船舶について4

船舶というよりも、船名の雑学を、、、、、
〇船名に関して
昔(明治時代から)は「船舶の名称にはなるべくその末尾に丸の字を付せしむべし」と、船の末尾に丸を付けるように指導されていました。
昭和に入ってアラビア数字の使用が認められ
平成13年に丸を付ける指導が廃止(丸を付けなくてもよくなりました)
平成16年に船名は全面的に自由
となりました。
最近の船には、確かに丸のついていない客船なんかもありますね。

〇船名の表示に関して
小型船舶は、国際航海に従事する船舶は表示の必要があります。
大きな船舶には表示の必要があります。
では、どんな形で表示するのかですが、法律で決まっています。
船首両舷の外部に船名、船尾外部の見やすい場所に船名及び船籍港を10センチメートル以上の国字で記載することとなっています。
船の前の両方に、船名
船の後ろに船名と船籍港
これを10センチ以上の国字で表示しましょうです。
例を挙げると
船名:行政丸
船籍港:横浜
だとすると
前の両方に行政丸
後ろに行政丸と横浜
と表示します。
船を見る機会があれば、船名がなにで、どこが船籍港なのかを見るのもよいと思います。
外国船籍だと、船籍港のところが日本ではないです。

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