4周年を迎えて
おかげさまで株式会社桑山瓦は4周年を迎えることになりました
これもひとえに皆様のご贔屓ご支援の賜物と感謝しております
スタッフ一同 皆様により一層のご満足を頂けるよう さらなるサービス向上に心掛け邁進してまいります
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます
2021年度は、昨年同様にCovid-19の影響を受けた状態で、年明けからは、またスケジュールが崩れるなど、そろそろなんとか...と思いも強くなるような状況もあったりなど、従来通りとはいきませんでしたが、少しずつ新しい様式に変化し共存に兆しも見えてきたようにも感じております。とは言え、まだまだ甘くはない状況が続いていますね。
この記事を読んでくれている方も、何かしら影響を受けているのではないでしょうか。
そんな中でも、オンラインを活用したイベント開催だけでなく、オフラインで少人数のイベントは開催できるようになってきていますね。
私も、昨年10月と11月にリンゴLiDARを愛する会を北海道のiwamaさんと共同でオンライン開催したり、3月にはワイクウ土木フェスと題した少人数でのオフラインイベントを開催するなど、意欲的に新しい事を学んでもいます。
5期目のワイクウーデザイン
昨年度は、三重大学様からの受託で開発したり、史跡復元BIMの普及で夏見廃寺跡で活動している内容が地元情報紙面に掲載して頂くなど、少しずつですが成果の幅が広がってきました。
スタッフ一人一人の意識も高く、今年度も更に高めていく所存です。
ワイクウで力を入れている、史跡復元BIMや史跡メタバース。
ここに注力しているのは、代表の桑山の想いが強いです。地元には何もないと言う人がけっこういますが、その中には実はすごく素敵な史跡があったり、魅力的な場所があったり、灯台下暗しで見えていない事も多々あります。
多くの人が観光で訪れる場所については、凄く調べて地元の人より詳しいなんて逆転現象も実は多いのも事実です。
その一因となっていると考えるのが、現在の地域学習の絞られた範囲しか習う機会が少ないという点です。それには物理的に区域外であったり、距離は近くとも県外であったりと様々な制約があるからです。
ですが、今の学区であったり市町村や都道府県は新しいもので、史跡の本来の繋がりを学ぶには狭い場合があります。そうした障壁を突破させる事ができるのが史跡復元BIMや史跡メタバースといったデジタル活用です。
デジタルデータを活用する事で、3Dデータで好きな角度から見て学んだり、従来なら行く事が出来なかった場所もメタバースに再現された空間に体験しに行く事も可能となります。従来の方法が悪いわけではなく、従来の痒いところに手が届かなかった部分を補っていければ、地元に詳しい人を育成していく事ができるのです。
現在、旅行に行く際にもインターネットで調べたりする中でも、SNSで繋がりのある人から情報を入手する事も多いですが、地元に詳しい人が増えれば、SNSで繋がりがある人が近くに来た際に紹介できる場所が増えていき、地方の魅力がよりアップしていくと考えております。
史跡復元BIMや史跡メタバースと言葉だけ聞くと敷居が高いと嫌煙される事も多々ありますが、現在ある資産をうまく活用していけば、多くない予算の中でも出来る事があります。
少しでも「ない」から「ある」にしていく事は、街を豊かにしていけると信じております。
ワイクウでは、そうしたお手伝いをしていけたらと思っており、今年度は今まで以上に、史跡関係に力を入れていこうと思っております。
スタッフの変化
今年度は、今の所、4名のアルバイトスタッフに在籍して頂いております。今年も1名が卒業し、計2名が社会人副業スタッフとなっており、2名とも元々学生時代からワイクウで働いてくれていた現在のワイクウを作ってくれたスタッフ達です。
全スタッフ、遠隔での作業が可能で、住む場所は今の所は国内に限っておりますが、インターネットに繋がり、セキュリティを担保できる場所(カフェ等からの遠隔作業は基本的に禁止しております)があれば可能です。
三重県名張市に拠点を置いているワイクウですが、三重県内のスタッフは...
0人です...
主力メンバーには、月に1度程度の出社をしてもらっていますが、遠隔作業時は、web会議ツール等で繋ぎ、いつでも気楽に質問等できる体制にしております。
何故、そうしているかと言うと、やはりコミュニケーションはとても大事で、意思疎通が疎遠になった際にミスが起こります。誰しもそれは起こります。web会議ツールで繋がっているとはいえ、基本ミュートです。必要な時に声をかけてすぐに繋がる環境を用意しているにすぎません。ですが、それだけでミスは減るので、有効な手段として現段階では採用しております。
感染症対策MR遠隔支援システム
昨年度は、三重大学様からの受託で開発しておりました、感染症対策MR遠隔支援システムが最後の成果でした。複数台のHoloLens2にPCから指示等を出せ、チャットでのコミュニケーション、シナリオやレントゲン等の画像データを送れる機能があります。
現在、このシステムをベースに史跡関係や建設関係向けにもしていっております。ご興味のある方は、お問い合わせください。
毎度ながらになりますが、ワイクウの語源は、ムエタイの競技前におこなわれるワイクルーという師に礼を示す儀式からとっており、伝統技術である瓦葺の職人だった私が常日頃から心がけている先陣を敬い後世に伝えていく姿勢と重ねた事からつけました。ムエタイには全然関りがない私ですが、世界中でそうした心があるのだと改めて感じ、屋号とする事にしました。
この言葉の通りに行動できているのか不安になる事もありますが、これからも大切にし、誰かを笑顔に導けるように行動していきたいと思っています。
昨年に続き、今年度も自由な移動は難しい面もありますが、精力的に動いていきます。ワイクウDAYも開催できたらと思っております。また、VRミートアップ三重も企画中です。22年度も全力でチャレンジしていきます!