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HP ZBook Create G7 & ReverbG2

こんにちは!ワイクウーデザインの桑山です。
今回は、いつもの日記的な記事ではなく、商品レビュー記事になります!
という事で、題名にもなっている最新機種のZBook Create G7とReverbG2の2機種を2020年12月中旬からHPさんよりお借りし、使い勝手など色々と検証させて頂きました!
ZBook Create G7 はモバイルワークステーションのラインナップでVR Readyを謳っているタイプです!
ナント!NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 with Max-Q Designを搭載しています!
詳しくは Create G7のウェブサイトでご確認ください!
もう一つお借りしたのがReverbG2!ReverbG2はHPさんが販売する最新機種のVRヘッドセットで、まだ一般発売前の商品になります。本来なら2020年9月発売だったのですが、予想を大幅に超える予約数があり、一般販売を延期せざるを得ない状況だったそうです!
つい先日、販売開始日がアナウンスされたので、ご興味ある方はReverbG2のウェブサイトでご確認ください!

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ZBook Create G7
お借りした機種のスペック
CPU:インテル® Core™ i7-10850H((2.70GHz - 5.1GHz、コア数6/ スレッド12、キャッシュ 12MB)
メモリ:32GB 2933MHz DDR4
モニターサイズ:15.6インチ 4K UHD OLED タッチディスプレイ
グラフィックス:NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 with Max-Q Design
ストレージ:1TB M.2 SSD(PCIe、NVMe、TLC)
保証:本体標準保証(3年翌日オンサイト休日修理付き)

スペック的にはゲーミングPCなどであったでしょ!って思ったあなた!
最後の項目である「保証」にご注目ください!
モバイルワークステーションなのでオンサイト修理があるのです!
ここが1番の違いではなかと思います。
仕事で使う上で、この体制は心強いですよね!僕も今まではゲーミングPCを使ってきており、故障した際の事は諦めていました。
修理に出したら最低でも1週間~2週間は返ってこないので、その間は完全に使用できなくなってしまいますから、必要な場合には新しいのを買えるように常に心しておかないといけなかったのです。
ですが、Create G7(以降:G7)にはオンサイト修理が付いているので、修理をお願いして次の日には修理に来てくれます。まぁ部品の都合などで1週間くらいかかる場合もありますが、送る手間も無く、修理期間も短いのでビジネスでも安心して使えるのがG7です。
スペックもハイスペックになっており、現在ワイクウで使っているHP製ゲーミングノートPC(2018年に購入)のOMEN Laptop17(以降:所有機)と性能がほとんど変わらないのです。当時のOMENノートの最上位機種だったのですが...
なぜ、そこを強調するかと言うとG7は薄くて軽いのです!
所有機が約4.9Kgに対してG7は約1.9Kgなのです!!!!
アダプターも所有機が約1.2Kg対してG7は約0.6Kgと半分です!
めちゃくちゃ軽い!!!!
軽くて高性能、そして、オンサイト保守が付いてくるG7は、法人使用としては現時点でこれ1択ではないかと思います!(自分が欲しいだけwww)

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※上の画像のモニターは反射で映り込みがある為ボカシています。
上の画面でボカシていて、画面の綺麗さを伝えれていなので、そちらもちゃんと!画面は4Kなのとグレア画面なのとで、凄く綺麗に感じました!

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↑めっちゃ綺麗でしょ!クッキリ画面で凄く良いです!
ワイクウが提供しているVRコンテンツのデモを再生している所を撮影したのですが、4Kグレア画面だとこんなに綺麗に見えるんだ!って改めて思いました。

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↑画像はVRコンテンツ再生中のパフォーマンスグラフになります。
左がG7でG2を使ってコンテンツを再生した状態で、右が同じコンテンツをデスクトップPC(RTX2070S搭載機)でVIVEProを使って再生した状態になります。
G7では動くとカクツキはあるものの、頭を回転させる分にはカクツキがでなかったので建築で使う分には十分かな?やっぱりちょっと疲れるかな?と言った感じでした。

