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愛猫、亡くなる

うちの猫はけっこうな紆余曲折があってうちにきた。キャリーバックごとスーパーの駐車場に捨てられていてそれを保護猫カフェがひきとり、まあいろいろあってうちの猫になった。
トラウマがあるのか、ダンボールや箱状のものにはパニックを起こしたりした。蹴られてたのかな?女の足をとても怖がった。
ネグレクトだったのか、クシになれていなくて、長毛種なのにクシをとかすとすぐぷすんぷすんと鼻息たてて怒った。
保護猫カフェのひとが、この子は人間で言ううつ病みたい、、と言っていたのをよく覚えている。

うちにきて、最後まで箱には入らなかった。
でも、徐々に慣れていく姿がとても愛おしかった。甘え方がわからない、でも撫でられるのが好きになってきた。不器用さが愛おしかった。

4/9早朝 愛猫が息を引き取ってしまった。最後わたしの腕ですーっと息を吐いた。

それからペットロスが物凄かった。
眠れないし、泣きじゃくる、旦那のすこしの発言につっかかる。
わたしってこんなに性格悪かったっけ?とびっくりした。
喪失感がすごくて、それだけわたしにとって愛猫が大事な存在だった。
バンプオブチキンの宝石になった日という歌がある。ペットロスの曲に聞こえて、聴きながらわんわん泣いた。
そんな一ヶ月だった。

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