見出し画像

夜の快速で敦賀へ

北陸新幹線敦賀開通まであとわずか。開通で区間が短縮されるサンダーバードやしらさぎといった特急を乗り納めしている人は多い。僕もやっているが、今回は乗車難易度が高く、本当に見納めになる特急を狙いに行く。その前に敦賀へ。京都から始発で行っても眠いので1泊する。

京都駅

駅でおうどん食べたら、京都駅の3番のりばへ。

快速(湖西線)敦賀行き

快速敦賀行きがやってきた。湖西線経由で8両中半分は近江今津で切り離される。

湖西線の快速は朝方の大阪方面と夜の敦賀行きの1往復だけ。新快速より停車駅を追加していることで区別される。夜の列車は休日が京都発、平日は大阪発、大阪から京都までは新快速として運転。逆も湖西線内は快速で京都から先は新快速となる。

車内

休日はガラガラ。通過駅があること、僕が乗ってる車両が途中で切り離すということもあってかなり少ない。平日は大阪から直通だし、かなり多いだろう。

おごと温泉駅

快速と新快速の違いは「おごと温泉駅」に止まるか否か。これ以外に違いはなく、車両は新快速用、最高速度130㎞/hだ。
駅の名前の通り関西屈指の温泉街だが、新興住宅地も多い。京都まで約30分、大阪まで約1時間という近場は住みよいことだろう。

フルスピードと音楽

堅田から近江舞子はフルスピードで駆け抜ける。『八月、某、月明かり』を聴いていると泣けてくる。

近江今津駅

近江今津駅までやってきた。この駅で後ろの4両を切り離す。前寄り4両「敦賀行き」へ移動。

サンダーバードに抜かれる。

特急の発車待ちも行う。快速と新快速はこの駅で切り離すついでに通過待ちも行う。「エース」と呼ばれる速さの新快速もここでは特急に最上位の格を見せつけられる格好だ。

近江塩津駅

近江塩津駅に着いた。この駅では特急「しらさぎ」が通過。13分に渡って停車する。

かなり時間があると分かっていろいろ撮影するとけっこうすごい光景。夜になると一層秘境感が増す。僕の故郷と比べ、家々の灯りは少ない。列車の音と真下の国道の音だけが響き渡る「滋賀の最果て」。ヨルシカの世界観に出てきそうな。

「しらさぎ」が通過する。敦賀より南にあるこの駅では新幹線開通後も特急の通過がたくさんある。

敦賀駅

約1時間半ちょっとで敦賀駅に到着。

着いたホームは「1番のりば」。「小浜線」専用であるから少し意外だった。入れ替えやホーム容量の都合で別の路線の電車がやってくる事例はけっこうあったりする。

ホテルへ

ホテルだらけの敦賀。
新幹線できたら大盛況かも?

今宵は東横イン。久々に泊まったが、チェックインがセルフレジみたいで、かなりラクになっていた。

部屋は敦賀駅を一望!新幹線開通前というのが惜しいが、ここもトレインビューホテルになるのだろう。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。