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笑いのカイブツ

舞台でも本でも美術や音楽でも、
すごいものに出会うと、切った傷口を合わせて血を交換したような気持ちになる。

ライ麦畑の崖っぷちで、誰かが落ちないように手を広げて立ってる人。

読んでたら「火の鳥」に出て来た彫刻家の我王のことも思い出した。
どれも年齢や国籍を越えて憧れる人たちだ。

僕も鳴らし続けようと思う。ラジオの雑音を。
喜怒哀楽のすべての感情が血管を通り過ぎる時のあのザーッという耳に触るノイズを世界に。

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