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「まだ2ヶ月、されどもう2ヶ月。」


改めまして、YLオーナーの三宅と申します。

今回はオープンして約2ヶ月という節目を迎え

私が現状想っている心境をこの場をお借りして

気持ちの整理も兼ねてお話しできたらと思っています。

お時間がございましたら少しでも構いませんので

お付き合い頂けましたら幸いです。

目次

【人に動いてもらう難しさと壁】

元々私自身、なんの知識がないまま

27歳の時に ただただ理想を掲げ

経営のノウハウもないまま

根拠のない自信と思いつきだけ

専業主婦から起業し、

なけなしの起業資金を甘言に乗って詐欺に遭い、

すべて失う経験をしています。

それでも今回また起業するなんて

頭がおかしいんじゃないか?

そんな奴は最終的に
なにも成し遂げられないに決まっている。

など散々辛い言葉も言われましたし、

励ますようなフリをして

新たに詐欺に遭いそうになったこと

数えきれないほどありました。

【根拠のない自信と無駄なプライドとの葛藤】

なんども自己嫌悪に陥り

自分の境遇や身の振り方、浅はかさを嘆きました。

悲劇のヒロインさながらに

常に自分の逃げ道と言い訳を作った上で

狡猾に立ち回っていましたが、

それを続ける日々の中でふと、わたしには何もないなと。


現状を嘆くばかりで

結局何も変わっていないなと。


ふと冷静になった瞬間がありました。

失敗した際に立ち直れるのは

自分の気持ちひとつであって

結局自分の人生はどう言われても

自己責任でしかないし、いくら

嘆いて悲観しても現状は変わらず

ただ周りを羨んでいるだけだと気が付きました。

知識がないなら身につければ良い。

プライドや根拠のない自信は

ただの足枷でしかないから、


しっかりとした芯を持っていれば良い。

そんな思いで歯を食いしばって 

時にはバカにされながらも

事業を成功させる為に教えを乞い

自分自身も常にブラッシュアップしていこう

そう決意しました。

同情はしてくれても

結局誰も助けてはくれないし

他人を羨み続けても魅力のない人間に成り下がっていくだけだ

と、痛感しました。

自分自身の人生。だからこそ責任を持って全うする必要があり

その為に自分がいま出来ること

寄り添えることはなんだろう

考えた結果、たどり着いたのがこの事業でした。

【女性風俗という言葉への違和感】

コンセプト にも書かせて頂きましたが

私自身もセックスレスと旦那の不倫で

かつて自分に自信をなくし、

落ちるところまで落ちた経験があります。


前述した起業するきっかけになったのも

これが1番大きいかもしれません。

他人の気持ちを100%理解することはできないけれど、

寄り添うことはできるはず。

そう思い立ってからは

様々な文献や実際のデータを見て、

調べれば調べるほど


私と同じような境遇の女性は
確実に多いと確信し

その受け皿や精神の安定、
欠けたパーツを補填するための存在

それがこの業種であり、

必要としてる方は背景になにかしら

傷を抱えていたり、辛い思いをしているはず。

恥ずかしいとか

後ろめたいなど思う必要がないのに

風俗 と付くだけで、利用者側も キャスト側も

どこか後ろめたくなってしまう。

本当に「風俗」といった言葉だけで

片付けられる問題なのか?

もしいまの現状がそうなら

私が新しい切り口で
アプローチしたらいいのではないか?

そんな思いから事業をスタートしました。

【理想と現実の乖離】

それから約8ヶ月の準備段階が

今思い返せば大変でしたが、

理想ばかり掲げ、ガムシャラに動いて

1番楽しい時期だったのかもしれません。

しかしながら現実は

実際に利用されているお客様からのご意見や

急激に増える店舗、
業界大手の存在や圧倒的な資力の差。

上を目指せると信じていた自分の安易な考えや

捨てたはずのプライド、

自分ルールに何度もぶつかり

正直何度も辞めようかな。

なんのためにこんな辛いことやってんだろ。

と思ったことも一度や二度ではなく、

業界に精通していないからこそ

お客様の気持ちがわかっていないと 

お叱りを受けることも多々ありました。

さらに、想像以上に難航するリクルートや集客で

焦りや不安も最高潮で

自ら自分を追い込み、視野が狭くなっていました。

【仕事やお客様の枠を超えて】

最初はやる気に満ち溢れていたのに

突然連絡がとれなくなってしまったキャストや

私が「女性だから」と明らかに見下した態度で

来られることもありました。

ですが結局そういった態度の方は

自然と離れていきますし、

未経験のキャストが多い店舗で

毎日手探り状態でやっていく中にも関わらず

困っていたら手を貸してくれたり

頑張ってくれるセラピストが自然と残っていきました。

あまり多くはないお給料の中で
最大のパフォーマンスをしてくれる運営。

自らの体験談や想いを綴り、価値ある
記事を書いてくださるライターの皆様。

自分の利益よりもキャストの育成を
最優先に考えてくれる講師。

そして本気でYLの為に時には怒って,

時には真剣に、
精一杯仕事をしてくれているセラピスト。

本当に感謝してもしきれません。


「業務委託」の関係と言ってしまえば
それまでかもしれません。

事業を立ち上げた以上は

綺麗事だけでなく利益を出さないければならず

ビジネスとして、経営者としては

もっとシビアにいくべきかもしれません。

店舗によっては

男性キャストの初期費用をキャッシュポイントにして

アフターケアやサポートすらしない


店舗様もいると耳にします。

ではYLは万全なサポートができているのか?

と聞かれたらもちろんそうは思いません。

しかしながらそんな状況下でも

YL全体の認知に協力してくれ


価値のある情報や経験をシェアして
全体の底上げを測ってくれて


自分の時間を割いて
Twitterや写メ日記を書いてくれて

本気でYLの為に尽力してくれるセラピストには感謝がつきません。


私がどれだけ周りの人々に恵まれているかを

改めて実感します。

さらに最近では

女性ならではの視点が良い」と

他のユーザー様からおすすめされました

HPが見やすくて「理念に共感」しました

初めての女風で不安でしたが

YL様は「安心して利用」できました!


と仰ってくださるお客様もいて、

そんな時は

泣きそうなくらい嬉しくなるのと同時に、

この仕事をする上でのやり甲斐を感じます。

【今後の展望と思い】

YLは決して大手ではないですし
知名度も認知もまだまだありません。

ですがその分、セラピストや運営を

家族のように大切にし、

同じ方向や志を持っていけるように

サポートできたらと思いますし、

お客様の声や気持ちに耳を傾け

お客様に寄り添って


一人でも多くの方がYLとの出会いがきっかけで

人生がプラスの方向に
向いてくれたら。

そんな想いで運営しています。

私自身は

威厳も権力もあると思っていません。

それで悩んだこともありましたが、

いまはそれが逆に強みだと思っています。


言いたいことが言い合える環境で

頼っても良いと言ってくれて

同じ志を持って一緒に頑張ってくれる

仲間がいるのは本当に幸せで

理念に共感し、応援してくれるお客様もいて

改めて自分自身が

環境、そして
人に恵まれていることを実感しました。


まだ2ヶ月、されどもう2ヶ月。

常に成長するために
これからも走り続ける所存です。

等身大で書き連ねた稚拙な文章を
最後までご覧頂きありがとうございます。

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