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今、カメルーンの地に立って。

はじめまして。Yukikoです。JICA海外協力隊として、カメルーンにての生活が始まりました。これから、この地で生活する中で、感じたこと、考えたことをつらつらと綴っていきたいと思っています。

プロローグ

ずっとずっと夢だった青年海外協力隊として、カメルーンの地に立ち、約1ヵ月が過ぎようとしています。

この1ヵ月は、自主隔離期間、各種オリエンテーション、各種手続き、そして語学研修をこなしつつも、のんびりとした時間の流れ。

これが、”アフリカンタイム”なのかな。

心地の良い暑さと心地の良い時間の流れに、半年前まで一心不乱に働いていた自分が嘘のような気さえします。

これから始まるカメルーン生活。自分の目で見て肌で感じて、何を思い何を考えるのか、それがとても楽しみ。

合格から、ここに来るまで

協力隊に合格してから、カメルーンの地に降り立つまで、たくさんのことがありました。

本来は、あと半年ほどで、私は任期を終えて、帰国するはずでした。きっと今頃活動しながら、あれもやりたい!これもまだやらなきゃ!と焦っていたかもしれません。しかも、中米のエルサルバドルで。

2020年の始めに、全世界での混乱を招いた新型コロナウイルス感染症。

JICAの協力隊事業も、全隊員が緊急帰国措置をとるなど、大変な状況でした。

私も、訓練が開始する直前まで、行けるのか行けないのか…無理かもしれない…と思いながら、連絡を待っていました。

結果は、延期。2020年度の派遣は中止。というもの。

それにより、2021年度派遣が再開してから、それでもまだ行ける国、行ける人が限られる中、チャンスをいただき、今回、任国が変わって、カメルーンに来ることができました。

カメルーンでは、新型コロナウイルス感染症の気配すら感じません。気にして生活をしている人はほとんどいない気がします。もちろん、感染者がいないわけではないはずですが…

いつかインフルエンザのようになったらいいな…

それが、カメルーンではすでにそうなっているのかもしれません。

私と同じように、2019年度に合格をし、協力隊”合格者”として待機をしていながら、いまだに派遣が決まらずに待っている人たちがいます。

その人たちの分も、とは言えませんが、

来ることができたからには、今ここで自分ができることを精いっぱい楽しみながらやってやろう!そんな気持ちです。

今、カメルーンの地に立って思うこと

カメルーンでの生活がスタートした最初の2週間は、滞在するホテルの周りを歩くことすら怖くて、とても気を張っていた気がします。

明らかに目立つ”外国人”の自分、激しい車の往来、車優先かのような道路の横断、相手の表情が分かり兼ねない状況…

でも、カメルーンの人って、とても優しく笑うんです。

とても優しく「Bonjour!」って声を掛けてくれるんです。

道路を渡れないでいると、車のスピードを落として、渡っていいよって合図を送ってくれるんです。

「アフリカって危ない。」「アフリカだから、気を付けて。」

たびたび聞くけれど、そうかもしれないけれど、

でも、とても温かい人たちがいっぱいいる。

本当に、自分の目で見て、感じて、触れ合って、

そうすることで分かることってたくさんあるなぁと、今、思います。

これから始まる

私のカメルーン生活は、まだ始まったばかり。

むしろ、これから始まる。

来週には、首都のヤウンデを離れ、任地の街へ生活の拠点を移します。

そこでも、自分の目で見て、耳で聴いて、肌で感じて、

たくさんのことを考えて、過ごしていきたい。

そう思います。


不定期ではありますが、心のゆとりがもてたとき、自分の頭を整理したいとき、このnoteに、つらつらと、私の想い・感じたことを綴っていきたいと思います。

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