化したときの「こっそりかみつく」で、実質一度だけ前に60点出せる
進化時の「こっそりかみつく」+「ふらふらとぶ」で相手のベンチのベイビィをコイン判定なしで処理できる
「なかまのちから」の50点を受けたHP70の進化ポケモンがベンチに逃げたとしても「ふらふらとぶ」の20で倒しにいける
わるいゴルバットをベンチからどかしつつ「こっそりかみつく」を再度使用できるフジろうじんは採用候補でしたが、使いどころが限られるのと事故要素になるので見送りました。
相手の動きが1,2ターンでも鈍ってくれたら押し切れそうなのでロケット団のおねーさんを採用してみました。
早めのターンでマウントをとりたいので、マリガンで相手にカードを渡したくないのとニドラン♂スタートを避けるため、たねポケモンを増やしたい。でも場に残ると邪魔になる。そこで、逃げ0かつ自主退場もできる、初手に来ていいたねポケモンとしてメノクラゲ(化石)が条件に当てはまり採用しました。
その他のカードはとりあえず一般的なリストに入っていそうなものを入れただけなので省略。使ってみて変更しても良さそうなところ等の感想は対戦レポートの下に書いてます。
【対戦レポート】
2023/07/23:参加者12人
1回戦:VSケーシィたかみねさん
(ナツメのゴルダック+フーディン(第一弾))
フーディンが完成すると詰むので速攻で攻めつつおねーさんで止めたい。
対戦はこちら後攻で、相手はドロソがなくナツメのコダックで攻撃するのみ。こちらの2ターン目にニドリーナに進化して混乱解除して相手を倒しサイド先行。そのまま相手がまともにドロソに引けない間に戦えるポケモンがいなくって勝ち。
相性の悪い相手に勝ちを拾えて運に恵まれました。
2回戦:VSはんしんこーそくさん
(キングドラ(neo3)+ゴローニャ(化石)+ピクシー)
相手のピッピ(拡張シート)2体に時間稼がれつつもニドリーナで倒し、その後ゴローン(neo3)と1対1交換。ズバットでキングドラに毒を入れて逃げエネを切らせて動きを止めたり、わるいゴルバットでベンチのベイビィを倒して残りサイド1枚。
相手にはキングドラ(neo3)が2体とベロリンガ(ジャングル)。ロケット団のおねーさんでタイミング良くポケモンセンターとウツギはかせを抜くことができ、相手の手札が空になったところで突風でベロリンガを呼び出す。ニドラン♀の「みだれひっかき」で状態異常をケアしつつ残りHP60まで削り、ニドリーナの「なかまのちから」で最後のサイドを取りサイド6-5で勝ち。
3回戦:VSタコトプスさん
(アズマオウ(ジャングル)+わるいクロバット)
対戦準備で相手がたねポケモンを全然引かず4回マリガンして8枚もらった上先攻。
ニドランをサーチできるカードが少なく、ロケット団のおねーさんも引けておらず、今考えると枚数は多いがイマイチな手札でした。2ターン目のニドリーナ進化してからウツギはかせを使う選択をしましたがこれは甘えでした。
ニドランが揃わず「なかまのちから」の打点が伸びなかったために相手のスリープ(第一弾)を倒せず、「はたく」で弱点をつかれ2回殴られることに。
その後こちらの攻撃が途切れたわけではなかったものの、相手のわるクロとポケモンぎゃくしめいによりディフェンダーと学習装置がうまく機能させてもらえず。HP70のアズマオウやわるいクロバットが一撃で倒せなくてなんだかんだ5−6で捲られて負け。
初手の慢心と、構築が詰めきれてなかったのが敗因。
結果:2-1 (2位/12人)
優勝はタコトプスさんで、使用デッキはアズマオウとスリープのポケモンカードGBのチュートリアルで使わされるカードのデッキでした。アズマオウは「色拘束が緩く2エネで30出せる」という条件にあう意外と希少なカードでバニラとはいえ結構戦える部類(というかわるクロのカバーが効く範囲)。
何と3回戦全てニドリーナデッキと当たったらしく、スリープが1エネ20点出せて活躍したようです。ネタでも入れてみたら思わぬことが起きるものですね。
振り返り
たまにはデッキの使用感や思った事、改善点について書いておきます。
デッキの戦略と採用カードのズレ
このデッキはロケット団のおねーさんを採用したことから、相手の動きをどこかで止めてその間に攻める、というのが基本方針になるはず。やろうとしている事と採用カードに一貫性を持たせないと、思った動きが出来なかったり手札で噛み合わないカードが余ります。
ディフェンダーは方向性が違って、攻めているときに使えずイマイチでした。ベンチのニドラン♀に学習装置を貼っておけばニドリーナが倒されても後続の確保は容易で、抜いても支障はなさそう。(もちろん対キングドラやニドリーナミラーでは強いのですが、あくまで今回の方針とは合わない、という話。)
ポケモンいれかえより、相手のバトル場に出した壁を退かしてサイドを取りに行けるワープポイントのほうが良い。入れ替えカードは状態異常で1ターン遅れるのが嫌なので回復用に1枚必要。
夜の廃品回収の3枚目は無くても良さそう。集団攻撃系ではあるものの、ニドラン族8枚あるのでそんなに必死に回収しなくても大丈夫でした。
わるいゴルバットラインの採用について
確定で毒にできたり、ベンチを狙えるという、元々できなかった事ができるようになることで勝ちに繋がる選択肢が広がるのは良かった。
ニドリーナの打点が50に下がることは想定していたし、特に「60だったら〜」という場面は無かった。
強いて言うなら、初手ズバットから2ターン目からわるいゴルバットの「ふらふらとぶ」を倒されるまで使って、進化後HP70〜80になるポケモンにダメージ乗せておき、その後ニドリーナで60点打ち続ける流れがきれいかも。少し意識しても良かった。
ということで使用感フィードバックしてまた使ってみたのでそちらの記事(ジムバトル23/10/22)参照ください。
以上、大会レポートでした。次回の高槻ジムバトルは23/09/17(日)。
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