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東京エクストリームウォーク100を50Kmでリタイアした話

2019年11月2日、東京エクストリームウォーク100というイベントに参加した。

今回は色々と準備不足で50Kmでリタイアする結果になってしまったが、リベンジしたい気持ちはあるので次回のためにメモを残す。

荷物について

恥ずかしながらフルマラソンに出たこともなかった(趣味で20Km程度走ったことはあったが)ため、100Km歩くということがどういうことか全くわかっていなかった。

ランニング用のバックパックは必須だった

できるだけ身軽な方が良いと考え、ランニング用のポーチに最低限必要な荷物だけ入れて会場入りしたが、見渡す限りの全参加者がランニング用のバックパックを背負っていた。

大会要項に書かれている必須となる持ち物はもちろん持っていったが、それ以外にも、水分やおにぎり、飴やスポーツ用のサプリメントなども必要だと思った。休憩所でも軽食はでるが、休憩所以外でもいつでも休める状態を作っておくことは大事。

当日について

焦らず、歩道の状況をみてできるだけ足に負担のかからない歩き方を心懸けるべきだった。

スタート直後で焦って他の参加者を抜かない

大会として走って抜かすことは禁止されているため、スタート直後にすぐに他の参加者を抜くことは容易ではない。歩道も狭く、信号も多かったため10Km地点くらいまでは他の参加者とペースを合わせて歩く必要があるのだが、自分は急な方向転換や、若干足場の悪い場所を通って他の参加者を抜いていった。これが予想以上に足に負担をかけていたのではないかと思う。

これに関しては単純に「あと100Kmあるんだからまずはのんびり行くか」と心を切り替えて歩くべきだった。もしくはスタート前にできる限り早く集合場所に待機し、先頭集団としてスタートをするのも手だと思う。

歩道は車道側を避け歩くべき

歩道は実は車道側に向かって若干傾斜がある。自分はこれについて何も深く考えず、車道側を歩いていたのだが、40Km手前時点でどうにも左足のほうが疲労の蓄積度が高いことに気がつき、よくよく歩道や自分の歩き方を分析してみると、明らかに左足のほうが斜めに着地していた。

リタイアした原因と結果

自分が50Kmでリタイアした原因は40Kmあたりから左足のアキレス腱に違和感を感じ、50Kmのチェックポイントにつく頃には左足を引きずって歩く状態だったためだ。

太ももやふくらはぎ、足の裏に疲労感はあったものの、まだまだ歩ける状態で悔しい気持ちにもなったが、アキレス腱という部位を怪我する恐怖に打ち勝つことはできなかった。

結果としては50Km地点に19時前頃に到着していたため、10時間弱で50Km歩いたことになる、これは割と速いペースだったらしく、リタイアを申し出たところ、チェックポイントの担当者の方は少し驚いた様子だった。

大会後、病院にはいってないが、1ヶ月たった今ようやく完治してきたように思う。それまではピリピリと電気を流されているような違和感をたまに感じることがあった。

次回に向けて

アキレス腱のトレーニングは必要だろう。

また、腕を振って歩く習慣をつけたほうが良い。
腕を使って全身で歩くことができると足への負担が減らせる気がする。
実際大会中、足の至るところに痛みや疲労感が出てくるのだが、腕を振って歩くことで気休め程度に軽減したように思う。気休めがかなり重要。

自分は普段から土日は5Km程度走るようにはしているが、長距離は勝手が違った。大会前には長距離の練習などもして備える必要がありそう。

感想

大会中に何度か声援をもらい、学生の頃にやったマラソン大会と近い気恥ずかしさを感じたが、全然嫌ではなかった。

休憩所で食べた飴の甘さ、他の参加者の方が分けてくれた梨のおいしさは今でも忘れられない。

次こそは完歩したい。

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