見出し画像

ポケモンカード旧裏デッキ紹介「グドラベトンLO」

オンラインで交流を始めたフォレトス研究所内で、全員がトレーナーロック等で相手にまともにゲームをさせないデッキを使いだす†暗黒期†を迎えた2020年9月。そんな中始まった初代所長を決める所長杯の初戦で使用したデッキです。

【デッキレシピ】

殿堂:「新殿堂ランク」準拠
2 タッツー(化石)
2 タッツー(neo1)
3 シードラ(neo1)
3 キングドラ(neo3)
2 ベトベター(化石)
1 ベトベトン(化石)★★★★
1 ゴース(拡張シート)★★
1 ゴースト(拡張シート)
1 ベロリンガ(ジャングル)
1 エイパム(neo1)
ポケモン:17枚

3 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
3 マサキ
3 クルミ
3 ナツメの眼
4 ポケモン交換おじさん
4 夜の廃品回収
1 ポケモンギア
1 ラッキースタジアム
1 ワープポイント
1 ふうせんの実
1 ポケモン回収
3 ポケモンセンター
1 くすぐりマシーン
1 にせオーキドはかせ
トレーナーカード:34枚

5 水エネルギー
3 超エネルギー
1 リサイクルエネルギー★★
エネルギー:9枚

【デッキコンセプト】

所長杯のデッキ選択にあたり、コダック(化石)の「ずつう」による先攻トレーナーロックに対してタッツー(化石)、ベトベター(化石)、ベロリンガ(ジャングル)とたねポケモンが1エネで動きを止められる技を持つグドラベトンが選択肢として挙がりました。また、ベトベトンによりわるいクロバットやわるいラフレシアなどに対応できるのも良い。その他の枠で一通りのヤバいデッキに対応できる方向で調整していきました。

このデッキの大きな特徴は
①くすぐりにせオーキドの採用
②ゴース(拡張シート)の採用

の2つ

①くすぐりにせオーキドの採用について

採用に至ったきっかけは2019年春の第1回杉並旧裏杯の決勝戦、スイカさんの「ピュアグドラベトン」対emptyさんの「ドンベトンのラッキーLO」。
最終局面、セキチクシティジムによりキョウのラッキーがデッキに戻り続け、キングドラがサイドを取りきれずに負けたのを見たことにあります。

ここまで極端なデッキ相手でなくても、複数のキングドラをポケモンセンターで回復しながら戦っていたら自然と長引くので、当然相手のデッキは少なくなり、LO圏内になることは多々あります。また、鋼ラッキー等の耐久型や大暴走で大量ドローするデッキを意識する上でも勝ち筋を増やす為に採用する事にしました。

デッキのベースは、スイカさんの「ピュアグドラベトン」を参考に、枠を作っていくことにしました。
(参考:【ポケモンカード旧裏】デッキ紹介『ピュアグドラベトン』(杉並殿堂2019準拠))

くすぐりマシーン、にせオーキドはかせをデッキに入れるということは、ただでさえ使うタイミングを選ぶポケモンセンターや夜の廃品回収の枚数が多いのに更に2枚追加されるということ。オーキドはかせで捨てたくないカードが多過ぎて使い辛くなってしまう問題があります。最悪エイパム(neo1)の「もちさる」で戻せなくはないですが、攻撃するターンは減らしたくないし、何より相手に見せたくないのでこの方法は取りたくありません。

そこでオーキドはかせの枚数を減らした特殊なドロソ構成を取ることにしました。

オーキドはかせを3枚に減らす代わりにナツメの眼を3枚に、足りない手札を補う為にラッキースタジアムを採用しました。錯乱ジム意識のスタジアム枠でもあります。相手もドローしてしまいますが、LOに近づくのでギリギリ許容とします。
ポケモンギアの役割は、オーキドはかせとクルミをセットで使うために足りない方を探すこと。1ターンのラグはできてしまいますが、キーカードを捨てずに手札を入れ換える為には仕方ありません。
新ポケモン図鑑との選択になりますが、欲しいカードがなかったときに5ターン絶望する事になるのが嫌なので、ポケモンギアにしました。

その他LOでの勝ちに近づく為のカードとして、②のゴース(拡張シート)と合わせてゴースト(拡張シート)と超エネルギーを採用しています。

「ポルターガイスト」により相手のトレーナーカードの使用を誘導し、デッキ消費を早めます。キングドラ以外のアタッカーとしての働きも大きく、技、逃げコスト共に1エネなのでポケモンセンターとの相性もいいです。にせオーキドはかせを「ポルターガイスト」の火力を瞬間的に上げる為に使う使い道も生まれます。

②ゴース(拡張シート)の採用について

殿堂2点を使ってまで採用する価値があるカード。タッツーが2種とも逃げ0なので、1ターン目からバトル場に出しやすく、場が整うまでの時間を作ります。特に真スライ、大暴走軸ワニカメ等の振り切ったデッキの動きを大きく遅らせられ、キングドラ複数体並べたうえでゴーストの「ポルターガイスト」でサイド1枚取った状態からゲーム開始するぐらいの超有利な展開に出来ます。

【使った感想】

・動かし方としては普通のグドラベトンと特に変わらないです。キングドラ×2、ゴーストを逃がしながら戦い、まとめてポケモンセンターで回復するのが理想です。
・ゴーストラインが1-1であり、超エネも3枚と少ないので、必要な相手には夜廃はこれらを意識して戻す必要があります。
・くすぐりマシーンとにせオーキドはかせは最終局面までは使えないこともあり、どうしても事故りやすく感じました。
・また、これらを採用したことで入れ換え札が少なくなっており、大事に使う必要があります。ベロリンガは基本倒れるまで戦ってもらうことが多いです。
・サイド落ちが色々辛い。サイドを取るのに時間がかかるデッキなので、コラッタ(R団)採用のリストも納得。シードラ2落ちとかまともに動けません。

先攻を取ったら勝てる、後攻を取っても先攻の動きを止めれるデッキが今の旧裏環境で戦うには求められていると感じており、このデッキはその条件を満たせるデッキのひとつになれるのではと思います。

以上、デッキ紹介でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?