ReverbG2
スペック
ディスプレイ:2 x 2.89” LCD
パネル解像度:2160x2160 ピクセル(片目あたり
視野:約 114 度 ※Windows Mixed Reality Ultra対応PCの場合
リフレッシュレート:90Hz(条件あり)
トラッキング:インサイドアウト方式 4カメラ6Dof
コントローラー:2モーションコントローラー
重量:約500g(ケーブル除く)
ワイクウではVIVEProをメインに使っていますが、そちらと比べると網目感が少なくG2の方がキレイに感じます!
VIVEProと比べていくと、片目あたりVIVEProが1440×1600に対してG2は2160×2160とピクセル数も多いです。
G2はVIVEProと比べると赤味がかった感じの色感ですが、G2の方が正確なのかも?VIVEProは黄味が強い感じなので、暖色ライトを使った雰囲気作りには良いのですが、同じコンテンツを見てみたところ、G2は白な所をちゃんと白に見えていたので、正確かも?って事は建築向けには最適なのかも?な印象を受けました。
この辺りの検証は、もう少し時間が必要なので、購入してからまた見ていきたいと思います。
G2はVIVE同様にゴーグルに対して外部電源から電源供給が必要になったのですが、あらゆる調整でキレイに見えているのだなとも思います。
HPさんからは、ゴーグルに電源供給が必要になってしまいまして...とデメリットとして最初に説明を頂きましたが、普段VIVEを使用している身としては、電源数は同じなので違和感がありませんでした。なんなら外部センサー分のコンセントがフリーになります。
コントローラーのトラッキング性能はインサイドアウトの為、こちらはVIVEに軍配が上がります!使っているとロストしてコントローラーが違う向きをしているなどありました。
試してもらったスタッフの感想は、
・DPケーブルのロック機構が使いやすい
・コントローラーが持ちやすくなった
・フェイスカバーが取れやすい
・コントローラーのストロークが浅い…
・コントローラーのリング状の部分の付け根が柔らかい感じを受けるので耐久性が不安(今回ハプニングでHMDの後頭部あたりに付いてるケーブルフックを割ってしまいまして…余計に不安を感じていたりします...HPさん壊してゴメンなさい...)
DPケーブルのロック機構は僕も良いなと思いました!世の中には押せないじゃん!ってくらい硬いものがあったり、ロックが甘いものもあったりしますが、G2は流石一流メーカーの商品だ!って感じです。
コントローラーは持ちやすくなりました!以前のWinMRのものより握りやすいです!ですが、欠点もありまして、規格が変わってトラックパッドが無くなったので、ワイクウのコンテンツは操作ができないのです...
けど、これには解決法がありまして、旧世代のコントローラーを使えば良いのです。付属コントローラーは新規格ですが、旧世代のコントローラーもコントローラーとしてペアリングでき、ちゃんと認識してくれて問題なく使えるのです。
なので、今まで作ってきたSteamVR対応コンテンツもG2で体験する事ができるので安心しました。G2は購入予定ですが、旧世代コントローラーを探さないとなと新たな試練も…(初期のHP製WinMRを1台所有しているので1組はあります)
ワイクウのVRコンテンツはマルチプレイにも対応しているので、音声通話をVR内で出来るのですが、そちらも問題なく機能し、G2のヘッドセットはValve indexと同様に耳から離れているので快適でした!
ん~もっと色々試したい...けど時間が...

G2を写真でご紹介!
上から
・ゴーグル本体
・アダプター
・レンズ越しに撮影
・レンズ越しに撮影

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と、まだまだ色々試したいのですが、貸出期限が過ぎてしまいましたので、一旦返却する事にします!
また、お借りできる機会があれば、ArchicadやUnityも使ってみたいなと思っています。
G2は4月以降ですが購入したいと思います。(お借りしてみて、やっぱり良いぞ!となりました)
VRは筋肉だ!を卒業できるくらいに、この組み合わせは持ちは運びが楽になるので、G7も欲しいけど...そこまでは今は手がでませんw
HPさん、両機種をお貸しくださりありがとうございました!



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