産院を選んだ理由

今回も、1人目の時と同じ、目白の聖母病院で出産します。

1人目出産の時、自宅からも職場からも近く、定期圏内で通院できて、食事が美味しくて、無痛分娩(聖母は和痛)可能な、高齢初産でも安心な産科に定評のある総合病院ということで調べて、
多少予算オーバーだったものの聖母に即決したのですが、結局逆子で帝王切開となりました。

とにかくまあ術後の痛みが辛くて、痛み止めもあまり効かず、夜中じゅうずっとのたうち回って呻きながら看護師さんを呼び出しては、
もっと強い痛み止めはないか、次の痛み止め投与までもうちょっと時間を短縮できないか、しがみつきながら頼み込んでは断られるというやりとりを繰り返し、
そんな状態でも出産当日夜から授乳トライがあったり、翌朝には歩かされたり、全く体が休まらないまま母子同室が始まるなど、なかなかスパルタな展開で、娘は娘でなかなか母乳を飲まず体重は減る一方で、
どんなに辛くて理不尽なことがあっても学校や仕事場では人に涙を見せたことのなかった私が、
入院中はポロポロ泣いてしまう状態。
看護師さんは、もちろん相性はありますがみんな親切でいい人だったにもかかわらず、
人に素直に頼れない自分の性格も災いして、早く退院したい…家に帰りたい…と毎日考えていました。

産後、他の病院で帝王切開出産した知人たちから、術後も麻酔入れたままで全然痛くなかったし、授乳の時だけ新生児室に行って後は暇だったから寝て過ごしたと聞いたので、
どうせ退院したら否応無しに頻回授乳で眠れない日が続くんだから、次回があったら入院中くらいは楽できる病院で産んでやる!と強く誓ったものでした。

で、いざ2人目妊娠が発覚して色々調べたら、
どこで産んでも痛い人は痛いし、痛くない人はそれほど痛くないそうで、
贅沢のレベルを上げていくと出産に100万くらいかかる産院ばかりヒットするようになり、
実際同じ日に聖母病院で緊急帝王切開で出産した人と話をした時に、
彼女の場合は術後の痛みも少なくて、気が向いた時だけ母子同室にしてもらって夜はぐっすりと至れり尽くせりで退院したくなかったくらいだそうで、
それなら勝手知ったる聖母病院でいいじゃないか!と、今回も同じ病院に決めました。

やっぱり、まず通いやすさは大事。
体調が良い日もそうでない日も、雨の日も炎天下の日も、出産直前まで健診に通い続けないといけないので、つわりの時期と腰痛に悩んだ時期、臨月あたりは近くてよかった…と思いました。

私の場合はバセドウ病もあったので、同じ病院の内科で参加健診と同じ日にバセドウ病の定期検査もやってもらえて、そこは総合病院の強みだなと。

これを書いている今は手術を待っている時間なので、まだ術後の痛みも産後の辛さもどうなるかわからないけど、
前回こうだったので今回はこうしたい、とバースプランで伝えやすくてよかったです。

もう一点、聖母病院の好きなところは、敷地内に大聖堂があるところ。
私も健診の合間によく足を運びましたが、
静寂に包まれて本当に心が落ち着く空間です。