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2023年にSteamで一番プレイしたゲーム ~ Valheim

Steamが教えてくれました。流石にFactorioかなと思ったら違いました。

Steam年間レビューハイライトより
上位三つで全体の94%わろた

ということでValheimの話をします。良いゲームなのでこれを見てやってください。


Valheimってどんなゲーム?

このスパイダーグラフで言うと「オープンワールドサバイバルクラフト」に該当するゲームです。一言で言えば、オープンワールドでサバイバルをするアイテムクラフトを重視したゲームということですね。「一言で言えば」と言いながら長くなりましたね。

yktnのプレイ傾向より

オープンワールドでサバイバルをするアイテムクラフトを重視したゲームと一言で言っても色々なゲームが想定されます。Valheimのストアページを見ると、もう少し詳しい説明が載っています。

バイキング文化にインスパイアされ、プロシージャル生成された広大なファンタジー世界を舞台にした、1〜10人用の過酷な探検サバイバルゲーム。オーディンの右腕として相応しい存在になるため、戦い、建設し、征服して行こう!

Valheimのストアページ

「バイキング文化にインスパイアされ」とあるように、北欧神話のモチーフがふんだんに用いられています。ゲームのタイトルの「Valheim」も"10個目の"世界の名前です(北欧神話では9つの世界があります)。プレイヤーキャラクターは戦士ValkyriesによってValheimへ運ばれ、Valheimに封じられているオーディンの宿敵である"見捨てられしもの“を倒し、Valheimを征服することを使命とします。

Valheimの魅力

美麗なグラフィック

テクスチャ処理によって描かれる情景豊かなValheimの世界は一見の価値があります。

Valheimのストアページのスクリーンショット
実際のプレイ画面のスクリーンショット
実際のプレイ画面のスクリーンショット
実際のプレイ画面のスクリーンショット

ゲームのサイクルが心地よい

先ほどは「オープンワールドサバイバルクラフト」の「オーディンワールド」部分の話をしました。次は「クラフト」の部分です。

Valheimに降り立ったプレイヤーキャラクターは、着の身着のまま、何も持っていません。地面から木の枝と小石を拾って簡単な石器を作り、それを使って木を切り倒して効率的に木材を調達して家を建てたり、襲いくる外敵であるグレイリングやイノシシに立ち向かいます。イノシシを倒すと肉と皮が手に入ります。この皮を使って簡単な弓を作り上げると、今度は鹿を狩ることができるようになります。鹿からはより良質な皮が取れ、それを使って作業台の設備を拡充して加工の精度を上げれば装備はより強くなり、最初のバイオーム平原の見捨てられしもの、エイクスュルも倒せない敵ではなくなります。エイクスュルを倒すと、その角からつるはしを作り出すことができます。つるはしを使えば、塊の石を割って小石にすることもできますし、平原の次のバイオームの黒い森にある鉱物を採掘することもできます。

……と言った具合に、今手に入るものをクラフトして、それを使って敵を倒して征服すると、新たな素材が手に入り、それをクラフトして、という連鎖が続いていくゲームです。つるはし以外にも、石器より強力な金属製の道具、海を越えて移動できる船、過酷な低温にも耐える防具、果ては魔法の力までその手に収めていくことができます。バイオーム毎に存在する見捨てられしものを倒すことができれば、技術進歩の歩幅はより大きくなります。

今あるものでどうやって敵を倒すか、手に入ったものをどう活用するか。そういった計画をずっと回し続けることができるのがValheimの魅力の一つです。

建築が楽しい

オープンワードでクラフトするようなゲームであれば、建築はメインコンテンツの一つであることが期待されます。Valheimもしっかりと期待に応えてくれます。しかも、オープンワードでクラフトするようなゲームにありがちな立方体を積み上げるような建築ではなく、多種多様な建築のための形状が用意されています。最小限の構成で組んでも豆腐ハウスにならずにちゃんと家になるのは本当に素晴らしいです。

建築用の形状の例

この建築も技術進歩によってどんどんと種類が増えていきます。最初は木造だけですが、金属を加工する炉を手に入れれば金属のパーツが使えますし、鉄を手に入れて石を自在に加工できるようになれば石壁を建築できるようになります。

建物には荷重の計算が行われ、木造パーツだけでは高さに限界がありますが、土台に石を使うとさらにさらに高くしていくことができます。

高層建築の例

このような大規模な建築は公式も推奨しており、「今月の建築」と題して開発ブログで紹介されています。

2023/12の「今月の建築」

「建築に凝りたい」という気持ちにどこまでも応えてくれるゲームです(どこまでもは言い過ぎかも)。

大規模な建築だけではなく、自分だけの作業場を作るような楽しみ方もあります。これもあれやこれや考えているとあっという間に時間が経ってしまう楽しい作業です。

自分だけの作業場の例

Valheimの難点

たまにしんどいサバイバルがある

「オープンワードサバイバルクラフト」の「サバイバル」部分がたまにちょっとしんどい時もあります。例えば、二番目のバイオームに登場するトロルは真正面から挑むと本当に強く、倒し方を知らないと秒殺されてしまいます。エネミーはバイオームの境界を踏み越えてくるので、平原でも近くに黒い森があるとトロルに遭遇することも珍しくはありません。

序盤のトラウマ、トロル

たまにしんどいアクションがある

アクション要素があるゲームで、たまにシビアなことを要求してきます。例えば、攻撃を弾くパリィは慣れないとなかなかできないこともあります。

クラフトが複雑

まあまあ複雑です。素材を手に入れて解放されるレシピを見ていけばわりと何とかはなりますが、詰まったら適宜攻略を見ていく方が良いかもしれないです。

終わりに

と言うことで今年Steamで一番プレイしていたゲームだったValheimの紹介でした。ウィンターセールで2024/1/5まで40%オフの1230円らしいので、この機会に是非。

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