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鬼ごっこってなんかわくわく

子どもの頃よく鬼ごっこしたという人は少なからずいるであろう。追いかけられるスリルってなんとも言えない楽しさってもんだろうか?そういうのを見てるのも結構楽しかったりする。

そういうのをバージョンアップさせたものが『Run for money逃走中』。賞金ゲットを目標にハンターに追われる逃走者の緊迫感や時折発令されるミッションのゲーム性がウケて、一時期は水曜22時にレギュラーになったほど。

YouTubeにおける鬼ごっこ企画なんてのも数知れずだだと思うが、その中で個人的にお気に入りなのが西園寺さんによる『日本の半分で鬼ごっこ』。第1弾では大阪から関西、中国地方、四国、九州を、第2弾で東京から関東、東北、北海道を舞台に西園寺さん率いる鉄オタの「逃走者チーム」と鉄道に詳しくない「鬼チーム」の2人ずつ二手に分かれ、鬼ごっこをする。公共交通なら陸海空なんでもありではあるが、逃走者は新幹線の時間制限や初期装備として鬼を止める「無敵カード」を持つ。鬼チームはタクシーを県境跨ぎでない近距離利用を可とし、「お助けテレフォン」で知識不足をカバーする。さらに、「〇〇へ上陸せよ」「温泉に入れ」などミッションも発令、鉄オタと非鉄オタという極端な対決構図ながらもハンデやアイテムで格差を縮めたルール作りで面白いものとなっている。さらに西園寺さんの知識から生まれるトリックの数々は「西村京太郎ミステリー」を彷彿とさせる面白さがある。

今度は新シリーズ『矛盾ほこたて対決』というのが開幕。鬼ごっこに宝探しの要素が加えられ、西園寺さんのホームグラウンドである大阪を中心に阪急電車、特急「くろしお」などの鉄道や「伊丹空港」こと「大阪空港」でトリックを披露して「盾」と呼ばれる追い手を欺きつつ、大阪の主要駅のロッカーに隠された「宝」奪取に奔走する姿はこれまた面白い。今後、どのように展開されるのだろうか期待したい。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。