青江さんと245日目(新曲・Dan Da Danceのすべて)
こんばんは。ユースムースアヴェニュー青江です。ヘッダー画像は、幻の「Dan Da Dance」MVのワンシーンです。
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勝手に新譜宣伝ウィーク。「〇〇のすべて」と言いつつそんなに全てではないでお馴染みの青江個人的楽曲制作振り返り。今日は3曲目「Dan Da Dance」ですね。
「四畳半」の振り返り解説にも書いた通り、よりアップテンポでギターがジャカジャーンな曲が必要という事で過去ボツ曲から引っ張りだしたのが「四畳半」とこの「Dan〜」です。
「四畳半」も5年以上前に書いた曲ですが、この「Dan〜」はもっと古くて2003年冬とかそのあたり。20年近く前！おそろしい…（笑）もはや結成当初の曲といっても過言ではないくらい昔の曲です。
上京直前、周囲に対してやる気を示していこうと何曲か作ったデモの中の一曲だったのですが、当時お世話になってた某音楽財団法人の人に「マジカルミステリーツアーみたいで良いね」と言ってもらった記憶があります。
まあ「Dan〜」のBメロがコード進行が同じっちゃあ同じですね（笑）
2004年春に上京しましたので、そのバタバタもあってライブで演奏することもなくそのまま忘れ去られていきました。その頃に新曲で「伊豆の魔法使い」があったので、それに比べると当時の優先度はかなり低めだったのかなあと。
あ、「伊豆の魔法使い」が収録されてる「はじまるミステリーツアー」もよろしくお願いします（笑）
というわけで新たに録音する事になったわけですが、その時に青江が作ったデモがこちら。
2003年当時のデモが手元になかったので、思い出しながらさらに歌詞を書き直しましたが、それでも完成形とぜんぜん違いますね。
このデモを元にヤマサキテツヤ氏とサウンドの再構築をしていきました。元々の仮タイトルもあんまり良くない感じだったので、それ含めて歌詞も修正する事に。
最終版はこんな感じに
dan da dance
誰とでも寝るから 全部オーライ
男も女も気にしない
愛して愛され 攻守交代
優しく微笑み お別れ
たらちめ たおやめ 腹八分目
浮名を流して街から街から街へ
ピッチピッチなチューブトップで
ホットドッグな ティックトックさ
ディスコティックなデスクトップで
君が来るまでDAN DA DANCE
自慢の御御足 mercy mercy
ナデナデしたいの？ おあずけ
艶やかな唇 party party
老若男女に流し目
マスオと益荒男 両手に抱いて
浮名を流して街から街へ
あっちもこっちもかなりルックで
にっちもさっちもかなりサッチモ
プラスチックなパンチラインで
君が来るまでDAN DA DANCE
誰とでも寝るから 全部オーライ
浮名を流して街から街へ
ピッチピッチなチューブトップで
にっちもさっちもかなりサッチモ
ディスコティックなデスクトップで
ついたあだ名はDAN DA DANCE
シュールに仕上げつつ、色々と表現の調整みたいなのを学べました。テツヤさんと歌詞のアイデアを出し合っている時に最後の「ついたあだ名は」を思いついて爆笑したのが個人的に心温まる思い出となってます（笑）
歌もギターも録った後、仕上げにテツヤさんによるシンセ関係を施してもらって正体不明のオルタナナンバーへとさらに生まれ変わりました。カッコいい。ブラスを入れる時に、もともとの着想はキンクスからだったなと思い出したり。
というわけで約20年の月日を経て生まれ変わった「Dan Da Dance」。今回のEP「四畳半」の中で一番好きかもしれないですね（笑）
前にこのマガジンのどこかに貼ったかもしれないですけど、この曲のMVを作りかけてたので有料部分に置いておきます。ボツMVです（笑）
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