人生最高の誕生日

ご機嫌いかがでしょうか。Yukiです。

今回は「今年の誕生日が人生最高だった」という話をします。タイムリーではないのは承知ですが、ふと記事にしたくなったので綴ります。

奇跡が…

3月17日が誕生日の僕にとって、2020年は大学の卒業式と重なっていて、非常に嬉しく、みんなから誕生日と卒業のダブルお祝いをしてもらえるとワクワクしていました。

しかし、2月下旬、新型ウィルス感染拡大によって、政府はイベント等の自粛を要請。それによって、EXILE、Perfumeなどのライブが当日になって中止、近大や一部の公立学校も卒業式を中止にするなど、開催が危うくなってきました。それでも、わずかな望みにかけて、開催を望んでました。それから、開催1週間前にメールで連絡があり、感染拡大防止の観点から学部ごとの2部制、保護者、在校生の立ち入り禁止などの制限を設けた上で開催が決定しました。規模縮小とはいえ、やってくれるだけありがたいと思いました。

しかし、連絡から数日経つと事態は一変、今度は卒業式は完全に中止の連絡が…

二転三転した後の突然のことでショックでした。せっかくの「奇跡の卒業式」は幻となって消えてしまいました。得体の知れないものから守るためとはいえ、人生で1、2を争うぐらいに悲しかったです。

誕生日当日

2020年3月17日、「今年はぼっちだろうな」という寂しさがありましたが、何も無しは寂しかったので、四条河原町へ出かけることにし、カラオケで2時間「1人カラオケ」をしました。その後タワーレコードでせめての誕生日プレゼントとして、「Hump Back」のアルバムを購入しました。

まさかのサプライズ

帰宅して、ご飯を食べて、風呂に入った後、買ったアルバムをパソコンに取り込む作業をしていると、Instagramの通知が来ました。開いてみると、大学の女友達から「今から飲まん?」というお誘いが、迷い無しに「行く!」と返事し、すぐに自転車で猛ダッシュ、近鉄大久保駅前の「鳥貴族」へ向かいました。

店で合流して、席にいくと、別の女友達とかつてのゼミ仲間、絡んだことはないが共に顔見知りのという、謎の面々、誘ってくれた友達、そして僕の5人で飲むことになりました。

チューハイ、ハイボールを飲みつつ、あいみょんのライブに行けた話や他愛無い話などわちゃわちゃ楽しんでました。

さらに、開始から1時間後には「しまんちゅ※」と呼んでいる英語の授業で一緒だった友達を呼び出し、席に加わりました。彼はクセが強くて面白く、さらに楽しくなりました。

※名前の由来は瀬戸内の離島出身だから。コテコテの広島弁で千鳥の大悟さん並みのクセの強さがある。

その後

午前0時前後まで楽しみ、会計のとき、誕生日の僕は飲み代を免除してもらいました。

軽音部では小規模の飲みやごはんに滅多に誘われない僕にとってはありえないぐらいで嬉しいサプライズ。加えて、家族以外から盛大に祝ってもらえたのは人生で5本の指に入るぐらい印象的な出来事だし、卒業式が無くなった悲しみを全てぶっ飛ばされた感覚だった。

誘ってくれた女友達には大感謝だし、飲み代免除してくれたのも恐縮ながら、ありがたかったです。

とはいえ、この時期に飲み会は「不謹慎だ」と叫ばれても仕方がないことでした。(なお、実際に参加メンバーに感染者は出ていません。)

それでも、非常に楽しかったです。「禍い転じて福と成す」とはまさにこのことを言うのでしょうか。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。