詩NEW 「いつのまにかの秋桜」
いつのまにかの秋桜
作詞YKP
1.
昔のことさ、忘れてしまった
キミ燻(くゆ)らしたケムリが揺れた
明日のことはわからないけど
わからない夢は夢じゃないから
風が占うあの人は
みえない花を追っているのさ
着飾る季節、グレーの雲も
高くも低い宇宙(ソラ)を目指す
ふらりブラリ冷めた青に
ふらりブラリ乾いた彩(いろ)を
ふらりブラリ季節に促され
いつのまにかの秋桜か
2.
昔のことさ 恥ずかしいから
瞳 泳いだから 空を見上げた
明日のことは照れないけれど
みえない明日に 夢託すのさ
今を占うそのときに
傷口から溢れ出す堕ちる涙
晴れやかな日にグレーをリセット
高くも低い宇宙(ソラ)を目指す
ふらりブラリ冷めた青に
ふらりブラリ乾いた彩(いろ)を
ふらりブラリ季節に促され
いつのまにかの秋桜か
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