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株式会社HRBrainを退職しました

2022年9月30日をもって株式会社HRBrainを退職しました。
2020年2月1日にソフトウェアエンジニアとして中途採用で入社したため在籍期間は2年8ヶ月です。

何をしていたか?

HRBrainでは主に開発チームのリーダーという役割でアプリケーションの開発を行っていました。
チームは私含め5±2人で、バックエンドとフロントエンドの両方のエンジニアが所属する形でした。

私がリーダーを任された当時は明確な定義がなく「仕様策定から運用まで責任を持ってやりきる」のがリーダーに期待されている役割だったように思います。

おかげでPdM(プロダクトマネージャー)やデザイナーとの要件定義からCS(カスタマーサクセス)との問い合わせ対応まで、アプリケーション開発の全てのフェーズを経験出来ました。

チームの開発スタイルとしてはスクラムを採用し、PdMやデザイナーを含めてスクラムイベントを行う職種を超えたチームの組成や、フロントエンド・バックエンドに関わらずの必要に応じて自らタスクを取るクロスファンクショナルチームの実践の経験を積むことができたのは非常に良かったです。

どんな会社だったか?

色々と特徴はありますが、良かった点として「やりたことをやらせてくれる」ことと「他チームや他職種との関係が開かれている」ことが挙げられます。

1つ目の「やりたことをやらせてくれる」ですが、私は在籍中に3つの新規サービスを開発したのですが、そのうち2つは自ら手を上げて開発に携わりました。
チームのスクラムによる開発は、チームメンバーのスクラムをやりたいという希望から採用したものです。

2つ目の「他チームや他職種との関係が開かれている」ですが、開発組織の横断的なミーティングや常時接続のビデオチャットツールの活用により雑談がしやすい環境でした。
また、毎月の全社会、職種を超えた勉強会、共有会も多く開催されており、ビジネスサイドやバックオフィスのメンバーとも話しやすい文化だったように思います。
チームメンバーが非エンジニアにSQLを教える勉強会を行っていました。

なぜ退職したか?

大きな要因として今年の5月頃から開発メンバーは週2日(月・金)の出社を義務付けられるようになりました。
オフラインでのコミュニケーションの重要性は把握しているものの、今の家庭生活のあり方やHRBrain以外の活動を考えると他の環境に身を置いたほうが双方にとって良いことが明らかだったため退職を決めました。

最後に

2年8ヶ月という短い期間ではありましたが、リーダーとして開発チーム組成、要件定義から入るゼロからのアプリケーション開発、他職種との連携などいくつもの得難い経験得ることができました。

また、ISUCONの参加、福岡でのワーケーション、休日に集まってボードゲームなど業務外でこれほどの時間を共有したのも初めての経験でした。
ここではあまり語っていませんが、OSSを自作する人やContributeする人など社外露出が少ないですが、尊敬できる多くのソフトウェアエンジニアと公私共に関係を築けたのも大きな財産です。

HRBrainで働くことでソフトウェアエンジニアとして成長できたし、自信を得ることもできました。

HRBrainで得た経験を糧に少しでも社会に貢献できるよう引き続きがんばります。

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