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駿河屋高槻トレカ館旧裏ジムバトル23/05/21「あまごいカメックス」

23/05/21に行われた高槻旧裏ジムバトルに参加しました。

久しぶりに新しいデッキ。最近カメックス(第一弾)はワニカメでのオーダイル(PF1)のサポートで見かけることが多かったので、今回はメインで活躍できる、初期から存在する定番のカメックスデッキを再構築してみました。

【デッキレシピ】

殿堂:「高槻殿堂」準拠

4 ゼニガメ(イントロ)
1 カメール(第一弾)
1 カメール(イントロ)
2 カメックス(第一弾)★★★×2
1 わるいカメックス(R団)
2 フリーザー(化石)
1 アンノーンE(PF2)
1 ホーホー(neo1)
1 ヨルノズク(neo1)
1 エリカのマダツボミ(エリカ)
1 エリカのウツボット(エリカ)
ポケモン:16枚

4 オーキドはかせ
4 ウツギはかせ
3 クルミ
4 エリカ
2 カスミの勝負
3 ポケモン交換おじさん
1 礼儀作法
2 夜の廃品回収
2 超エネルギー回収
3 ポケモン育て屋さん
1 ふうせんの実
1 パソコン通信★★
1 エネルギースタジアム
トレーナーカード:31枚

13 水エネルギー
エネルギー:13枚

【デッキ解説】

カメックスを素早く場に出して「あまごい」により盤面にエネルギーを大量に供給することで、ワザに必要なエネルギーの多い水ポケモンを序盤から動かして攻撃していきます。

・アタッカーはフリーザー(化石)を採用。定番の組み合わせで多分一番安定。水ポケモンは「あまごい」前提で設計されており、全体的に少し控えめに設定されている気がします。

フリーザー(化石)の強みはたねポケモンであることや弱点がないことなどありますが、一番は「ふぶき」の安定50打点に加えてのベンチダメージでの削りにあります。
少しでも削りを入れておくことで、例えばHP80の相手の進化ポケモンをわるいカメックスの「ハイドロキャノン」70点、カメックスの「ハイドロポンプ」60点の圏内まで押し込む事ができ、キルターンを縮めることができます。(あるいはベイビィポケモンに30ダメージ蓄積して倒せることも。)
そのため、可能な限りフリーザーをバトル場に出し、相手のバトル場のポケモンの残りHPが30以下だとしても積極的に「ふぶき」を使うようにします。

・追加のアタッカーはわるいカメックス。カメックスを早く場に出したい都合上ゼニガメとポケモン育て屋さんを多めに採用することになるので、それらを有効に使えるのがいいです。水ポケモンのなかでは高火力の最大70点が出せるのが特徴。

・アタッカーはフリーザー×2、カメックス×2、わるいカメックスの計5枚(+必要なら夜の廃品回収からフリーザーもう一回)で十分足ります。
エネルギーはそれぞれ4枚貼るとして4枚×5体で20枚使うことになります。エネルギー13枚+超エネルギー回収2枚により8枚回収することでまかないます。

上記より、夜の廃品回収を使わなくても最後まで戦えるだけのカードが確保可能。展開中に必要カードを捨てずに回すことができれば、夜の廃品回収は減らせます。(ジムバトルで使用時は2枚入れていましたが、1枚減らしていいことに気づいたので別のカードの採用する枠を作れます。)


・ドローカードについて

マサキの代わりにエリカを採用しています。カメックスという2進化ポケモンを出したうえで4枚以上エネルギーを引き込む必要があるため、とにかく多く引きたいです。相手にも引かせてしまいますが、盤面に出せるエネルギーの数による出力差と後続を出し続けられる継戦能力で押し切ります。

普通のデッキと違い、エネを同時にたくさん引いても「あまごい」により手札のエネルギーを全部盤面に出せます。そのため手札をたくさん増やせるドロソの価値が高いです。
一方で超エネルギー回収やポケモン育て屋さんというオーキドはかせでトラッシュしてはいけないカードもあり、捨てることなくまわす必要があります。

そこでこのデッキではこれを両立するドローソースとしてカスミの勝負アンノーンEを採用しています。(他のデッキでは一般的にナツメの眼が採用される枠。)

