詩NEW 「替え履きなしで海」

替え履きなしで海
作詞YKP
1.
瞬間で、泡となる言葉
キミを傷つけてしまうとは
氷じゃ刺さらないフリをして
推理小説のタネあかしみたい

歌うことよりシモベになった
アイツのことなど振り切って

海まで行って
替え履きも持たずに
ジャブンジャブン
するものだから
報われないね

灯台ともる静かな海で
雷より明るい月が光る

灯台ともる静かな海で
雷より明るい月が光る

2.
忘れてた、ことだけでホント
キミを悲しませてしまうとは
流鏑馬(やぶさめ)気取って素通りさ
冷たいよ悲しませた、アンタが悪い

願うことよりシモベになって
追い越してタネだけ抜いておく

海まで行って
替え履きも持たずに
ジャブンジャブン
するものだから
報われないね

灯台ともる静かな海で
雷より明るい月が光る

灯台ともる静かな海で
雷より明るい月が光る