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詩NEW「わらび餅の首が据わるように」

「わらび餅の首が据わるように」
作詞YKP
1.
若い頃は、出来てなかった
行き当たりばったりでパッタリ
今も出来てるわけじゃないけど
あの頃に比べたら練習してる

キレて途切れて記憶が飛んで
一瞬で、終わっちまうけど
荒れて揉まれて褪せない言葉
一瞬が繋がるといいね

昔からの新しさで
宇宙に描いた小鳥のような
不確かで手に載せられるような

わらび餅の首が据わるように
わらび餅の首が据わるように

2.
長い間、やりきれなかった
流されるままのオール なっしんぐ
今でも出来ない勇気もないから
けど、少しずつは身になってる

溶けて落ちて掬って舐めて
甘い声がくすぐったいのさ
揺れて剥がれて何処かに貼られて
貼られたページの目撃者でいい

昔からの新しさで
宇宙に描いた小鳥のような
不確かで手に載せられるような

わらび餅の首が据わるように
わらび餅の首が据わるように

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