手札のカードを捨てずに枚数を増やせるドロソ

カスミの勝負はドロソとしては不確定ですが、エリカと併用することで相手がじゃんけんに勝ったとしてもエリカで引かせてしまった分をリセットできるのでよし。また、パソコン大暴走!を使って手札を溜め込むデッキに対しては致命的な妨害にもなります。
アンノーンEの「ENGAGE」は場に出たときに手札を4枚引き直せる効果で、礼儀作法やポケモン交換おじさんからサーチできるのが特徴。初動の事故回避と、最終盤のデッキ回復(山札がない状態で手札が5枚以上のときに使う)が役割です。

・自由枠

基本的には上記で挙げた内容で完結しているので、残りは自由枠になります。今回はヨルノズクとエリカのウツボットを1枚ずつ採用しました。
「揃ったら上振れ、余裕があれば揃えに行く」ぐらいの気持ちですが、手札を入れ替えてデッキを掘り進めたり、サイドがちゃんと取れるデッキなのでなんだかんだ揃います。

ヨルノズクについて、以前の考察記事では「最速で並べて相手を妨害してマウントを取る」戦術に注目して紹介しましたが、ここでは別の観点で採用しています。

50点前後の打点で攻撃し続ける継戦能力をこのデッキの特徴として挙げましたが、相手も同等の攻撃性能を持ったデッキであればお互いにサイドを取り合う拮抗した戦いになります。その時にヨルノズクの「みやぶる」で相手の展開札や回復カードを手札から抜くことで、理想的な動きができないターンを作り出して相手の戦力を途切れさせることができます。この想定では最序盤に出すことが必須ではなく、何ターンかの中で一回でも止められればいいので1-1ラインでも機能するとの考えです。
ヨルノズクはこのデッキ唯一の逃げ0で、ベンチが埋まった状態でフリーザーが倒された返しに新たなフリーザーをバトル場に出しなおすときに重宝します。

エリカのウツボットは1-0-1ラインでポケモン育て屋さんでしか出せません。カメックスに使う分の育て屋をこちらにまわすことを考え、カメールを2枚採用しました。カメックスの殿堂が重く突風が入れづらいのでその役割を果たします。

【対戦レポート】

2023/05/21:参加者11人


1回戦:VSなふださん
(カブトプス(neo2)+ベトベトン)

1ターン目に相手のたまごの化石からカブト(neo2)が出てくるも、そこから相手に特に大きな動きがない。一方こちらは3ターン目にはカメックスとフリーザーが揃い攻め始める。エリカの使用を一回に抑えられたこともあり相手は事故から回復できないまま、こちらは更にヨルノズクとエリカのウツボットを出して妨害しながら殴っていって勝ち。
ベトベトンがサイド落ちしていたおかげでこちらがやりたいこと全部できました。


2回戦:VSおすしさん
(カツラのリザードン)

エリカ連打からカメックス、フリーザーを出してエネも貼りきったところでカスミの勝負。じゃんけんに負けて相手の手札が5枚になりエリカの恩恵を与えないことに成功。
相手はR団のカビゴン、スリープ(ロケット団)、エレキッドにより、エネをベンチのカツラのヒトカゲに貼りながらダメージを飛ばしてくる。しかしこちらはエリカのウツボットを立ててアタッカーを呼び出して潰していき勝ち。グレンタウンジムで弱点を消されましたが、アタッカーを継続して立て続けられるこちらに分がありました。

3回戦:VSねねしさん
(ニドクイン+タケシのキュウコン)

初手ゼニガメで後攻。トップドローのオーキドで2ターンキルはまぬがれるも、カメール2枚を捨てることになったうえに、返しに相手のニドリーナ(拡張シート)にゼニガメは倒される。
こちらのドローが止まり、残ったエリカのウツボットでタケシのキュウコン呼び出し→ホーホーの「さいみんじゅつ」で「ばける」解除で足止めを試みるもダメ。最後はニドクインとばけたニドキング3体の「ラブラブアタック」で80点飛んできてエリカのウツボットが倒されて負け。

殴り合いになったら面白そうな勝負ができそうでしたが、残念。

結果:2-1(2位/11人)


今回の優勝はねねしさんでした。
進化カードが多い分その他の事故要素を極力減らして、ドローやサーチは多めでそれ以外のトレーナーの採用が絞っていた印象。


以上、大会レポートでした。次回の高槻ジムバトルは23/06/18です。

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