読書ログNo.2「頭のいい人が話す前に考えていること」
「頭のいい人が話す前に考えていること」(安達 裕哉 著)
2023.11.11読了
この本を読んだ目的、ねらい
仕事で思いつきで話してしまっている、行動してしまっていると思う機会が多いように感じていた。このタイトルに惹かれて、ヒントを得たいと思った。
読んでよかったこと、感じたこと
7つの黄金法則が提示されているが、その中で心に残ったものは以下の4つでした。
1.とにかく反応するな
3.人はちゃんと考えてくれる人を信頼する
4.人と闘うな、課題と闘え
5.伝わらないのは話し方ではなく考えが足りないせい
※ちなみに、「7つの黄金法則」は以下の7つです。
とにかく反応するな
頭のよさは他人が決める
人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する
人と闘うな、課題と闘え
伝わらないのは話し方ではなく考えが足りないせい
知識はだれかのために使って初めて知性となる
承認欲求を満たす側に回れ
1.とにかく反応するな
感情的になった人間が死に、冷静な人間は生きに残っていた。
感情的になったら、その時点で負け。
怒っているときは頭が悪くなる。
感情的にならないための技術は、以下の2つです。
①すぐに口を開かない
②相手がどう反応するか、いくつか案を考えて比較検討する
人間の思考には"早い思考"と"遅い思考"があって、"早い思考"は直感的な思考で、"遅い思考"は論理的な思考のようです。"遅い思考"を働かせるために、すぐに口を開かず、自分の発言で相手がどう反応するかいくつかのシナリオを比較検討する。
4.人と闘うな、課題と闘え
頭のいい人は、議論の勝ち負けではなく、議論の奥にある、本質的な課題を見極めようとする。
ちゃんと考えて話すというのは、"相手の言っていることから、その奥に潜む想いを想像して話す。
偉そうに話す人、失礼な人などに対してはつい闘いたくなるが、そうでは無く、課題(解決すべき事象)に意識を置くという点は心がけたい。
その他に心に残ったものとしては、
他人が話しているときに、自分が話すことを考えていないか
→よく考えてしまう。。。まさに"自分の言いたいことを考えながら聞く"をよくやっている。
→"相手の言いたいことを考えながら聞く"を心がける
この本を読んで、自分は今からにをするか
しっかりと相手のことを理解できるように、調べ考え、また相手の言いたいことを正確に理解できるように"傾聴"をする。
すぐに反応しない。アンガーマネジメントとも関係するが、直感的な反応を避ける。
3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
相手の状況を理解することを意識的にできるようになっており、直感的な反応をせずにしっかりと考えて対応できる。
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