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本の森トレカ館桃谷店ポケカ旧裏大会22/05/15「PSYキョウのフォレトスデッキ」

22/05/15に本の森トレカ館桃谷店にて高槻殿堂で行われた旧裏店舗大会に参加しました。先月の高槻の駿河屋で宣伝されたのと、久しぶりにスイカさんが旧裏の大会に参加されるとのことだったので参加しました。ほぼ高槻のいつものメンツですが10人集まったし、大阪で旧裏を扱っている店舗として新たに旧裏勢に認知されるいい企画だったと思います。

【デッキレシピ】

殿堂:「高槻殿堂」準拠
3 ケーシィ(第一弾)
2 ユンゲラー(拡張シート)
2 フーディン(第一弾)★×2
1 バリヤード(ジャングル)★★★
1 ミュウ(コロコロプロモ)
4 キョウのベトベター(ジム拡張2)
2 キョウのベトベトン(ジム拡張2)
1 クヌギダマ(neo2)
1 フォレトス(neo2)
1 エイパム(neo1)
1 ムチュール(コロコロプロモ)★
ポケモン:19枚

4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
4 エリカ
4 クルミ
2 ナツメの眼
4 ポケモン交換おじさん
1 礼儀作法
2 夜の廃品回収
1 ワープポイント
1 風船の実
3 セキチクシティジム
2 キョウ秘伝,変わり身の術
トレーナーカード:32枚

4 草エネルギー
2 超エネルギー
2 レインボーエネルギー
1 リサイクルエネルギー★★
エネルギー:9枚

【デッキ解説】

もともとはちゃんとフォレトスを活用することを考えていた頃に作りかけていたデッキ。キョウのベトベターの「ベトベトハンド」で相手にどくのダメージか「まきびし」を踏むことを強いる点、キョウのベトベトンが「こうそくスピン」の退き先になる点がフォレトスと好相性であることを見出したのが始まり。そこに「こうそくスピン」やキョウ秘伝,変わり身の術から攻撃を受ける役であり、相手に入れ換えを強要できるバリヤード(ジャングル)が入りました。「まきびし」のダメージにより「ヨガのポーズ」の打点も上がり、攻撃面も相性がいいです。
遊べるデッキにはなったものの、バリヤードの回復札や変わり身の術を消費し続けて足りなくなるという問題があり、セキチクの回復ギミックが共有できるフーディン(第一弾)を採用主役のフォレトスの枚数を減らしてデッキ完成です()。最終的に無限回復ギミック入のフーディン+バリヤードのデッキという形に完全に乗っ取られました。

・フーディンは高槻殿堂では殿堂1点ついているものの、ポケモンぎゃくしめいが2点のためベンチに干渉されることが新殿堂より少なく、環境的に狩られづらく詰みに持っていきやすく強いです。干渉されないと割り切って入れ替え札の枚数も絞ってます。倒されても立て直せばいいの精神。

・個人的にキョウのベドベターの初手性能を高めに評価しています。相手がベンチにポケモンを並べるようなら適当なのを呼び出しつつ毒にする、バトル場を育てて攻撃してくるなら進化して「だつりょくえき」によるエネ剥がし、と相手に合わせて対応することで動きを遅らせることができます。フーディンを出すまで時間を稼ぎたいこのデッキでもいい働きをします。

・フォレトスの役割

バリヤードからダメージを取り除き続けて詰ませるこのデッキでかろうじて1-1ラインで残ったフォレトス。役に立つ場面は
・対ベイビィ、特にピチュー(neo1)において相手がバトル場に出てこようとすると、「まきびし」によって10点乗るためバリヤードの「ヨガのポーズ」1回で落とせるようになるのが地味に効きます。
・バリヤードの攻撃が通らず膠着状態になる超抵抗のポケモンに対して、「こうそくスピン」によって攻撃しながら相手の攻撃をバリヤードで受ける体制を維持できます。このデッキではバリヤードが繰り返し逃げられるためにリサイクルエネルギーを採用しています。

・ドロソ:エリカの採用について

マサキの代わりにエリカを採用しており、更にナツメの眼を合わせてドロソ枚数自体も18枚と多めの構成となっています。これはフーディンを揃えることと、セキチクシティジムでデッキに帰ったキョウのベトベターを引き直す必要があるためです。

ドロー枚数を増やせるからと安易にエリカを採用できる訳ではなく、採用するにあたって気になる点は大きく2つあります。
1つは相手にもカードを引かせてしまうことで相手のデッキの理想ムーブの手助けをしてしまう点。「お互いに盤面が完成したときに相手よりもこちらのほうが強い」ことが必要です。その点このデッキはバリヤード+フーディンという旧裏屈指のハメ技で戦うのでこの条件はクリアしています。
2つ目はカードを引きすぎることにより、手札を消費しきる前にオーキドはかせで捨てざるをえなくなること(1ターンに1枚しか貼れないエネルギーや、使うタイミングを選ぶトレーナー等)。
オーキドはかせを減らして代わりにナツメの眼を増やすなどで対応されていることもあります(極端な例が大暴走構築)が、このデッキではそもそも盤面にだせないカード自体少ない構成のため特に気になりません。必要なカードがバリヤード、フーディン、キョウのベトベター、セキチクシティジムとどれも即座にだしてしまえばいいし、エネの枚数も少なく出しきれずに捨てることも少ないです。

【対戦レポート】

2022/05/15:参加者10人

1回戦:VSぷーさん
(ワニカメ大暴走)
お互いに1回たねポケモンがなく、手札を確認して最近使っているワニカメと判明。バリヤードやミュウを出してもまきベトとワープポイントをトラッシュ交換で使い回されて突破されるため厳しい相手です。
こちらの先攻。キョウのベトベタースタートで、相手はコラッタ(ロケット団)のみ。「ベトベトハンド」は相手のベンチがおらず使えないのでエネ貼って終了。相手は他のドロソもポケモンもなく、パソコン大暴走を使いターンが帰ってくる。
前述の通り、まともに戦っても勝てないのでここで勝負を決めるべくクヌギダマをサーチし「とつぜんじばく」。コイン判定は表でお互いに40ダメージできぜつし、相手の場にポケモンがいなくなりサイド1-1で勝利。

2回戦:VSおすしさん
(ナツメのユンゲラー+ピクシー+わるいクロバット)
弱点つかれるし、バリヤードも突破されるし、フーディンはピッピに呼ばれ続けるしで1戦目に続き相性が悪い相手。
こちら先攻でケーシィとキョウのベトベター。相手はズバット(neo4)のみ。
前述の通り、まともに戦っても勝てないのでここで勝負を決めるべくクヌギダマをサーチ(ry

クヌギダマテロにより本来不利な相手に続けて勝利。

3回戦:VSなふださん
(ライチュウ(neo3)+ビリリダマ(拡張シート)+ピチュー(neo1))
こちら先攻でキョウのベトベターにエネを貼って相手のライコウ(neo3)を殴っている間に、相手はベンチピカチュウ(WHFプロモ)にエネを貼っていきライチュウ(neo3)に進化。お互いドロソはあまり使わずゆっくりな展開のなか、うまくバリヤードとフーディンが揃う。
その後相手がドローカードを引き込んだところで手札整えつつ突風からフーディンが一度は倒されるものの、こちらもそれを受けてためていたエリカ等使用して即座に立て直しつつバリヤードで攻撃していく。そうこうしているうちにフォレトスにもエネが揃い「こうそくスピン」からバリヤードがリサイクルエネルギーを切って逃げられる理想盤面が完成。相手のピチュー(neo1)の「パチパチ」連打すらもセキチクギミックで受けきり、その間に相手のライコウが勝手に倒れてくれたりしてサイドを取り切って勝利。

結果:3-0(1/10位)
優勝。

フーディン+バリヤードだけでは勝てない相手にフォレトス(クヌギダマ)を採用していたおかげで勝てました。ワンキルは相性5分以上の相手にはおそらく狙いませんが今回はデッキ相性的にそこを逃したら勝てる確率50%以上になる展開がなさそうだったので、一番勝てる確率の高い選択肢を取りました。
3戦目もフォレトスのおかげでピチュー(neo1)の処理をスムーズに行うことができ、活躍させられたので良かったです。

以上、大会レポートでした。

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